鉄万
4月末に鉄万を買いました。
鉄万というものの存在を知ったのは5年前。万十と袖万を購入した時です(記事はこちら)。確かにそのときは気になる存在だったのですが、いつしか鉄万のことはすっかり忘れていました。ですが今春、ツィッターで鉄万は使える、便利というツィートをみて鉄万熱が再熱。迷った末に思い切って購入しました。こちらの鉄万です。5000円しなかったというのも決心したポイント。
購入してから3ヶ月。実際に使い続けた感想は、懸念したこの重さこそがなによりもの特長で、絶対的な安定感があるために使いやすい、土台が固いのですっきり・しっかりとアイロンをかけられるということです。形状も絶妙で、この2種類の形によりたいがいの場所はアイロンがけが可能です。
さて、購入を躊躇した主な理由は、「こんな重いもの私に扱えるだろうか」(使う時だけ台に移動させていますが、まあ大丈夫です)、そして「もうテーラーボードも、万十も、袖万も持っているのに、買う意味はあるのだろうか」ということでした。結果として、買う意味はあったと思います。それぞれ、適材適所で使い分けていますので。でも、鉄万がきてからは、一番使用頻度が高いのは鉄万です。他のものは、鉄万ではやりにくい(面積が足りない、ダーツは万十の方がいいなど)・できない(袖など筒状のものの縫い代割など)ときに使うといった程度です。縫製過程でのアイロンは万十、袖万、テーラーボードがあればことは足りますが、鉄万が使える箇所は、鉄万を使った方が楽にぴしっと縫い代割りなどができます。
ただ、鉄万があると便利なのはジャケット制作時らしいのですが、私はまだジャケットで鉄万を試してはいないので、鉄万の威力はまだ分かっていないのかもしれません。
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