明日から新年度
今日で今年度も終わりです。私は今日、この数ヶ月ずっとかかりきりだった仕事が片づいたので、ようやくソーイングの時間が取れそうです。もう2ヶ月ミシンを触っていません。縫いたいものがいっぱい。そして布もいっぱい。今は、5月にある友人の結婚式に着ていく服を縫うかどうか思案しているところです。でも、私の仕事は4月がトップシーズンです。1年で一番拘束時間が長いです。多分、あまり縫う時間はないでしょうね…。
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今日で今年度も終わりです。私は今日、この数ヶ月ずっとかかりきりだった仕事が片づいたので、ようやくソーイングの時間が取れそうです。もう2ヶ月ミシンを触っていません。縫いたいものがいっぱい。そして布もいっぱい。今は、5月にある友人の結婚式に着ていく服を縫うかどうか思案しているところです。でも、私の仕事は4月がトップシーズンです。1年で一番拘束時間が長いです。多分、あまり縫う時間はないでしょうね…。
圧力鍋は結婚してすぐに買いました。それまで、見たことも触ったこともなかったのですが、これを使えば料理がスピードアップできると思ったので。私が買ったのはフィスラー 圧力鍋 ロイヤルシリーズ4.5Lです。2人には大きすぎたかな、とも思うのですが。
今は買った当初ほどは使っていませんが、これがあると料理の幅が広がるのは確かです。鶏の骨付きもも肉でブイヨンをとったスープも、これがあれば手軽に作れます。圧力がかかるまで(これは意外と時間がかかります)+決まった時間火にかければ、あとは圧力が下がるまで放っておけばいいので、ずっとつきっきりになる必要がありません。
圧力鍋がなければ、多分絶対作らなかったのがミートソース。圧力鍋を使えば、本当に簡単に、おいしく作れます。私は付属の「圧力鍋のかんたんクッキング」を見て作っています。これをもとに、ニンニクや、セロリや、ハーブをプラスして。一度にたくさん作れるので、小分けにして冷凍しています。
ところで、スパゲティを載せているお皿は
おかずのうつわ屋・本橋で買いました。青白磁角皿です。大1枚中2枚のセットを買ったのですが、とても気に入ったので、あと大を1枚、小を2枚買いたいと思っています。本当は、この青白磁シリーズ、全部揃えたい…。
私が栗原はるみさんにあこがれていたのは1年ほど。当時は「すてきレシピ」も買っていました。それぞれの特集が気に入ったということもありますが。とくに「手作りポン酢しょうゆ」が良かったです。
この雑誌は本当に写真がきれいです。構成も洒落ています。「こんなすてきな暮らしをしてみたい」と思わせる記事が満載です。私もそう思って買いました。これを読んで、料理やインテリアや掃除に、もっとやる気を出そうと。
ほんと、この本を眺めているときは「もっとインテリアを何とかしよう、掃除もちゃんとしよう」と思うのですが、本を閉じたとたん忘れてしまいます。最近では、「栗原はるみさんは家をすてきに飾ってみせるのが仕事なんだもの、私の仕事は違う」と、あきらめを通り越して開き直り気味。それではいけないのですが。
結局、この本で私にとって役に立つのは料理のページだけです。あんなリッチな海外旅行は縁がないし、あの頻繁なリフォームもどうかと。それで、料理本として考えたら、この雑誌は値段のわりに内容が薄いです(当たり前ですが)。各号を買うよりも、あとで出版される、この雑誌の料理レシピをまとめた本を買う方がずっとお得だと気が付いたので、もう、この「すてきレシピ」を買うことはないと思います。それでも、最新号が出るとぱらぱらと見てしまいますけどね。
実家にいた頃はよくお菓子を作っていたのですが、ひとり暮らしを始めて以来、まったく作らなくなりました。でも、ふと「たまにはお菓子も作りたいな」と思って買ったのがこの本です。どれも身近な材料で気軽に作れそうですし、何しろ写真がきれいで、とってもおいしそうに見えたのです。買ったのは出版されてすぐ。もう2年間も持っていることになります。シフォンケーキ、スコーン、マフィン、スポンジケーキ、クッキー、プリン、ドーナッツ、バターケーキ、おやつパンと、一通りのものは載っています。
ですが、結局、この本を見てお菓子を作ったことは一度もありません!結局、作ったとしても、私のオットはこの手のお菓子はあまり食べないので、いまいち張り合いがないのです。私も、なるべくお菓子は控えた方がいいし…。
