ティファール イージープレシング スチームアイロン
以前こちらの記事でも書いたとおり、ながらくティファールのスチームアイロン安価版を使用していました。正直、可もなく不可もなくだったのですが、数年前に落として部分的に少し欠けてから、ドライで温度調節が上手くいかなくなっていました。設定よりも温度が高くなってしまうのです。
そんなわけで、長らくアイロンを買い直したいと思っていたのですが、洋裁再開を機に新調することにしました。アイロンは、この2年くらい何かにつけて物色していました。一時はハシマやナオモトの職業用アイロンにあこがれたこともありました。ただ、例えばナオモトですとアイロン本体で2キロもあり、腱鞘炎を患った身としては、今やこんな重いものを扱う自信はありません。
そこで結局はまたティファールのアイロン。でも、今度は水タンクが別のティファール イージープレシング スチームアイロン GV5240JO にしました。アイロン本体に水を入れるタイプの他の品番よりも、かえってこちらの方が本体が軽いというのも大きな魅力。もう、私の人生のテーマは「極力重いものは持たない」になってしまいました…
使い始めて1ヶ月になりますが、このアイロン、本当に良いです!さすが水タンクが別なだけあって、蒸気の出方が半端ではない。今までのアイロンは、もうスチームアイロンとは呼べません。温度調節とは別にスチームの量も調節できますが、シャツのアイロンかけなら半分くらいの出力で十分です。これで、ひと撫でするだけで、本当にビックリするほどきれいにしわが取れます。今までは、アイロンをかけても虚しさの残る仕上がりでしたが、今はかけただけの成果があるので、やりがいが感じられます。使ったあとは、アイロン台がほんのり湿っているほど。正直、バキュームアイロン台の必要性が今までのアイロンではよく分からなかったのですが、新しいアイロンを使い始めて、その意味がよく分かりました。多分、バキュームアイロン台だと、こんなスチームでもさらっとしているのでしょうね。私はバキュームアイロン台を買うことはないと思いますが(重いので)。
それから、今までですとスチームならスチーム、ドライならドライと、事実上どちらかでしか使えず、また、スチームにセットしてあってもなんだか出たりでなかったりでした。でも、イージープレシングはボタンを押せばスチーム、離せばドライなので、切り替えが楽々。ボタンを押せば間違いなくスチームが出ます!ドライであててからスチーム発射などもOK。ただ、ずっとスチームでアイロンをかけるときはボタンを押し続けていないといけないので、少し疲れますが。
さて、肝心の洋裁ですが、地直しなどには最適だと思います。アイロン全面から強力なスチームが出ますので。とりあえず、畳みじわはもう怖くない!という感じ。反で売られているときの、中央の折りじわは完全にはとれないこともあるかもしれませんが。とりあえず、カバー類の制作で新しいアイロンを使いましたが、中縫いをしてひっくり返すとき、生地にかなりしわが付いたのですが、スチームアイロンをかけると、もうビックリするくらいピシッとなりました。ドライとスチームの切り替えがこまめにできるのも、洋服作りでは武器になりそうです。
現在はワンピースを制作中ですが、接着芯もしっかりつきました。もっとも、接着芯についてはジャケット、コートを制作しないと確かなことは言えませんが。腱鞘炎になって最初にできなくなったことの一つがアイロンがけで、今もアイロンはあまり無理をしたくない状態なので、しばらくは負担の少なそうなワンピース、スカートを縫おうと思っています。
イージープレシングですが、14000円ほどで購入できました。確かに、タンクも考えると場所をとるのですが、床に置いておけばいいので、機能を考えれば、絶対この最上位機種がお勧めです。ただ、水蒸気がホースを伝うときに発せられるのか、アイロンをかけているとちょっと独特の臭いがしますが(使っているうちに消えるのでしょうか?)。
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