仮縫いコレクション1
本番布で洋服を作る余裕はありませんが、気分転換を兼ねて集中的に仮縫いをしています。仮縫いはミシンを出す必要もないし、空いた時間に気楽にちょこちょこできるので今の状態にうってつけ。しかも、これが結構楽しいです。どんな形の服になるのか、わくわくしながら組み立てています。
せっかくなので、記録として仮縫い第1弾をアップします。
anneesicotton* 258ブラウスジャケット+958ソフトプリーツスカート(フレアー)<写真左>
ブラウスジャケットについてはすでに書いたとおり。プリーツスカートとセットアップで仕立てたらどんな感じになるか見てみました。きちんとしたスーツに仕上がりそうです。
プリーツスカートですが、半身で5ミリ、全体で2センチ大きくすることにしました。ただ、どこで大きくするか迷っています。プリーツを1ミリずつ細くして調整するか(プリーツ計10本なので、ちょうど2センチ増になります)、脇で出すか。脇で出したらベルトはそのまま延長でいいけれど、プリーツで調整したらベルトの増分は分散させるべきなのか。
anneesicotton* 585襟ぐりギャザーブラウス+958ソフトプリーツスカート(フレアー)<写真中央>
ブラウスジャケットの組み合わせとはまた違った雰囲気。こちらの方がカジュアル風味です。
ギャザーブラウス、丈を2センチ伸ばすかどうか迷っています。伸ばした方が安心して着られます。デフォルトの丈でスリットを作るとうかつに手を挙げられない感じ。2センチ延長しても22センチコンシールファスナーでOKか計ってみないと。
ところで、布が動かないシーチングのせいもあるかとは思うですが、脱ぎ着しづらいですね。本番布では事態が改善されることを願います。
MPL O0003Vネックワンピース<写真右>
MPLは「女性」を前面には出さず、中性的な中に女性らしさを表現するイメージがあったのですが、こちらのワンピースはまさに「女性」で驚きました。お嬢様っぽくてラインがとても綺麗です。心配だった胸元のあきですが、デフォルトは私には似合いませんでした。あれだけVが深くても胸元が見えるといった問題はないのですが(私の場合)、なにか無理感があるといいますが、若すぎるためにかえって若くなくなるような。ですが、襟ぐりを1センチ内側にすると(つまり縫い代ライン)品良く、しっくりときて、大変自然です。写真は縫い代ラインになっています。ペンで書かれた線がデフォルトの縫い線。迷うことなく、縫い代線を縫い線にすることにしました。
そうすると、袖ぐりも1センチ出した方がバランスがいい気がします。写真は、向かって左が衿・袖ぐりとも縫い代ライン、右が衿のみ縫い代、袖ぐりは縫い線ラインです。袖ぐりですが、バランスの他にも、縫い代ラインにしておいた方がインナーを気にする必要がないので、1センチ出して脇の下あたりでデフォルトラインになるように修正する予定です。
ただ、このワンピース、本当にぴったりです。5号を購入しましたが、あまりにもぴったりすぎるので脇を2ミリずつ、計8ミリ出そうかと思っています。
MPLの見本ですと少し幼い感じがするワンピースですが、このように衿・袖を修正するととたんに大人っぽくなりました。長く使えるパターンになりそうです。