それから、ウーさんに教えていただいた「おやつ堂」が気に入ったから、というのもあります。ここのレシピの数はすごいです。そして、「おうちで作るお菓子」には、こちらの方が合っているのです。材料も、分量も、甘さ加減も。「焼きっぱなしのりんごケーキ」、簡単でおいしいです。私は全粒粉でも作ってみました。
でも、スコーンは栗原さんの方がおいしそうなので、試してみたいと思っています。
栗原はるみさんの本の中でも、一番根強い人気を誇るのはこれでしょう。もう10年以上前に発売された本なのに、書店では平積みになっているのを見かけますし、amazonでもその人気の高さが伺えます。私も、一時期、栗原はるみさんにはまっていたときに買いました。ほんの一時期ですけどね。
この本、栗原はるみさんの本の中では、一番無難なのではないかと思います。料理もけっこう普通で、変にひねっていないところが好感が持てます。載っている料理はいろいろ試しましたし、まだまだ作ってみたいものも残っています。
作った中でおいしかったのは、なすの揚げ煮と揚げ豚のごま味噌がらめ。めんどくさいので、めったに作りませんが。定番になっているのは即席漬け、にんじんサラダ、ハッシュドブラウンポテトです。
ただ、ウーさんもおっしゃっているように、栗原はるみさんの味付けは全般的に濃いです。そのまままともに作ったら、多分大変なことになるレシピもありますので、適当に差し引いた方が良いと思います。私は、調味料の割合だけ参考にしています。クリームも使いすぎな気が。それから、「鬼の敵のように作った」というミックスピクルス。砂糖の量がすごすぎます。怖くてこのレシピでピクルスを作る気は起きません。
この本、うつわも素敵です。器が良いと、料理もいっそう映えますね。
多分、私たちの世代なら誰もが一度は通る道「栗原はるみさん」。私も通りました。そして、これは私が初めて買った「栗原はるみ本」です。
手作りのたれ・ソースを常備して、毎日の料理を楽しく、楽にする…これぞ、賢い主婦業の第1歩ではないか、ということで購入しました。この本には15種類のソースと、そのソースを使った数々の料理が、美しい写真と一緒に紹介されています。おまけに、巻末には「きのこのおかか煮」や「ソースそぼろ」など「おいしい素」まで載っています。この本をフルに活用したら、料理のレベル・スピードアップ間違いなし、と思ったのですが…。
どうも、私は「たれ」を作り置きして、それを使って料理するという方法が向かないようなのです。結局、たれは使い切れず、捨てることになってしまいます。うちは2人家族のせいかもしれませんが、その都度、調味料を合わせた方が効率がいい気がします。
でも、この本のたれはおいしいです。ねぎオイルは便利ですし、万能しょうゆ、レモンソースは何度も作りました。ただ、「電子レンジで作るたれ」は試しませんでした。私は、電子レンジ調理には抵抗があります。電子レンジは、なるべく使いたくありません。まあ、ここに載っているたれも、電子レンジを使わないで作ればいいだけの話ですが。
それから、この本のたれは日持ちしないものが多いです。これも、私がこの本を使わなくなった原因でしょう。
でも、ブリステーキのソース(95ページ)はよく作ります。これは、魚のソースとしてとてもおいしいです。ただ、私はレモンソースはただのレモン汁か酢、万能しょうゆはただのしょうゆにして作っています。あと、大根サラダ(105ページ)も定番メニューになりました。
ところで、私は「通販生活」で「塩田ミチルのたれ・ソースボトル」も買いました。これも今は全然使っていません。作ればおいしいことは分かっているのですが。
私はもともと漬けものは興味なく、ましてや自分で漬けてみようとは思ったこともありませんでした。でも、結婚して、オットが漬けもの好きなことが判明し、「それなら作ってみようか」と思って買ったのがこの本です。
私にしてはめずらしく、料理研究家本です。松田美智子さんはNHKの「今日の料理」にもときどき出演なさいますが、きちんと料理を勉強している方だということがとてもよく分かります。感じもよくて、「こんな人に料理を習ってみたいな」と思います。
さて、この本、漬けもの初心者の私にはとても役に立ちました。コールスロー、サヴァークラウト、マリネなどの洋風漬けものから、キャベツとキュウリの即席漬け、かぶの即席昆布漬け(これはオットが好き)などの和風漬けものまで、この本を見ていろいろ作っています。なかでも、定番は白菜漬け。ゆずの季節になると何度も作ります。簡単なのに、おいしくて、日持ちもして、白菜もたくさん消化できてと良いことずくめ。それから、写真に写っているみそ漬けもおいしいです。ニンニク風味の味噌床に野菜を漬け込むのですが(ぬか漬けのように)、これはおいしいです。ついでに、この味噌を使った豚汁もおいしいです。今は味噌床作っていないけど、また作ろうかな。
