mpl:S9901タイトスカート その１

【パターン】Ｍパターン研究所、S9901タイトスカート、5号、1575円　【作成】2004.4.2-4.5

裁断
Mパターン研究所のS9901タイトスカートを作り始めました。「テーラードジャケット１」の共布です。スーツにしたいので。
表地４パーツ、裏地３パーツしかないので、裁断は楽でした。

裏地のファスナー付け
引き続き裏地のファスナー付け。でも、２ヶ月ミシンに触っていなかったので、まず調整に時間をとられました。
このタイトスカートを縫うのは２度目、そしてエフロンファスナー付けも２度目。しかも、初めて縫ったときから１年半も経っているので、注意事項を忘れていました。
とりあえず覚えていたのは、MPLの説明書よりも「工夫されたあきの縫い方」を見た方がいいということ。少なくとも、後スカートを中表に合わせるときは、この本に書いてある通り、ファスナー止まりから２～３センチは出来上がり線で縫った方が良いと思います。その方が、あとが楽です。
ファスナー付け、時間がかかりました。いろいろとまどったり、失敗したりしたので。次回のためのコツは３点（説明書２ページ(4)(5)）。
１．裏地に0.8センチの線を引いて、そこにファスナーを合わせる。あとは、ステッチ定規を使って端から１センチのところを縫えば、自然とうまくいく。
２．ファスナーの上（ウエスト側）に、裏地がくる位置をチャコペンで書いておく。そうすれば、ファスナーが左右平行に付けられる。
３．ファスナーの下（裾側）を縫うとき、脇の縫い代がちゃんと倒れているか確認する。間違って縫い込まないように。
早く、さらっとファスナーを付けられるようになりたいです。

表地のファスナー付け、脇縫い完了
スカートの脇縫いが終わりました。説明書７ページの(16)まで。あとはベルトを付けるだけです。
説明書のミスを発見しました。１ページ（３）では、裏地の後スカート中心の縫い代は表から見て左に倒すようになっていますが、２ページ（８）では裏から見て左に倒れています。いったい、どちらが正しいのでしょう？私は１ページの段階で、表から見て左に倒して、ファスナーも付けてしまったので直せませんでしたが、「工夫されたあきの縫い方」を見ますと、裏から見て左に倒すとなっていますので（69ページ）、２ページの図が正しいのだと思います。
裏地の裾の始末は、脇を縫ってからやりました。説明書ですと、脇を縫う前に裾の始末をしていますが、これでは脇のきせの部分が不安定になると思ったので。
表地へのファスナー付けは、「工夫されたあきの縫い方」を見てやりました。こちらの方が写真入りで分かりやすいです。ただ、表地と裏地をウエスト部分で合わせたら、ファスナーの下の金具が、表地の明き止まりより下になってしまいました。次からは、裏地にファスナーを付けるとき位置に気を付けないと。
スリットは額縁始末にしました。これが一番きれいで、すっきりすると思います。

完成

タイトスカートが完成しました。写真左は前、右は後です。
ベルト付け、裾の始末、ホック付けをしました。説明書では裾はミシンで縫うことになっていますが、いくらなんでもそれは、ということで奥まつりにしました。それから、念のため、説明書にはありませんが糸ループも付けました。

ところで、このスカート、スリット部分はどう処理すればいいのかよく分かりません。説明書ではスリット部分もミシンでステッチをかけるとなっていますが、それではあまりにも縫い目が目立ちすぎです。既製服はどうなっているかな、と思ったら、私は後スリットのスカートは持っていなくて、あるのは脇スリットのものだけ。それを見ると、裏地と表地をミシンで縫っているので、あまり参考になりません。気になるスリット止まりは、何も補強していませんでした。でも、脇はともかく、後スリットの場合、強度が心配なので、スリット止まりのところだけ、ミシンで５回返し縫いをしておきました。目立っています…。本当は、ここはどうすればいいのでしょう？