mpl:P9903 NEWカーゴパンツ その1
【パターン】Mパターン研究所、P9903NEWカーゴパンツ(新バージョン)、6号、2625円 【制作期間】2004.12.8-2005.1.25
裁断
先日ヨーロッパ服地のひできで購入したイタリー ウール ダイアゴナル ホワイトベージュでさっそくMパターン研究所のP9903ニューカーゴパンツを作り始めました。生地を買ってこんなにすぐ裁断するのは初めてかも。
今回はウール素材なので、裏地をつけることにしました。パンツに裏地をつけるのは初めてです。「スカート&パンツの縫い方の基礎」にやり方が載っているので、裏地付けはもっぱらこの本に頼ることにしました。ですが、「裏地は表地と同じように裁断して、裾だけ縫い代を1センチにする」となっていますが、前パンツはポケット分を足して裁断しないといけませんよね?そんなのは常識ということで書いていないのかもしれませんが、私は危うく「そのまま」断ちそうになりました…
ポケットの手前布も裏地にしました。その方が表に響かないかなと思ったのですが、どうでしょう?本当はスレキを使うべきなのでしょうか。
それから、後ろの飾りフラップはつけないことにしました。以前タイトフレアーパンツで飾りフラップをつけましたが、これはすごく唐突で不自然な感じがしました。なので、最初は本物のフラップ付きポケットをつけようかと思ったのですが、手持ちのパンツやアネージコットンのパンツを見ると、後ろはポケットなしがほとんどなので、なくても別におかしくないし、かえってその方がきちんとした感じになっていいかなと思い、後ろはダーツだけにすることにしました。そう決めたら、とても気が楽になりました。
ところで、今回初めて、持ち出しは半分だけに芯を貼るということに気づきました。今まで、全面に貼っていました。
この生地は、とてもやわらかいです。「いい生地だなあ」と思いながら裁断しました。
ファスナー付けの途中まで
説明書4ページの上段までやりました。ファスナー付けの途中です。
手持ちの裏地付きウールのパンツを見ると、どれも脇の縫い代を割っているので、今回のパンツもそうすることにしました。というわけで、脇にもロックをかけておきました。
左前見返しを付けたあと、いったん割りました。そのときHボードを使いましたが、台が木で固いせいか、縫い代を水で濡らしたりしなくても、ぴしっときれいに割れました。これにはびっくり。Hボードを使ったら、ジャケットやシャツもさぞかしぴしっと仕上がるだろうと、今から楽しみです。
この生地は本当に柔らかいです。縫うときに注意が必要です。その代わり、着心地の良いパンツが出来そう。
ファスナー付け、ポケット完了
ファスナー付けとポケットをやりました。8ページまで。
この布は柔らかくて、くねくねした感じで、縫っていると布が逃げていくし、形が変わってしまうので、大変です。スイスイ縫える素材ではありません。本当は、パンツみたいに細かい工程があるものではなくて、スカートみたいに単純なものの方が向いているのかも…。
苦労したのはファスナー部分です。布が動くので、どうも右前のファスナーを縫いつけたステッチが見えがちになってしまい、ピンを何度も打ち直しました。見返しを押さえるステッチは、いつも通りボール紙で型紙を作って印を付けてから縫いました。カーブ部分は、一針ごと立ち止まりながら。おかげで、印通りに縫うことが出来ました。
続くポケット部分ではなぜか失敗が多く、何度かほどきました。本当は、全然難しいところではないのに。休みを入れず、ずっとやり続けたのがいけなかったかな。集中力が切れていたみたいです。やっぱり、休みながらやらないといけませんね。
股下縫い合わせ
後ろパンツのダーツ、前後パンツの縫い合わせをしました。説明書の12ページまで。後ろと脇のポケットはつけていません。
脇と股下の縫い代を割ってみたのですが、これはやりにくかったです。特に股下。それから、Hボードがあるから大丈夫と思って、ただドライアイロンで割りましたが、やっぱり縫いしろを少し濡らした方がピシッとしたかも。ポケット部分は厚みがあって割るのが難しいので、写真のようにしてみました。これで良いのか分かりませんが。教室に通えば、こういうちょっとしたところを教えてもらえるのだろうな、と思います。
股下と脇はウエストから縫いましたが、裾部分で前後がぴったり合いませんでした。距離が長くなるとどうもだめです。これは修行が必要です。
この段階で履いてみましたが、これは裏地が必須の生地です。今のところは、とてもオーソドックスなパンツといった感じですが、どうもしっかりしません。生地が柔らかいので。裏地を付けたらもっとシルエットが良くなることを期待しています。
ところで、この生地はヒップラインをきれいに見せてくれる気がします。完成するまでは、どうなるか分かりませんが。
裏地作り
パンツに裏地を付けるのは初めてです。スカート&パンツの縫い方の基礎を見ながら裏地部分を作りました。次は表地と合わせます。