ところで…「さっぱり福神漬け」と「変わりゆず大根」、どうしようもなくしょっぱいのですが。とくに福神漬け。「家で福神漬けができるなんて!」と喜んで作ってみたのですが、食べられないくらいしょっぱいです。私はそれ以来一度も作っていません。
それにしても、料理研究家の本って本当に美しいですね。ベターホームシリーズとは全然違います。
おいしいでしょ、お漬けもの(1000円)
私は魚料理が苦手です。魚をおろすのも抵抗があります。目が怖い…。第一、もともと魚を食べること自体が苦手で、刺身なんて長いこと食べられませんでした。「今日の夕飯は刺身」というときは、仕方ないのでご飯と納豆を食べていたものです。あの、生臭さ、どろっとした感じが嫌いでした。刺身を食べられるようになったのは、北海道に行ってから。あちらのお魚はおいしいです!絶対食べなかった生寿司も、ウニも食べるようになりました。
でも、さすがに結婚してからは、「魚はいや」とも言ってられず、何とかならないものかと思って購入したのがこの本です。とりあえずは、信頼できるベターホームシリーズを買おうということで。
…結局、この本、ほとんど活用していません。私の魚生活はらでいっしゅぼーやの「切り身くらぶ」でまかなっているので。この本、魚別の調理法の他に、巻末にはいろいろな魚をまとめて使った料理として、刺身、すし、鍋、それから一夜干しや薫製(!)の作り方も載っていて、「楽しそうだな~」とは思うのですが。とはいえ、魚料理が凝縮された本なので、いずれは役に立つと思います。
らでぃっしゅぼーやには準定期品としていろいろな「○○くらぶ」があります。肉、野菜、魚など、それぞれのテーマに沿った食材が月1回届くというものです。以前挙げた「お米倶楽部」もそのひとつですが、我が家はほかに「切り身くらぶ」も利用しています。2人暮らしなので、小コース(2人用)。1セットに7種類の魚(それぞれ2人分)が入り、2257円。一切れ160円くらいなので、けっしてお高くはないのではないか、ということで始めました。もう1年以上続けています。
これは本当に便利です。冷凍で届くので、2ヶ月くらい保存でき、必要なときに解凍すればいいので、忙しくて買い物に行けないとき助かります。おまけに、どれもおいしい!いつも、オットと「おいしいね」と言って食べています。
この切り身くらぶには、それぞれの魚のレシピが付いてきます。これが良いのです。「えっ」という料理もあったりするのですが、だまされたと思ってやってみるとおいしいのです。私は、届いた魚は、このレシピ通りに調理するか、ただの塩焼きにするか、スープや鍋の具にしています。単純計算で、これで週2回分の魚はあるので、あとは干物か刺身を買ってくるくらい。魚料理が苦手な私には大助かりです。
らでいっしゅぼーやをとっていらっしゃる方、「お魚アラカルト切り身くらぶ」はお勧めですよ。
これも、私がよくお世話になる本です。1月から12月まで、各月8個ずつ献立が載っています。それぞれの献立には、メインディッシュ1品、副菜2・3品、汁物がありますので、トータルすると紹介されいる料理はかなりの数になります。おまけに、巻末には作り置き用の合わせ調味料や、常備菜も載っています。
内容は、和洋中さまざま。肉じゃが、餃子、ハンバーグなどの基本料理から、牛タンとセロリのまるごと煮やテリーヌなどパーティー料理になりそうなものまで、本当にバラエティ豊かで、見ているだけでも楽しい本です。これ一冊あれば、たいがいの家庭料理は作れると思います。ベターホームシリーズの中では、けっこう豪華で手が込んだ料理が中心といえる本でしょうか。でも、簡単な漬け物など、ちょちょっとできるサイドディッシュもちゃんと出ています。月ごとになっているので、季節のものをどう食べようかな、というときにも役立ちます。
でも、一番便利なのは巻末の素材別・料理別索引。素材別は肉、魚、豆腐、乾物、野菜、料理別はご飯もの、汁物、鍋物、デザートとなっていますので、私はこちらを見て作るものを決めることが多いです。
洋裁を始めてから知った「アイロン定規」。家庭科では教わることがなかった、目から鱗の便利グッズです。
