今年のチャレンジ
年が明けて早くも1ヶ月半が経とうとしています。すでにいろいろなことがありました。ほんの1ヶ月ほど前までは想像もしなかったことも。今年は「初めて」がたくさんの年になりそうです。
まずは海外。これまで海外はロシアしか行ったことがないというとても珍しい私ですが、今年はついにロシア以外の海外に行けそうです。しかも2カ国。楽しみです。「ロシアじゃないっていうだけで、こんなに気持ちが楽なんだ!」というのも発見です。ビザがいらないというのも大きいです。1回はプライベート旅行、もう1回は出張です。
仕事ですが、今年は今まで担当したことがないタイプの授業をすることになりました。春休み中に準備をしなければ。自分にとっても勉強になる、私にとって少し新しい分野です。それから、ここ3年ほど続いている共同プロジェクトを完成させなければいけない年でもあります。締め切りです。その作業に追われて、自分がやりたいことがなかなか出来ず辛いです…
さてさて、昨年志田ひとみさんの本に出会ってから気になっていた編み物。とうとうやってみることにしました。思いがけなくお目当ての毛糸が安く購入できたので。もちろん、志田ひとみさんの作品を編みます。…ですが、初心者にしては無謀だったかも。1ヶ月経ってもゲージ分すら編み終わりません。この編み地、目数が大きく増減するので、編み図とにらめっこ。それでもかなり間違えます。ようやく規則性が頭に入ってきましたが。当然、この冬はもう間に合いませんので、仕事の合間にちょこちょこ編んで、来年の冬には着られたらいいなと思っています。
編み物と洋裁、どちらも手作りなので似ているかなと思ったのですが、やってみたら全然違うことが分かりました。なにか、身体、頭、神経の使い方が違うのです。私の感覚では洋裁は開放的、外向き、編み物は内向的、内向き。それぞれに良さがありますが、私は多分洋裁の方が好みかもしれません。セーター1枚仕上げられたら変わっているかもしれませんが。今のところ、編み物は「これが着たいからやる」という要素の方が大きいです。
そして、今のものが編み終わる見込みが全くないのに志田ひとみさんの新作を買いました。『クチュール・ニット春夏』です。志田ひとみさんの「クチュールニット」の冬バージョンは毎年出ていますが、春・夏は約10年ぶりということで買ってしまいました。編み物はそれほど流行はないでしょうから、いつかは役に立つと思って。志田さんらしい繊細な作品が満載です。かぎ針編み作品も載っています。かぎ針、羽織ものがたくさんあることを期待していたのですが、ボレロ1着だけでした。残念。でも、いつかは編んでみたい素敵なボレロです。
編み物に興味を持ってから、ことあるごとに本屋さんで『毛糸だま』などの作品集を見てみましたが、やはり目がいくのは志田ひとみさんの作品。私は、編み物がというよりも志田ひとみさんの作品が好きなようです。
<2009.2.25追記>こちらで掲載作品が一部見られます。
洋裁は、今年はワンピースをいろいろ縫えたら良いなと思っています。ワンピースはほとんど着たことがないのですが、何となく着てみたい気分です。在庫布消化も大切な目標です。