mpl:J0641クロプトジャケット その2
【パターン】Mパターン研究所、J0641クロプトジャケット、5号、4065円 【作成】2007.5
【生地】5者混ツイード(ビスコース35%、ポリエステル25%、コットン20%、シルク10%、アセテート10%)(9000円/2.7m)、アネージコットン
3年前に買った生地。ショップのHPでは「5者混赤ピンクスーツ着分」となっていて、「赤ピンク」という言葉に惹かれて購入したのですが、届いてみると「朱色・限りなく肌色に近いサーモンピンク」。それにオレンジ、カーキ、白が混じっていて、見た瞬間「こんな色なら買わなかった…」とがっかりした代物です(写真では色があまり良く出ていません)。鏡の前で合わせてみると肌に同化してしまって、メリハリがありません。ただ、生地に付いている札を見ますと、なんと本来の値段は102,600円、モスキーノ使用となっていて、物はすごく良いみたいなのです。一時オークションに出品することも考えましたが、思いとどまってスーツに仕立てることにしました。
ただ、生地を生かしてシンプルな形にするのではなく、ある程度デザイン性のある形にしないと私が着られる物にはなりません。あれにしようか、これにしようか、いろいろ考えましたが結局クロプトジャケットにしてみました。この生地、私が着るとものすごく地味になるのですが(トルソーに着せている分には結構かわいいのに)、このジャケットなら形がかわいいので何とかなるのではと思ったのです。
結果はまずまず。地味なことは変わらないのですが、オットに見せたら「落ち着いて見せたいときはいいんじゃない?」と言われました。本当は、もっとかわいらしい、透明感のある赤ピンクだったら格段に素敵なスーツになったのだけれど。でも、秋らしい色合いなので、季節感を出すのには良さそうです。
今回はフレアースリーブ+タック入り衿(衿先は鋭角)にしました。フレアースリーブとはいっても、そんなにフレアーは入っていないので普通の感覚で着られます。10分袖に延長してもさほど問題なさそう。7分袖のジャケットってどうかな、と思いましたが、意外に着やすいです。
衿はタックが入っただけで、なんとなくタック無しよりも襟元が開いて見える気がします。このふわっとした感じ、気に入りました。

ボタンですが、共布でクルミボタンにしました(このアップの写真が実物の色に近いです)。孝富に発注。実は、「クロプトジャケットその1」のクルミボタンと一緒に、ハーフトップ25ミリでいったん作ったのですが、出来上がったジャケットに載せてみると、なんとも垢抜けず、「大正時代の人」といった感じ。あまりにもコロンとしているのです。もっとクールな感じの方が良いと、急遽ロータスで作り直しました。こちらの方が断然良いです。やっぱり、ボタンは仕上がってから決めるべきですね。
ところで、このジャケット、ちょっと変ですよね?そうです、ボタンホールを左身頃に開けてしまったのです。だから、あわせが逆になってしまいました。ボタンホールを外注するとき、私が印付けを間違えたようです。戻ってきた物を見て大ショックでした。でも、他人はいちいちそこまで見ないだろうし、女物でもリバーシブルなら合わせも逆になるし…ということで、気にしないことにしました。
このジャケット、とても着心地が良いです。まだまだ作りたいです。




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