マグネット定規
小物作りは小学校3年生の頃からやっていましたが、洋服は家庭科だけでした。チャコペーパーでの印つけ、しつけ…出来上がった頃にはよれよれで、とても着る気はしませんでした。
ですが、20代も終わりの頃、ミシンを買ったのを機になぜか洋服を縫ってみたくなりました。その時初めて知ったのが縫いしろ付き型紙とステッチ定規です。縫い線をチャコペーパーで印さなくて良いというのにはビックリでした。家庭科の授業でこの方法を教えてもらったら、もっと早く洋服づくりが好きになったのにと思いました。
最初は喜んで使っていたステッチ定規ですが、使っているうちに不安定さが気になってきました。降ろした先が何となくブレがちというか。そこで、マグネット定規を購入してみました。こちらは磁力が強く、がしっと止まるので安心です。今ではスッテチ定規はまったく使わず、もっぱらマグネット定規です。ただ、使うのは基本的に縫い代1.2センチのときです。ミシンにラインが書いてある幅の時は、ミシンの目盛りを見て縫っています。
ステッチ定規を使わなくなったもう一つの理由は、段付き押さえ金を買ったからです。スッテチ定規の良いところは、布の上でもステッチ幅が決められることです。ですが、段付き押さえ金を使うことで、ステッチ定規は完全に不要になりました。
ところで、私が使っていたステッチ定規は家庭用・職業用ミシン兼用のものです。もしかして、職業用ミシン専用のステッチ定規なら、もっとしっかりしているのかもしれません。