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  • HNはsnow-yuki。「仕事にも着ていける服」をコンセプトに洋裁を楽しんでいます。

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嶋崎隆一郎著「男のシャツの本」

Book11_1メンズものを手作りするなら、シャツが一番いいのではないかとずっと思っていました。何着あってもいいものだし、生地選びも楽しそう。スーツは無理だけれど、シャツなら素人でも何とかなる気がします。
でも、これまで「これは!」という市販のパターンや洋裁本に巡り会うことはありませんでした。サイズがオットには合わなかったり、「どこか違うのでは?」「女性的なのでは?」と思ったり。
ですが、先日本屋に行ってこの「男のシャツの本」を見つけ、とても気に入ったので早速購入。
まず、気に入ったのが、著者がアパレルで活躍されている方だということ。メンズの場合、レディース以上に「手芸的なもの」は許されないと思うのですが、アパレルでメンズものを手がけている著者ならこの点安心でしょう。
パターンも、ドレスシャツとカジュアルシャツが両方ありますので、幅広くいろいろなシャツが作れます。ドレスシャツは、ガジェットまでついた本格的なつくりです。
それから、私は女性なので、そもそもメンズシャツの約束事・決まりごとをが分からないのですが、この本はそういったことがとても詳しくかかれれています。シャツの各構成部分の説明、各種襟・カフスの特徴・由来など。これを抑えているのといないのとでは、今時分はどういうシャツを作ろうとしているのかの認識度がまったく違います。また、各種生地、ボタンの説明ページもあります。私はやるつもりはありませんが、脱色やしわ加工の仕方まで載っていてます。
面白いのが、シャツの着こなし方、既製服を購入する際のサイズ選びの方法まで載っていること。本全体のコンセプトが、「シャツを作ろう!」プラス「かっこよくシャツを着よう!」になっています。
この本はオットも大変気に入った模様。早く作って欲しいと言っています。私もそのつもりだったのですが、おととい9月から12月の仕事のスケジュールが出て、とても忙しくなることが判明。もしかしたら、実際作るのは12月になるかも…まずは、仮縫い・修正をしないといけませんし。

この本の残念な点は、着用写真がないこと。実際着用するとどうなるのかとても気になります(だから、私も早く作ってみたい!)。
また、作り方の説明は「懇切丁寧」とは言いがたいので、これまで一度もシャツを作ったことがないとちょっと厳しいのではないかと思います。

Book12男のシャツの本
著者:嶋崎隆一郎
出版社:文化出版局
サイズ:単行本/79p
発行年月:2006年08月
ISBN:4579111109
本体価格 1,600円 (税込 1,680 円)

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ソーイング本」カテゴリの記事

コメント

snow-yukiさんはじめまして。以前から拝見させて頂いています。
この本とても良さそうですね。メンズのシャツ、いつか作ってみたいのですけど、
自分の腕がどうこう以前に、メンズシャツの基本、決まり事って
あまり注意して見てこなかったので、まずそこから!って思っていました。
この本買ってみようと思います。とっても参考になりました。
有益な情報ありがとうございます!

yokoさん、はじめまして。
私もyokoさんのHPをずっと拝見しています。
美しいお洋服と美しい着用に、いつもうっとりです。

この本ですが、お勧めですよ。
今までメンズシャツのパターンや本を見てもぴんとこなかった訳が分かりました。
結局、どういう位置づけのシャツだか分からなかったからだと思います。
それから、いろいろな襟やカフスがずらっと並んでいるページがあるので、当人の好みを聞くのにも便利です。
今回オットにどういうものがいいか聞くのにとても役に立ちました。
あとは、パターンがよければ言うことなしの本です。こればっかりは自分で作って確認しないと分かりませんね…

こんにちは!楽しく拝見しています。いつも感心したり、発見したり。メンズは私も注目しています。サイズが大きいので戸惑うこともありますが、細かなところを丁寧にしあげるとグッと出来上がりに差がつきます。この本には実物大のパターンがついているのですか?是非手にしてみたい本ですね。

ぴゅあしるくさん、こんにちは。
もちろん、実物大パターンつきです。
本にはシャツが19着載っていますが、付属のパターンですべてのシャツが作れます。
パターンはドレスシャツ用1枚、カジュアルシャツ用1枚、計2枚の紙におさめられていて、別紙に写し取るようになっています。
襟やカフスの組み合わせで、ドレスシャツは10、カジュアルシャツは9のバリエーションになります。
カジュアルシャツは半袖と長袖、ドレスシャツは長袖のみ。

ピュアシルクさんはクライ・ムキさんの本でメンズシャツを作っていらっしゃいますよね。
私はそちらの本は立ち読みしかしたことがないのですが、全体的にカジュアルかなと思いました。
こちらの本は発売されたばかりなので、今なら平積みになっていると思います。
是非、ご覧になってみてください!

こんにちは!ますます欲しくなりました。クライ・ムキさんの型を使っていますが、手持ちのシャツを見て、前立ての部分(裏側は5㍉ほど下げて)を変えたり、カフスも短冊を作ったりしてテーラー風に仕上げていました。この本でまた疑問が解けるかも?色々教えてくださってありがとうございます。今後とも宜しくお願いします。

こんばんは。
私も、この本でメンズシャツのイメージがだいたいつかめた気がします。
襟にもあんなにバリエーションがあるとは知りませんでした。
単に読み物としてもおもしろいです(オットは着こなし方のページを読んでいました)。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。
もしこの本で作られたら、クライ・ムキさんとの違いなども教えていただけると嬉しいです。

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