よくソーイング本では「カレンダーやストッキングの台紙などで作りましょう」となっています。私もはじめはストッキングの台紙で作っていましたが、紙にアイロンを当てるというのはどうしても抵抗があって、燃えるのではないかと心配で安心してアイロンをかけられないので、クライ・ムキのアイロンスケールを買いました。私はNHKの「おしゃれ工房」を通して購入しましたが、吉祥寺ユザワヤでも同じ商品が売られていました。また、ユザワヤでは、他にも似たようなアイロン定規が売られています。
他の市販のアイロン定規を使ったことがないので何とも言えませんが、使い心地は「こんなものかな」という程度です。とりあえず、布なので安心してアイロンがかけられます。それから丈夫。紙で作っていた頃は、すぐに黄土色になったり、反ったりして、作り直さないといけなかったので。
私は、よく使う7mmと1.2cmのところにも、ボールペンで線を引いています。でも、このアイロンスケール、けっこう厚みがあるので、これにあわせて折ると厚み分が加わって正確にはなりません。この厚みも考慮してちょっと控えめに折ればいいのでしょうが、面倒なので私はそのままやっています。できたら、もっと薄くて、もっと大きいといいのに、と思っています。
左右のカーブはポケットの縫い代を折るのに便利、となっていますが、私は使ったことがありません。ポケットは、MPLの説明書にあるように、それぞれボール紙で型紙を作って、それにあわせて縫い代を折っているので。私にとってはこのカーブは無用です。でも、本当はいい利用法があるのかも。このカーブを使いこなしている方がいらっしゃったら、教えていただきたいです。
このアイロンスケール、実はダーツを縫うときにも使っています。チャコペンが引けないような素材・色の生地のときは、ダーツ先とダーツ終わりにこのアイロン定規を当てて、それをガイドにミシンがけをしています。厚紙をあてればいいのですが、これだと滑らずに、うまくいくような気がするので。
3月11日放映の「どっちの料理ショー」はデニッシュとハニートーストの対決。勝ったのはデニッシュでしたが、そのデニッシュの「おいしい応援団」に出てきた「ル クール ピュー」は、うちから歩いて15分くらいのところにあります。さっそく、紹介されたデニッシュを買ってきました。
このパン&ケーキ屋さんはお気に入りで、ちょくちょく買っているのですが、デニッシュは初めて。食べてみると、かなり生地がしっかりしています。お菓子というよりはパン、という感じ。これはこれでおいしいのですが、デニッシュは軽い方が好みの私には、ちょっと向きません。
それは別にしても、このお店に行くなら、デニッシュよりも他のパンの方がお勧めです。ここのパン、具は何もない、シンプルなものなのがメインで、パンそのもののおいしさが堪能できます。私は、「下手なパン屋で買うより自分で焼いた方がよっぽどおいしい」ということで、いつもパンはリーガル ブレッドメーカーで焼いて、あまり買わないのですが、「ル クール ピュー」のパンはさすがにブレッドメーカーを遙かに超えているので買う価値があります。中のしっとり感が格別です。
それから、ここはケーキもおいしいです。誕生日のケーキ、買いたいのに買えなかったのもここです。甘さ加減がちょうど良くて、小さいけれど満足感があります。
ところで、「ル クール ピュー」の「おいしさ」を本当に味わうには、ランチが一番です!ここは、平日2時半まで日替わりランチをやっているのですが、価格と内容が良心的。800円(くらい)で、パン(食べ放題)、カップスープ、ワンプレートディッシュ(サラダ、肉料理、リゾットなどの付け合わせ)、デザート、紅茶/コーヒーです。どれもちゃんとした料理で、味付けも絶妙です。女性なら、かなりお腹いっぱいになるはずです。パンは、お店で売られているものがそのままかごに盛られていて(種類も豊富!)、好きなだけ食べられるのですが、どれもひとつ100円以上しますので、これが食べ放題とはかなりお得です。デザートも、お店の商品と同じ物が使われているようです。
ランチはいつも女性客でいっぱい。男性が1人で入っているのは見たことありませんね…。難点は、席があまり無いので、場合によっては待たされること(最近いろいろな番組で取り上げられたので特に)、料理もけっこう待たされるので(しかも、コースとしてくるので余計時間がかかります)、急いでいるときはやめた方がいいです。
荻窪駅南口から歩いてすぐです。荻窪でランチをする機会があるときは、ぜひどうぞ!
