mpl:J0100テーラードジャケット1
【パターン】Mパターン研究所、J0100テーラードジャケット、6号、4900円 【制作期間】2003.11-2004.2.6
テーラードジャケット、表の肩はぎまで完成
今、mplのテーラードジャケットを作成中です。実は、裁断してからかれこれ1ヶ月がたっています。今、説明書の20ページ。裏地はだいたい形になっていて、表地のポケット付けが終わり、肩をはいだところ。第1作だというのに、無謀にもフラップポケットにしました。これは、難しいし、手間がかかります。このタイプのポケットが初めてと言うこともあり、何度もほどきました。16ページで、フラップを表地に縫いつけるとき、どうしてもステッチとずれます。まち針で止めるというコツも、全然うまくいきませんでした。結果として、15ページの最後で、フラップの上を1センチで縫ったステッチが、ポケット完成したときに表から見えるようになってしまいました。次からは7ミリで縫います。そしたら、見えないはず。ポケット作成には「工夫されたポケットの縫い方」も参照しました。縫い代の倒し方、アイロンのかけ方、参考になりました。
表身頃襟付け・脇縫い完了、袖途中まで
21ページ、袖作りの途中まで終わりました。ロックミシンの前まで。
今日の難関は、表身頃の襟付け。すでに裏地の襟付けをやっているので2回目ですが、時間がかかりました。結局、やり直したり、手順の確認をしたりしたので。
初めてやったとき、つまり裏地に衿を付けたとき、佐藤貴美枝著「工夫された衿・襟ぐりの縫い方」を参考にしようとしました。この本では、テーラードカラーについて、30ページも割いています。身頃に衿を付けるとき、最初に合い印同士を待ち針で刺し、そこをしっかり持ったまま、まち針を抜いて縫いしろ側に差し直して止めるとなっています(60ページ)。縫い始めにきっちり針が入るようにするためでしょう。まねをしたら、見事に合い印同士がずれました。それで、合い印にまち針を通し、2枚を止めたまま縫うことにしました。mplの説明書には、「一目足りないくらいがよい」となっているので、まち針ぎりぎりから縫い始めて、ぎりぎりで止めると一目足りないし、ずれません。
今日の失敗は、6ページの図で、表身頃が上、衿が下になっているので、そのように縫ったら切り込みあたりがきれいに縫えなかったこと。衿を付けるときは、常に衿側を上にしてミシンをかけた方がいいようです。そのようにして縫い直したらうまくいきました。
袖の写真です。私は、布の表裏が分からなくならないように、裏にシールを貼っています。
袖付け完了
今日は袖付けをしました。説明書の24ぺーじまで。
mplでは、セットインスリープの袖付けのとき、「慣れない人はしつけをする」と書いてありますが、私は必ずしつけをします。「慣れない人」なので。失敗してほどくよりは、多少めんどくさくてもしつけをした方が安心だと思います。それから、しつけをしても、合い印同士に指したまち針は抜かないでミシンをかけます。もちろん、針の手前で抜きますが。この方が、合い印がずれない気がします。でも、このやり方が正しいかどうかは分かりません。
袖ぐりのアイロンをかけるとき、袖馬を使いました。私のアイロン台は「通販生活」で買ったもので、袖馬も一緒に買いましたが、袖馬、全然使いこなせず、しまったままでした。ようやく袖馬が役に立ちました。袖ぐりのアイロンがけについてはものすごく詳しく説明がありますが、「要は、アイロンを滑らせないで、ただ押さえればいいのね(接着芯のときのように)」と、24ページの下の図の通り、袖馬をにかぶせて、くるくる回しながら押さえました。多分、うまくいったと思います。
裄綿はまだ付けていません。
表地と裏地をはぎました
今日は、裄綿付けと、表地と裏地のはぎ合わせをやりました。28ページまで。
裄綿を付けただけで、袖山がしっかりして、かなり雰囲気が変わったのには驚きました。裄綿は日暮里の「やまよ」で購入。3cm×20cmが二つ入って50円。でも、説明書では、幅は3.5センチでした。購入したときは大きさが分からず、家に帰ってから気づきました。でも、気にせずこれを使いました。もしかして、5mmの差は大きいのかもしれませんが。
