おまかせスカートパック

カラー診断を受けてからは、身につけるものを福袋では買わないと決めていたのに、買ってしまいました。9月から仕事がとても忙しくて、ちょっと気分転換をしたかったのかも。
買ったのはアネージコットンの「おまかせスカートパック」3150円。生地の福袋。結果は…3敗2引き分け。

ぽこぽことした、とても凝っているツイード。今回入っていた生地の中では一番気に入りました。かなりしっかりした風合いです。生地自体が個性的なので、シンプルにAラインスカートか台形スカートにするつもり。私が今まで身につけたことがないタイプの服になりそうですが、うまくコーディネートすればひねりがきいたおしゃれができそうです。とはいっても、トップスにピンクを持ってくることしか思いつきませんが。

私が着るには地味なのですが、地がブルーグレイなのと、千鳥格子の黒が割とソフトな感じなのが救い。トップス次第で上品に着こなせそうです。秋・冬という季節感が出せます。こちらは、まるでガーゼのようにさらっとした、とても薄い透け感たっぷりの生地です。色・柄がおとなしいので、ふわっとした女性らしい形のスカートにしたいです。せめて形は「ピュア・ロマンチック」に。

この2枚はトップスに持ってくることは出来ないけれど、ボトムスなら何とかなりそうなので「引き分け」。

あとの3枚は…引き取ってくださる方を募集しています。

引き取ってくださる方が決まりました（10月14日）。

「3敗」の生地です。こちらは、トップスはおろか、ボトムスでも私にはとうてい着こなせないもの。私が似合うタイプの対極にある色です。

A　ゴールド生地　幅１６０ｃｍ×１４０ｃｍ

まさか、「おまかせパック」にここまで際物の生地が入ってくるとは！見た瞬間「いやはや」と絶句でした。私にはチャイナドレスしか思いつきませんでした。
薄く、張りがありながらも柔らかさも少しある生地。ワンピースに向いていそうな感じです。全体に花柄が施された手の込んだ生地。刺繍は黄金、きらきら光ります。大変高価な生地なのは分かります。でも、私が着たら、似合わないを通り越して「大丈夫？」となってしまう生地。
ただ、似合う人が着たらこれ以上はないというくらい素敵な洋服になるのは間違いないです。試しに、トルソーにスカート風に巻いてみて思いました。思ったよりはずっと自然です。柄は、遠目で見るとよく分かるのですが、はっきり・くっきりではなくぼんやりで、地にとけ込んでいます。
タイプでいったら「スパイシー・リッチ」か「ラグジュアリー・モダン」向きだと思います。そして、シルバーではなくゴールデンが似合う人にお勧めの生地（生地の裏はまさにゴールド！です）。

B　グリーンのツイード生地　幅１４０ｃｍ×１４０ｃｍ

打ち込みがしっかりしている、一目で上質と分かるツイード。所々あるピュアホワイトのネップがかわいらしいです。とても深い、複雑な色合いの緑。シックで大人の装いになること間違いなしです。ですが、私に当てると「ただの老けた人」になってしまうのが悲しいところ。緑に濁りがあるのがいけないのですね。これがすっきりしたグリーンだったらものすごくお気に入りの生地になるのに。
「ラグジュアリー・モダン」タイプ向きでしょうか？それとも「スパイシー・リッチ」？重厚感があり、深い深い森を思わせる生地です。

C　墨色の生地　幅１５０ｃｍ×１００ｃｍ

黒はいらないのに…残念ながら入っていました。多分ウールコットンの、厚みのある、堅い、しっかりした生地。重いです。色・質感ともに私には全く似合わない生地。色は、真っ黒ではなく墨色です。写真の通り、斜めに織りが入っています。

この3枚は、私が持っていても仕方ない生地なので、似合う方に差し上げたいと思います。希望者はこちらにご連絡ください。ただ、送料だけは負担してくださるようお願いいたします（原則送料着払い）。生地は、3枚まとめてでも良いですし、1枚だけでもけっこうです。希望する生地、お名前、メールアドレスをお知らせください。折り返しご連絡いたします。
生地の色ですが、アップのものが現物に近いです。トルソーに巻いた方は色が飛んでしまっていますが、スカートにしたときの雰囲気が少しでも分かるかなと思って載せてみました。

それから、この端切れも入っていました。おそらくシルクシャンタン。写真ではまるでカーキ色ですが、実物は薄いペールグリーンです。幅１２０ｃｍ×５５ｃｍ。これまた私には全然似合わない色。上の生地をもらってくださる方で、希望する方にはこの端切れもおつけします。

今回届いた生地ですが、組成、原産国、メーカーなどに関する情報は一切ついていませんでした。そのため、こういったことは一切不明です。生地を引き取ってくださる方は、この点もご了承くださるようお願いいたします。

それにしても…自分とは全く違うタイプの色・質感が似合って、洋裁をたしなむ知り合いが身近にいない限り、生地の福袋を買ってはいけませんね。今回、購入の際に希望を書くことが一応出来たので、それになるべく添うように在庫から生地を組み合わせるのかなと思っていたら、もうすでにパックが出来上がっていて、購入者に合わせて生地を組み替えることはないとのことでした。これを知ったのは注文確定メールでした。でも、「引き分け」の2枚だけでも十分3000円の価値はあるので、まあいいかなと思っています。