追記:今日、久しぶりにランチを食べてきました。正直がっかりでした。内容がものすごくお粗末になっています。パン食べ放題、スープはなくなって、ワンプレートにパン三つ、レタス(ドレッシングなし)、肉5切れ程度、大根の煮物二かけ、トマトソースが載っていて、あとはデザート(本当にちっちゃなケーキ)、飲み物。値段は変わらず。もうお得感はありません。味も前の方がよかった気がします。私はもう人には勧めないし、自分でも行きたいとは思いません。(2004.12.19)
訂正:もしかしてと思って、今日ついでにお店の前を通って、メニューを確認しました。そしたら、ちゃんとスープ、パン食べ放題、メインディッシュ、デザート、飲み物、とコースになっていました。どうやら、日曜日と平日とではランチの内容が違うようです。おとといは日曜日だったのでお粗末だったのだと思います。値段は同じですが。
というわけで、ランチに行くなら絶対平日です!それにしても、内容に差がありすぎ…。(2004.12.21)
私はらでいっしゅぼーやの会員です。らでいっしゅぼーやからは毎週8種類くらいの野菜が届きますが、すべておまかせ。自分で選ぶことはできません。このため、来た野菜、残っている野菜から、「この野菜があるから、これを作ろう」というふうに料理を決めます。
そこで、野菜を中心にした料理本があると便利だな、と思って買ったのがこの本です。野菜ごとに料理が載っているので、「この野菜で作れるものは?」というときに役立ちます。ベターホームらしく、それぞれの野菜の説明もついています。野菜をたくさん食べたいけど、どうも料理にバリエーションがない、という方にお薦めの本です。「キャベツがたくさんあるけどどうしよう」「白菜がたまっているけどどうしよう」「この野菜、どう食べたらいいの」というときにも役立ちます。
この本、あまり見かけない野菜も載っています。アルファルファ、エンダイブ、チコリ(これはけっこうメジャーになりましたが)。極めつけはビーツ。日本で、普段ビーツを食べる方はどのくらいいらっしゃるのでしょう?缶詰ならけっこう安く手に入りますが、生はあまり売っていないし、あったとしても高い。デパートで、1個500円で売られていたと聞いたことがあります。この本には、そんな生のビーツのゆで方も載っています。400gなら60分かかるそうです。でも、ビーツっておいしいんですよね。ゆでたものを輪切りにして、マヨネーズをかけるだけで本当においしい。日本でメジャーになってくれないかな、と思っている野菜です。
大学卒業後、ひとり暮らしを始めたときに買った本です。ひとり分を作るのに便利かな、と思って。
最初に、ひとり暮らしならではの食品の保存方法、そろえたい調理器具、調味料について説明があります。あとは1月から12月まで、それぞれ8個献立が載っています。そして、各月の最後の2ページには「すぐに作れるもう1品」が12種。これ1冊に、実はかなりいろいろなメニューが詰まっています。
特別な材料を買うことなく、気軽に、簡単に、おいしくできる料理を、という配慮がなされているので、ひとり暮らしのとき、この本にはとてもお世話になりました。そして、今もお世話になっています。
というのも、そのまま材料を2倍にすれば夫婦二人分の料理になるからです。1人分を2人分に直す方が、5人分を2人分に直すより楽です。そして、「簡単に、その辺にある材料で、おいしく」というのは、いつでも助かるもの。
この「簡単に、おいしく」ということで、この本にはそのためのテクニックがさりげなく盛り込まれています。例えば、クリームシチュー。普通の料理本ですと、ホワイトソースは別に作り(ダマにならないよう注意して!)、あとからスープに加える、となっています。この本は違います。最初に具をバターで炒め、そこに直接小麦粉を振り入れて混ぜ、スープを加え、最後に牛乳を入れます。これで、鍋一つで、絶対ダマになることなく、とろみのあるシチューができます。小麦粉が具にからみついているおかげです。私は、グラタンのホワイトソースもこのやり方で作っています。絶対、失敗しません。
