iPod touch 第2世代<写真>
iPod touch購入を決心させたもう一つの理由は、ご紹介した日本トラストテクノロジー iPod AV出力&チャージケーブルを使えば写真をテレビ画面に映し出せることでした。これまでは現像・プリントアウトしていない写真はデジカメやパソコンで見せていました。ただ、これではデジカメなら2・3人、パソコンでも5・6人が限度でしょう。プリントアウトしたものにしても、一度に見せられる人数は限られます。結局、回して見てもらうことになりますので一度に大勢の人に説明しながら見せることは出来ません。プロジェクターを使えば可能ですが、一般家庭にそのようなものはありません。旅先の写真、そして海外では日本の写真を、手軽に一度に大勢の人に、私がコントロールしながら(デジカメやパソコンではほとんどの場合、見る人がコントロールすることになります)見せられたら良いのにと思っていました。
これも今では可能です。ケーブルでiPod touchとテレビを接続すれば写真をテレビ画面に出すことが出来ます。テレビですと明るくなるためか、写真が3割り増しくらいきれいに見えます。ただ、この機能は今後改善の余地があるでしょう。現在は、私の知る限りではスライドショーでしか映し出せません。本当は一覧で写真をピンポイントで選びながら次々と必要なものを画像に出したいのですが、それは出来ませんでした(もし裏技がありましたら教えていただけると嬉しいです)。もちろん、スライドショーにして、必要な写真を映し出して止め、次の写真を探せば可能でしょうけれど、これは面倒です。それから、iPod touch上では指を使って写真を拡大・縮小できるのですが、これをテレビ画面に反映することは出来ませんでした。出来たらとても便利なのですが。
それでも、スライドショーは見事なものです。他の人に見せたら「画面の切り替わりがとてもきれい」と言っていました。
ところで、写真機能というのはiPod touchにとってはおまけ程度にすぎないらしく、サポートが不十分です。iTunesではフォルダーごとの同期しか出来ず、iPod touch内の写真とパソコン内の写真が一致していないといけません。これは面倒です。パソコン上とiPod touch上のフォルダ内の構成を変えたい、iPod touch上には残しておきたいけれどパソコンではもう必要ない写真を削除したい、といったことが不可能です。
私にとっては写真機能はとても魅力的なのでもっと自由にiPod touch内の写真をいじれないかと思ったところ、「CopyTrans Photo」というソフトがそれを可能にしてくれました。試用版は無料でダウンロードできます。ただ、一つ注意点があります。試用版を使ってパソコンからiPodに入れた写真には、真ん中に大きく「試用版を使っています」というウォーター文字が入ります。すでにiPod内にある写真の削除・整理は問題ありません。ですから、まずはめぼしい写真はすべてiPodに入れておき、そのあとこのソフトを使った方が良いと思います。私もそれに気がついていたらとにかく写真は全部入れておきましたが、もはや手遅れです。でも、このソフトは後々必要になることは間違いないので、いずれ購入すると思います。
ところで、「CopyTrans Photo」を使ってもフォルダ内の写真の順序は入れ替えられません。iPodに入れた順に並びます。スライドショーで見せるときに、あとから「この順番で見せたい」となっても不可能です。もう一つフォルダを作り、そこにまた見せたい順番に入れ直さないといけません。この点についてメーカーに問い合わせたところ、現在CopyTrans Photoには写真のソート・順序の変更機能はないけれど、プログラマーにその機能を入れるよう要望は出してあるとの回答でした。今後のバージョンアップに期待です。
いずれにしても、大量の画像をこんなにコンパクトに持ち運べて、しかもさっと見せられるなんて夢のようです。これで、必要があればいつでも写真を見せられます。
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