anneesicotton*: フレアー車飛騨スカート その1
【パターン】アネージコットン、958フレアー車飛騨スカート、38号、3780円、縫製説明書あり 【作成】2008.6
【生地】AGNONA ウール混ダブルクレープ(ウール90%、ナイロン8%、絹2%)、ヨーロッパ服地のひでき
3年前に初めて買ったアニオナの生地。買ったは良いものの何を作ればいいのか分からず、ずっと暖めていました。結局、この車飛騨スカートを作ることに。
この生地、ほつれやすく、2枚に剥がれやすく、ガーゼのような織りなので針などを引っかけやすく…となかなか扱いが難しかったです。裁断後、すぐに滑脱防止テープを貼りました。ただ、この生地、思った以上に透けるので縫い代の範囲内に収まるよう、細く切って貼りました。
それから、この生地は表は青、裏は生成と色が違う2枚の生地で出来ていて、折ると裏の生成の色が表からかなり透けます。最初気になりましたが、これはこういうものだということで。意外にアイロンもかかりにくく、アイロンをかけても時間がたつと元のしわ感が出てくるといいますか。これも、こういうものと思うことにしました。
いろいろと神経を使う生地でしたが、出来上がってみるとふわふわで夏らしい、軽やかなスカートになりました!履き心地は、まさに「ガーゼ!」という感じ。それから、この生地は光の加減によって濃い青に見えたり、薄い青に見えたり。どれが本当の色かよく分かりません。また、たった2%の絹が良い味を出しています。ちょっとだけ艶やかさと華やかさがあります。
仮縫いをしてみたら、全体で2センチ大きくする必要がありましたので、脇をそれぞれ5ミリ出しました。縫い代1.5センチのところを1センチで縫っただけ。裏地は中心で1センチ増やして調節しました。ちょっと横着。
補正ですが、念のためショップに「プリーツを1ミリずつ細くして調整するのか(プリーツ計 10本なので、ちょうど2センチ増)、それとも脇で5ミリずつ出すのか」問い合わせたところ、「型紙でグレーディングするなら、分散して大きくするけれど、補整の場合は脇調節でOK」とのことだったので、単純に脇で調整しました。2センチくらいなら見た目に影響はないそうです。
同じ生地でブラウスジャケットを作って、スーツにする予定です。すでに裁断済み。この生地、ジャケットだとさらに苦戦しそう…。
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わー、めっちゃ似合ってますね!
ふんわり感と丈のバランスもすごくいいです。
この形とってもお似合いだと思います。
シンプルなパターンで生地の上質さが際立ってますね。
投稿: miho | 2008.06.13 01:08
mihoさん、こんにちは。
お褒めいただき、ありがとうございます!
この生地、とっても薄いのですが結構張りがあるようで、ずいぶんとスカートが広がるので、鏡を見たとき「太って見える?」と心配だったのですが、写真を見る限り大丈夫みたいです。
ただし、トップスはコンパクトなもの限定になりますが。
丈は何も考えず、デフォルトのままです…
このパターン、定番のスカートなので、何着も作れそうなのが良いですね。
おまけに、生地によってずいぶん印象が違うスカートになると思います。
私はフレアータイプしか購入していませんが、おとなしめ・控えめ・かっちりタイプが好みの人はボクシーラインの方が良いかなと思いました。
投稿: snow-yuki | 2008.06.13 11:33