クライ・ムキのLaLaLaロックミシン・ソーイング
洋裁を始めるまで、その存在すら知らなかったロックミシン。でも、洋服を縫うようになるとすぐに欲しくなり、1年後には思い切って購入しました。
ロックミシンを購入するときは、新宿ミシンへ直接足を運びました。現物を見たのはそれが初めてでした。買ったはいいものの、使いこなせるか心配だったので、折良く出版されたこの本を買ってみました。クライ・ムキさんといえば、「ピチ」でもなじみがあったので、迷いませんでした。
結果としては、私が持っているソーイング本で、一番使っていないのがこの本です。ほとんど開いたこともありません。というのも、結局私はmplのラグランカットソーを縫う以外は、純粋に布端の処理にしかロックミシンを使わないからです。この本で紹介されているようなロックミシンの様々な「技」は必要がないのです。私がこの本で学んだのは、ロックミシンでカットソーを縫うときはまち針ではなくクリップを使う、ということくらいです。
この本では、ロックミシンを使って縫ういろいろな服が紹介されていますが、私はもっぱらmplとアネージコットンのパターンを使って服を作るので、多分、この本のパターンを使って服を縫うことはないと思います。それから、布帛の本縫いもロックミシンだけで縫う方法が紹介されていますが、それで強度は大丈夫なのか、私にはよく分かりません。
ただ、もし今後私がロックミシンに目覚めたら、この本はとても参考になると思います。この本には、「ロックミシンでこんなこともできるのですよ」という情報がぎっしり詰まっています。
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はじめまして、uauさんのBlogからこちらを知り、時々見させていただいてます。
テーラードジャケット、すごいですね!
私は文化服装の通信をやっていて、先日ようやくテーラードジャケットを提出したところなのですが、通信をやっていなければ一生手を出さなかったと思うくらい、面倒でした。
とってもきれいに作られているので、いつも見とれています。
私もこの本を、ロックを買ったときにわざわざ注文までして手に入れました。
が、使えない本ですよね・・・
型紙も参考にならないものばかりです。
今は、佐藤貴美枝の「ニットソーイング」をアレンジして使っています。
投稿: オリーブ | 2004.02.16 11:56
オリーブさん、こんにちは。
実は、オリーブさんのブログには時々おじゃましていました。
でも、ソーイングサイトがあるのには気が付かなくて、今回初めて拝見しましたが、ニットソーイング、たくさんなさっていますね!
でも、やっぱりこの本は使えないのですね…
どうせなら佐藤貴美枝の「ニットソーイング」を買えば良かったと後悔しています。
オリーブさん、通信もなさっていて、自分で製図もできて、本格的ですね!
私は製図はまったくできず、それを習得しようという根性もなく、mplとアネージコットンのパターンオンリーです。
ほとんど、プラモデル感覚でパーツを組み立てています。
テーラードジャケット、mplがなかったらとても無理でした。
このパターンと説明書、素人でも作れるように良く工夫されているんだろうなあ、と感心しました。
オリーブさんのジャケットも楽しみです。
投稿: snow-yuki | 2004.02.16 14:17