こんな風に、ちゃんとしたものが出来上がるけれど、手順は簡略化されているので、「ひとり暮らし」でない人にとっても、料理のヒントがたくさん詰まった本です。私は、実は主婦にこそ役立つ本なのではないかと思っています。
すっかりブームは去ったカスピ海ヨーグルト。我が家は今も続けています。義母にヨーグルト種をもらったのが2002年夏、もう1年半以上食べ続けています。
ご存じの方も多いでしょうが、このヨーグルト、低温で発酵するから作るのが楽です。私は、コップ一杯のヨーグルトと牛乳パック1本で作っています。両方ビンに入れて、かき混ぜて、ティッシュペーパーをかぶせて放っておくだけ。あとは、傾けても表面が動かなくなったら冷蔵庫に入れ、最初に食べるときに全体をかき混ぜます。
牛乳は、近くのスーパーで売っているこの牛乳を使用。無調整で、一番安いから。いちど、「ちょっと贅沢をしてみよう」とらでいっしゅぼーやの「ごっくん牛乳」を使ったら、うまく固まりませんでした。
このヨーグルト、酸味が無くて、クリーミーで、好みの味です。朝、これにジャムやはちみつを入れて食べています。それから、カレーとか、ドレッシングとか、料理にも使いやすいヨーグルトです。
今でもカスピ海ヨーグルトを続けている人って、日本にどれくらいいるのでしょう?
ボタンホールを外にお願いするということを初めて知ったのは「ワタナベコウのクイックソーイング スカート」です。この本、今はもう持っていないので(ソーイング本としてはあまり役に立たないので売りました)正確な引用はできませんが、ボタンホールは外にお願いするという方法もあること、工場で開けてもらうボタンホールは、家庭用ミシンでは考えられないくらいきれいないこと、大型手芸店ならこういうサービスをやっているところがあることが書いてありました。どうやら、コートやジャケットなど、ボタンをはずして着ることが多く、ボタンホールが目立つ服は、ボタンホールを外注する方が良さそうでした。また、アネージコットンのパターンメイキングメモにある「3023 総裏付きコート縫製手順」でも「釦ホールはホールやさんへ出す」となっています。
大型手芸店といえば、新宿オカダヤ。まだ、コートやジャケットを作る予定はないけど、今後のためにということで、洋裁を始めてまもない頃、行ったついでに聞いてみました。新宿オカダヤでは、ボタンホールは生地館の「ママのリフォーム(確かそんな名前)」で扱っています。そこは、ボタンホールの数ではなく、一着いくら、となっていました。正確な値段は覚えていませんが、ハトメだったら1着1000円前後だったと思います。ただ、ボタンホールの印付けは自分でしてこないといけませんし、見返しと表地がずれないために、ボタンホールのところをミシンで2・3針縫っておいた方がいい、と言われました。
ボタンホールを本当に頼む必要が出たのは、MPLのコートを初めて縫ったときです。でも、新宿まで行くのは面倒なので、近くにそういうサービスをやるところはないか、探すことにしました。電話帳で、「洋服店(注文服)」のページを開き、歩いていけるお店に片っ端から電話しました。ボタンホールを開けるサービスはあるのか、あるならいくらか。ただ、この項目に載っているのは手縫いのテーラーがほとんどで、ボタンホールも当然手縫い。そして、どこもそういうサービスには乗り気でないようでした。開口一番断られるか、一応やりますとはいっても、あまりやりたくなさそうか。値段もまちまちで、ボタンホール1個400円だったり、1000円(!)だったり。
そんな中、気持ちよく引き受けてくださったのが、今お願いしているところです。ここは、レディース専門で、ミシン縫いです。私の家から歩いて10分もかからないところにあります。ボタンホールは徳島の工場で開けているから、自社の製品と一緒に送ってくれるとのことでした。ちなみに、コートやジャケットのボタンホールを開ける機械が置いてある工場は、そんなに多くないそうです。
ここにお願いすると、自分でボタンホールの印を付ける必要もなく、服とパターンとボタンさえ渡せば、ボタンホールとボタン付けをやってくれます。「ボタンホールの印は自分で付けてこないで。素人には難しいから」と言われました。そんなわけで、全部おまかせ。「ボタンホール+ボタン付け」がセットで、1個につき400円。探せばもっと安いところがあると思うのですが(国分寺には、1着600円でやるところがあると聞いたことがあります)、近い方が何かと便利なので、ここにお願いしています。
