スイス旅行4日目午後-ベルン
午後からは久しぶりの町歩き。スイスの首都ベルンです。ドイツ語圏に戻ってきました。スイスの都市というとジュネーブ、チューリッヒが真っ先に頭に浮かびますが、実は首都はベルン。12世紀から続く古都で、その旧市街は世界文化遺産に登録されています。
旧市街のメインストリート、マルクト通り。奥にはベルンの象徴である時計塔が見えます。
これはベルン最古の建物の一つで、1191年に建造されました。時計が取り付けられたのは1530年。残念なことに、私たちが鐘の音を聞いたのは午後1時。一回しか鳴らず、鐘の音に合わせて動く人形たちの動きもしょぼいものでした…
町全体はこのように石造り。自然の中にずっと身を置いたあとだと、少し窮屈感があります。
ベルンには、1902から1909年までアインシュタインが住んでいました。新婚間もない1903年から2年間住んでいたのが、このアインシュタイン・ハウス。残念ながら、入館する時間はありませんでした。
旧市街には全部で八つの噴水があります。これは「モーゼの噴水」。ただ、噴水とは言っても、ふつう私たちがイメージする、水主体の噴水とは違います。こちらは彫像がメインで、いちおう水もちょろちょろ出ているといったところ。
旧市街のランドマーク、大聖堂です。1421年着工、完成は1893年。正面玄関の聖像「最後の審判」。見事なものですが、ガイドブックによるとこれはレプリカで、本物はベルン歴史博物館に所蔵されているそうです。
内部の装飾も見応えがあります。とはいっても、この日はうだるような猛暑。長時間、石造りの戸外にいるのはつらく、ここは完全に観光客の休憩所となっていました…
ベルンという町の名前はもともと「熊」から来ています。ベルン州の州旗も熊のデザイン。熊公園には本物の熊もいます。
ベルンで私が一番気に入った眺め。大聖堂近くの公園からです。
小高い丘の上にあるバラ公園から見た、ベルン旧市街。全体像がよく見えます。…ですが、あまりの日差しの強さに、もうへろへろでした。
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