mpl:B0000ブラウス その2
【パターン】Mパターン研究所、B0000ブラウス、7号、1995円 【制作期間】2004.5.23-6.14
裁断
Mパターン研究所のB0000ブラウスを作り始めました。今回はラッフル袖、えりはパイピング仕上げで。生地は、1年半前にアネージで買ったものです。とっても薄い生地(説明では「ローンくらい薄い生地」となっていました)で、何に使うか当てもなく買いましたが、この軽やかさがラッフル袖にあうかもしれないと思ったので、これに決めました。ラッフルは1枚のつもりですが、2枚重ねにするかどうか迷っています。
ただ、ものすごくシンプルな生地なので、このシンプルなブラウスを作るとどうなってしまうか心配です。生地の素材自体はとてもいいです。吸い付くようでいて、触るとひんやり、さらりとしています。
ダーツ、ラッフル袖
後ろ身頃のダーツ、ラッフル袖の縫い合わせ、見返しロックをやりました。
今日は大失敗が判明。見返しと前身頃を縫い合わせようとしたら、見返しの長さがあまりにも足りないことに気づきました。パターンと比べたら、打ち合わせように作り直したパターンではなく、もともとのレースアップブラウス用のパターンから見返しを作ってしまっていました。どうしてこんなミスをするのか…自分で自分が分かりません。
仕方ないので、見返しパターン作り、裁断、接着芯張りをやり直し。おかげで、時間のわりには全然進みませんでした。
ダーツも、切り返しぴったりに針が落ちるよう縫い目を小さくし、方向を変えたときに元の針目に戻すのを忘れてしまい、左ダーツの下側、やけに針目が細かいです。でも、下手に縫い直すよりはこのままの方が良いかということで目をつぶりました。
肩はぎ完了
前身頃と見返しのはぎ、前身頃と後ろ身頃の肩はぎが終わりました。あと、ラッフル袖口をステッチで押さえました。
またもや、裁断の段階の失敗が判明。肩をはぐとき、前身頃よりも後ろ身頃の方が異常に長く、「こんなに差があったっけ?」と思いながらも、伸ばしに伸ばして縫いました。そのあと、「後ろ身頃の衿の縫い代、ついたままだった!」と思いだし、ほどいて後ろ身頃の衿を、縫い代1cm分切り落としました。どうも今回は、こういうミスが多い…。
それから、前回は60番糸11号針で縫いましたが、どうも生地とあっていない、ということで、90番糸7号針に変更しました。やっぱり、こっちの方が合っているみたいです。この組み合わせで縫うのは初めてです。考えてみれば、こんな薄い生地、いままで縫ったことがない…。
トルソーに着せると、このブラウスはB0100よりもずっと丈が短いのがよく分かります。
ほぼ完成
襟ぐりの始末、袖つけ、脇縫い、ラッフル付けをしました。あとはボタンホールとボタン付けだけ。
衿は例のごとく「工夫された衿・衿ぐりの縫い方」を見てやりました。6重にくるんであります。
ラッフル袖は初めてでしたが、まあまあといったところです。今回の生地はラッフルにはちょっと張りがありすぎました。薄手の生地ですが、けっこう張りはあるようです。ラッフル袖には、本当にテロンとした生地があうんだな、と思いました。生地のパターンの相性を見抜くのは難しいです。
ためしに羽織ってみました。やっぱり、いい生地は着心地が良いです。全然違います。
ボタンホール
ボタンホールを縫いました。今回は最初にボタンホールの位置にミシンをかけ、それからボタンホールを縫いました。めんどくさいので、糸は替えませんでした。でも十分見えます。ボタンホールの上に飛び出ている糸は、最初のミシンがけのときの糸です。あとでちゃんと切ります。
ボタンホールはとても苦手です。まず、ボタンホーラーをセットしなければいけないというだけで気が重くなります。私はブラザーの「ボタン穴かがり(職業用)」を使っています。ネムリ穴用の駒は1.0cm, 1.6cm, 1.8cm, 2.1cmを持っているので1.6cmを使っていますが、やっぱり大きすぎます。近々1.3cmを買おうと思っています。
こうしてアップで見ると、縫い目の粗さが目立ちますが、実際はもっと小さいので、気になりません(そう思いたい)。
完成
ボタンホールあけ、ボタン付けをしました。ボタンはShellbonのきざみフチ付き高瀬貝ぼたん。前から、このボタンを主役にしたブラウスを作ろう、それにはアネージのこのピンクの生地を使おう、そしてボタンの甘い雰囲気に合わせるためにラッフル袖ブラウス、ボタンを目立たせるためにリボンなし、と決めていました。ただ、ボタンは思ったほど目立ちませんでした。多分誰も注目しないでしょうけど、自分では満足です。
この生地、さらりとしていて涼しくて、本当にいいです。しわになりやすいのですが、気にならないしわです。そういうこともあるんだな、と思いました。
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