テーラードジャケット、次から次へと難関が押し寄せてきます。表地と裏地のはぎ、衿部分がとても難しかったし、緊張しました。説明書では「一目足りないくらいがよい」となっていますが、本当にそうしたら、表に返したとき、そこの部分が開いてしまい、頼りないので、ぴったりに縫い直しました。
それから、アイロンがけが思った以上に大変でした。実は、1時間かかりました。縫い代を割っていると、Hボードなるものが欲しくなりました。
袖ぐり、襟ぐりの中とじ完了
今日は説明書の30ページまで終わりました。
袖口の表地と裏地の縫い合わせ、何回もやり直すことになり、時間を取られてしまいました。明き見せの折り山と裏地の折り山が合うようにするのですが、縫うときに引っ張り出すと、明き見せの折り山がどこかよく分からなくなり、合わせたつもりがずれていて、縫っているうちにどうにもならなくなり…と、縫い直すこと3回。結局、最初から袖口の表地裏に、折り山位置をチャコで印を付けておけば、いいのだと分かりました。説明書にメモしておきました。
襟ぐりの中とじ、原理を理解するのに時間を取られました。まったく知らない作業だったので。mplの説明書はミシンでやる方法が載っていますが、手縫いの方がやりやすいと思ったので、「工夫された衿・襟ぐりの縫い方」78-80ページを見てやりました。こっちの方が、早くて簡単だと思います。「しつけ糸かロックミシン糸の2本取りで」となっていたのでしつけ糸でやりました。どうして普通の縫い糸ではだめなのか分かりませんが。
ミシン縫い完了
今日で、ミシン縫いは完了しました。あとは手縫い部分だけが残っています。説明書の32ページまで終わりました。
またもや難関がありました。ベンツ部分の表地と裏地の縫い合わせです。説明書ではさらっと書いてありますが、実際どう縫えばいいのか、相当悩みました。ベンツだけで1時間くらい取られましたが、実際縫っていた時間は少し。ほとんど、「どうすればいいの?」と悩んでいました。実際、縫い始めてしまえばそんなに難しくはないし、きれいにできましたが。ただ、ものすごく縫いづらいです。中から引っ張り出すので。説明書、もう少し詳しい方がいいのではないかと思いました。
脇の中とじも、どことどこを合わせればいいのか、イラスト通りになるにはどうすればいいのかで時間を取られました。
今日は、縫うことよりも考えることに時間を取られました。次回からは大丈夫だろうけど。
とりあえず、ミシン部分は終わってほっとしています。あとは裾をまつって、ボタンホールに出します。
手縫い完了
手縫い部分をやりました。33ページまで。
32ページの、ミシンで縫えなかった裾部分の裏地のまつり縫いを、最初普通のまつり縫いでやったら、ものすごくシルエットがおかしくなりました。それで手持ちの本を見たら、この部分は奥まつりと書いてあったので、やり直したら自然な感じに。
ピンクの縫い糸を持っていなかったので、白い糸で縫いました。千鳥がけは全部はやりませんでした。白ではかなり目立つので。ピンクの糸を買ってきてからやります。とりあえずは、これでボタンホールに出します。
ボタンホール完成
ボタンホールが完成したということで、今日受け取ってきました。ボタンホール、ボタン付けで合計2000円。多分、内訳は前のハトメが@400×2、袖口のネムリメが@200×6だと思います。高い…。次からは、前のハトメだけお願いして、袖口は自分でボタンを縫いつけるだけにしようと思いました。mplの説明書では、袖口のボタンホールとしてチェーンステッチをすると書いてあるけど、手持ちのスーツを見るとどれもボタンが縫いつけてあるだけなので。夫のスーツも見たけど、やはりボタンを縫いつけてあるだけ。ここの部分、チェーンステッチをしているスーツって見たことありますか?もしかして、高級スーツはそうなのでしょうか…。
さっそくはおってみました。着るときは、両腕一緒に通さないといけないくらいぴったりですが、着てみるととても楽です。前ボタンを閉めても、腕が楽々上に挙がります。その秘密は袖にあるようです。普通の女性用スーツの袖とはかなり違う気がします。どう違うかは、着用写真で。
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