【パターン】アネコットン、958フレアー車飛騨スカート、38号、3780円、縫製説明書あり 【作成】2008.12
【生地】シャネルツィード(ウール80%、ポリエステル15%、ナイロン5%、フランス)、Scampolo!
車飛騨スカート2着目を作りました。今度はウールツィード。これはScampolo!のプレゼントで当選した生地。着用写真だとよく分かりませんが(生地アップをご覧ください)、地はピンク、水色、オレンジの糸で織られています。生地として見ているとオレンジがすごく勝ってて、「ここが白とか、キレイな青とか、他の色だったらもう少し私に合う色だったのに…」と思ったのですが、白の裏地を付けて仕立ててみると案外気にならなくなりました。冬空に映える、ちょっとホップなスカートになって嬉しいです。オレンジで秋っぽくなるかな?と思ったのですが、オットにも「冬らしいね」と言われて一安心。
はじめ、この格子模様を生かしてバイヤスのスカートにしようかとも思ったのですが、やめました。織りがとても甘いので、広範囲のバイヤスにしたら保たないのではないかと。実は、バイヤススカートその1で苦い思いをしたので。このスカート、次のシーズンには生地が伸びてしまっていて、その伸びに当然ファスナーはついて行けず、つれてとても着られない代物になっていたのです。仕方なく捨てました。良い生地だったのに…
ということで、生地の薄さ、そして織りの甘さからくる柔らかさを生かして「車飛騨スカート」にしてみました。格子の折が入っていますので、本来ならボクシー版の型紙を使うべきでしょうけれど、このためだけに新たに型紙を購入するのもアレなので、手持ちのフレアー版で。格子といっても、途中で色が交代しますので、それほどおかしくはないと思います。
裁断したそばからどんどんほつれてくるので、すぐに滑脱防止テープを貼りました。また、生地がとてもよく動くので、襞はしつけをしてからミシン縫いをしました。襞は今回に限らず、これからもしつけをしようと思いました。その方がストレスなく縫えます。
今回初めてアネコットンで購入した裏地を使いました。今まで使っていたものよりも張りがあってぱりっとした感じで縫いやすかったです。今回は白でしたので問題ありませんでしたが、色物の場合はモニターで選ぶのはちょっと躊躇しますね。表地との相性もありますし。有料でもよいので、見本帳があると良いのにと思います。
生地とパターンの相性はぴったりだったと思います。フレアーがキレイに出ています。ただ、このスカートに合うトップスがありませんでした。とりあえずピンクのカーディガンを着ていますが、このスカートはもっと丈の短いトップスの方が絶対似合います。それから、このスカートを作ったら赤いセーターと赤い靴が欲しくなりました。