ちょうどタイミング良くアネージコットンの「パターンメイキングメモ」に縫い代を割ったベルト付けが紹介されたので、ベルト付けはこの方法でやるつもりです。ウールなので、その方が合うと思います。HPの説明だとちょっと分からない部分もあるのですが、幸い私はアネージ製品のパンツを持っていて、それがこの方法でベルトが付けられているので、見ればできそうです。
今から思えば失敗だったのが、股ぐりに入れたステッチ。MPLの説明書通り何も考えずに入れたのですが、これはカジュアルな仕上がりですよね?今回の生地だったら、縫い代を割った方が良かったと後悔しています。
ベルト付け前半
アネージコットンの「パターンメイキングメモ」に載っている方法でベルト付けをすることにしました。縫い代を割って、パンツとベルトの段差をなくすやり方です。このため、MPLの手順と少し変わりました。今回の手順と気づいた注意点をまとめます。
1.ベルトの一方の端をバイヤステープでくるむ。
裏は折らずに切りっぱなしのまま縫いつけました。1.8センチのバイヤステープを使いましたが、結構太いので、表からミシンで押さえると切り端部分は中に隠れると思います。それに、バイヤスがかかっているとほつれにくいので、どちらにしても切りっぱなしで良いみたいです。ただ、最初に折り目を付けてしまったので、かえって縫いづらく、アイロンで折り目をのばして無くしました。裏専用のバイヤステープにするなら、最初から折り目を付けるのは一方だけで良いかも。
2.ベルトループを表に縫いつける。
ただし、しつけ程度、大きな針目、返し縫いはなし。あとでほどくので。
3.ベルトと表パンツを縫い合わせる。ベルトループを表に縫いつけたミシン目をほどく(そうしないと縫い代を割れない)。縫いしろを割る。ただし見返し、ポケット部分の縫い代に切り込みを入れ、ここは縫い代を割らない(写真左)。
ここまでやって、そもそもMPLよりもアネージのパンツの方が、縫い代を割った仕立てに向くパターンになっていることに気がつきました。ポケットとか、ベルトの作りとか。とくに、MPLはベルトが1枚で上が輪になるので、ステッチで押さえないといけません。アネージはベルトは表裏2枚で、上端をはぐようになっているので、ステッチをかける必要がありません。この仕立てにステッチは合いませんよね…でも、これに気づいたときはもう遅かったので、上はステッチをかけるしかありません。下は落としミシンにするか、MPLの説明書通りステッチにするか迷っています。
次に、裏地を付ける場合の注意点。説明書7ページ下に書いてあるとおり、持ち出しを押さえるステッチをカーブ部分にかけましたが、これでは裏地が付けられないことが分かりました。アネージのパンツを見たところ、前端から少し縫って押さえています。裏から見ると、写真右の赤線部分を縫うことになります。ということで、ここをもう一度やり直しました。
それから裏地の縫い方ですが、「スカート&パンツの縫い方の基礎」71ページ1で、股ぐりの部分は「明き止まりまでミシンをかける」となっていますが、ファスナーの開き止まりではなく、持ち出し部分にあわせないと、縫いつけられないことが分かりました。というわけで、ファスナー明き止まりよりだいたい2~2.5センチくらい下で縫い止めれば良いみたいです。
ベルト付け後半
ベルト付け後半です。
説明書13ページ上で前端を1センチで縫ったあと、Hボードを使って縫い代を割りました。そうすると、端がすっきりときれいに返りました。
ベルト端の始末をアネージのパンツを見ながらやろうとしましたが、なぜかアネージのようにはできませんでした。生地のせいか、パターンのせいか、私の技量のせいか…(多分技量のせい)
仕方ないので、我流でやりました。写真のように切り込みを入れ、折り込んで余っているところを少しカット(写真だとなぜかバイヤステープのところに糸があります。気づきませんでした。絡んだのかな?)。そのあと、中に折り込んだ部分をまつり縫いしました。上手くミシンで縫う自信がなかったので。
そのあと、表から落としミシン。まち針で止めただけで縫ってしまいましたが、本当はしつけをした方が確実でした。次からはしつけします。
もう一度ベルト端にアイロンをかけ、端から1.5ミリにコバステッチをかけました。結局、上だけかけるのは変なので、ぐるっと一周しました。なんだか、中途半端な仕立てになりました…
こんな感じに仕上がりました。このあとボタンホールをあけました。
完成
裾上げ、ベルトループ付けをして完成しました。
途中からいろいろと難点が見えてきて、最後は「うーん」という感じでした。詳しいことは着用写真をアップしたときに書くとして、とりあえず今日の失敗は裏地の裾上げ。間違えて内側に三つ折りしてしまいました。本当は、表地側に三つ折りしないといけないのに。ただ、着用に問題はないのでそのままにしました。
それから、表地の裾は縫い代を5センチとり、ロックしてまつり縫いをしました。裏地は、裾がこの5センチより上にこないといけないので、表地より6センチ短くしました。はじめ4センチ短くしていましたが、途中で気がついてカットしました。スカートの時とは違いますね。
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