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千畳敷カールと木曽駒ヶ岳<2日目 馬の背から宝剣山荘まで>

なんと朝7時半には木曽駒ヶ岳登頂を終えてしまい、さてこれからどうしようと登山地図を広げました。元来た中岳をまた登って山荘に戻り、それから別方向に行くという選択肢もありましたが、また中岳を登るよりは別ルートを歩く方が良いだろうということで、「馬の背~八合目~宝剣山荘」に決定。地図に書いてある所要時間を見ても問題なさそうです。最後の登りがきつそうですが、あとはどちらの方向も所要時間にそれほど大差ないので、おそらくなだらかな道なのだろうと勝手に想像してしまいました。その予想が完全に誤りだということは、すぐに判明するのですが。

8時50分に駒ヶ岳を出発(ずいぶん長時間休んでいたのですね!)。

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これが私たちが進んでいく道です。馬の背をずっと歩いて行き、その先で右下方向に降りていきます。
この「馬の背」という名前から勝手に、なだらかで足場が良く、まわりの景色を愛でながらのどかに歩ける道を想像していたのですがとんでもありませんでした。足場は大きな石がゴロゴロで、一歩一歩慎重に歩かなければならず、また左側はすぐに急勾配の崖。ちょっとふらつくだけでも滑落事故を起こしそうな危険な道。とにかく足下を見て、常に緊張感を持って歩く必要があり、まわりの景色どころではありませんでした。しかも、1時間もしないうちに山は完全に霧に包まれ(もしかして雲の中?)、景色というものは一切見えなくなりました。そんな中、ただ歩くだけでなく、よじ登る、岩場を降りる、も加わり、「もしかして行き止まり?まさか、ここを行くの?」と思われるような登山道にも出くわし、不安と恐ろしさに包まれる山歩きでした。

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馬の背は草が生えているだけで森林浴という感じは一切なかったのですが、8合目を折り返し、高度が下がっていくとこのように木々の中を歩くことに。

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10時40分、濃ヶ池に到着。ここでお昼ご飯を取ることに。お湯を沸かしてお茶を入れ、いつも通りインスタントラーメンを作りました。ただ、私は疲労と寝不足のせいかあまり食欲がなく、ラーメン半分とカステラ一切れ食べただけでした。今から考えると、こうしたハードな山歩きの時はお昼ご飯をとるというよりも、こまめに行動食を取るようにした方が良かったと今になって思います。

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霧が晴れた、その一瞬を狙って撮った写真。

11時半頃池をあとにし、先に進むことに。

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歩き出してすぐ、お花畑に遭遇しました。今回の行程で気楽に歩くことができた数少ない場所。でも、これもほんの短時間です。

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12時50分、駒飼池に到着。間の写真がないのは、行程があまりに危険でハードだったため、写真撮影どころではなかったから。ここまで来れば、あとはもう目の前に見えている山荘まで一気に登るだけです。もう、相当へたばっていましたが、これは確実に安全な道なので、それだけで気が楽に。

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今、歩いてきた方向。相変わらず空はこんな感じです。

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今まで歩いてきた山が見えています。左から右にずっと歩き、途中で下に降りてきました。これだけの距離を歩いたのかと、自分にびっくり。

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こんなかわいらしい小川も流れていました。ここでしばらく休憩してから、山荘目指して最後の一踏ん張り。途中、何度も水を飲みました。

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1時50分、山荘到着。途中、どうなることかと思いましたがなんとかやり遂げました。

駒ヶ岳山頂では多くの登山客を見ましたが、馬の背からは10人も見ませんでした。多分、あまり一般的なルートではないのだと思います。やはり、3000メートル級の山の稜線を歩くというのは生易しいことではありません。本格的な山歩きをしたいというのでなければ、お勧めはできないコースです。私たちも、次は低い山を気楽に歩きたいね、となりました。

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