我が家は土鍋でご飯を炊いています。昨年の秋に炊飯用の土鍋を買ってから、電気炊飯器を使ったことは一度もありません。
土鍋で炊くご飯には前から興味があって、ここ数年、ことあるごとにお店で良いものはないか探していました。でも、なかなか「これ!」というものが見つかりませんでした。ところが、昨年秋に、お気に入りの和食器ショップ「藍花陶房」で炊飯用の土鍋が発売されました!何年も買わずに迷っていたというのに、これを見たとたん、即効で購入しました。たまたま職場から電話してきたオットにこの話をしたら、「買ったら?」と同意してくれたので。夜には売り切れていたので、間に合ってホッとしました。
即断の決め手は…まず、形と色です。炊飯用の土鍋は、「ぽてっ」とした形のものが多いですが、これは「きりっ」としています。色も、普通のものはかさかさした感じですが、こちらは深みと艶があります。それから、大きさも我が家にぴったりでした。2合炊きです。うちは二人なので、本当にぴったり。家が狭いので、いくら「大は小を兼ねる」とはいっても、意味もなく大きいものは困るので、お手頃サイズでした。あと、ネーミングも良かった!「小丸ちゃん」。値段は3500円でした。2合炊きですが、試してみたら、2合半も大丈夫でした。


さて、我が家の炊き方です。お米1合に対して、水1カップ(200cc)。写真では2合炊いているので、水2カップ。お米を研いだら、小丸ちゃんにお米と水を入れ、1時間ほど浸水させます。
炊き始めは強火です。内ぶた、外ぶたをしたまま、火にかけます。2合なら、9分ほどで、左の写真のように沸騰して水がわーっと出てきます。炊飯用として縁が高く作られている土鍋でないと、水があふれてしまいます。
こうなったら、弱火にして9分。お米の量がもっと少ないなら、時間も短めにします。1合なら7分くらい。弱火にしても、最初は写真右のように、ぶくぶくいっています。


でも、2・3分たつと、左の写真のように静かになります。このまま時間まで放っておきます。時間が来たら、最後に2・3秒強火にして、火を止めます。ふたをしたまま10分ほど蒸らします。
右の写真は蒸らし終わったあと。おいしく炊けました!ご飯がひとつぶひとつぶ立っています。
最初は難しいかもしれませんが、3回ほど炊けばマスターできます。手間も、たいしたことはありません。
おいしいご飯を食べるには、お米も大切。我が家は「らでいっしゅぼーや」のお米倶楽部に入っていて、毎月、胚芽米を5キロ買っています。
追記:この記事、藍花陶房のホームページでもご紹介いただきました。「お気楽デジカメノート」3月16日のところです。