でも、正直、ボタンホール代はかなり痛いですね…。ただ、コートやジャケットは材料費・労力がかなりかかっているので、「最後に失敗したらすべてが水の泡」ということで、必要経費と割り切っています。
それでも、自分で上手に手縫いのボタンホールが作れれば、かなり節約できるのに、といつも思います。手縫いのボタンホールのやり方を説明している良い本、そしてパターンを当ててボタンホールの位置を決めるコツ(これ、すごく苦手です)を知りたいです。
料理本で一番私が信頼しているのは、ベターホーム協会のシリーズ本です。地味ですが、奇をてらうところが無く、堅実で、レシピ通りに作れば必ずおいしいもの、きちんとした味のものが出来上がります。多分、巷では料理研究家本の方が人気があると思いますが、ああいうのは、それぞれの先生の個性が強く、「普通とは違う変わった料理」が多いので、まずはこういった基本を押さえてから買うべきものだと思います。私は、「ほとんど料理をしたことがないけど、自炊の必要に迫られた男性」に「お薦めの料理本」を聞かれることがありますが、そういうときは迷わず「ベータ-ホーム本」を挙げます。
そのベターホーム本の中でも、基本中の基本が「お料理1年生」です。これは、高校の家庭科の授業で、推薦図書として購入しました。各調理道具の説明に始まり、各食材(魚、野菜、肉など)の説明、最後にはご飯の炊き方、みそ汁の作り方があります。
なんといっても役に立つのは、食材の説明です。魚でしたら、それぞれの魚の時期、下ごしらえの仕方、どんな料理に向くのか、それからその魚を使った典型的な料理が1品出ています。
野菜だったら、鮮度の見分け方、保存方法、下ごしらえ、そして料理が1品。
肉は、それぞれの部位の呼び方と特徴、下ごしらえの仕方、同じく料理が1品。
私は今でも、迷ったとき、分からないときはこの本を見ます。アサリの砂出しの塩水は塩分何パーセントだったっけ?とか。
実は、大学生の頃、1年間「ベターホームの基本料理の会」に通ったことがあります。この教室で習ったことは、今でも役に立っています。そして、そこで習うことに通じるのが、この本です。
お料理一年生ベターホーム双書(定価1400円)
時々おじゃまするソーイングサイト「御蔵」でテーラーヨシダのVideo CDを知り、さっそく申し込みました。
今まで一度も見たことがない、手縫いのフルオーダースーツの仕立て場面が見られて、とても面白かったです。職人はすごい…。私の作ったテーラードジャケットはいったい何だったんだろう、と圧倒されました。
特に驚いたのは、アイロンを使ったくせとり。アイロンだけで、生地をヒップの形にしていくのにはびっくりです。もう、あれは長年の経験で身につけた勘がないと無理でしょうね。こうして、ヒップにぴったり合うスーツが生まれるのですね。
そして、衿がきれいに反り返るようにとやる「ハ刺し」。こんな技術は、まったく知りませんでした。美しい衿を作るためには、こんな作業もあるのですね。「ハ刺し」、洋裁学校などで婦人服のジャケットを縫うときには、やるものなのでしょうか?それとも、これをやるのは相当ハイレベルな職人だけ?
それにしても、ご主人の縫う姿、それ自体が芸術のようでした。糸を引く手の動きが、「ぴっ、ぴっ」としていて、鋭く、切れ味がいい。見ていて気持ちが良いです。
私が男だったら、一生に一度くらいこんなフルオーダーのスーツを着てみたいです。残念ながら、オットはまったく興味なし。せめて、採寸や試着・補正の様子だけでも見てみたいのに。私の地元はテーラーがたくさんあるのですが、そのうちの一軒で、値段だけ聞いてみたことがあります。手縫いのフルオーダースーツで、8万円くらいと言われました。でも、私の聞き間違い?テーラーヨシダの値段と差がありすぎる…。
ただ、この番組、テーラーヨシダのホームページについての時間がちょっと長すぎます。その分、もっとじっくりと縫製の様子を見せて欲しいのに。でも、一般向けの番組ですから、仕方ないのでしょうね。