千畳敷カールと木曽駒ヶ岳 <2日目早朝>
今回のチャレンジは人生初の山小屋宿泊。山小屋に関しては鈴木ともこさんの漫画『山登りはじめました』、『山登りはじめました(2)』を読んだりして(この漫画、山登りに興味がある人にはお勧め!)多少のイメージはありましたが、「実際行ってみたら想像したほどではなかった」ということを期待していました。…ですが、ほぼ想像通りでした。
なんといってもお花畑の最盛期。しかも土曜日宿泊。山小屋は大盛況でした。夕食、朝食とも二グループに分かれていただくのですが、一グループの人数を考えると200人くらい宿泊したのではないかと思います。カルチャーセンターの団体もいました。そのためか、私の予想に反してむしろ女性客の方が多く感じられました。
部屋は、懸念の相部屋。2階にベッドまたは布団の小さめの部屋、3階は大部屋がありました。私たちは6人部屋。夫婦3組でした。6人部屋とはいっても、敷き布団は始めから3分の1が折られた状態で、部屋全体にきつきつに敷き詰められていました。つまり、一人のスペースは布団3分の2。
夕食は、正直、私が想像していた山小屋の食事よりも下でした…メインはエビフライ2本とジャガイモのコロッケだったのですが、これが多分、冷凍食品だろうという衣で、私は半分しか食べられませんでした。
消灯は9時。朝食は4時半。でも3時過ぎにはもう準備を始める宿泊客もいて、眠れませんでした。寝付きも悪かったので、睡眠時間は実質2時間くらいだったと思います。
山小屋としてはすべての面で標準的だったのでしょうけれど、この年にして初体験の私には少しきつかったのですが、それをすべて吹き飛ばす素晴らしい景色を見ることができました。雲海から昇る朝日です。
受付横のボードには、この日の日の出は4時52分と書かれていました。その朝焼けが見たくて、朝食後、急いで外に出ました。
朝5時2分。東の空が赤く染まってきました。
でも、反対側に目を転じるとまだ月がこれだけはっきりと見えています。
5時8分。かなり明るくなってきました。
このように山も赤く照らされています。
5時13分。写真では分かりづらいですが、太陽が完全に昇りました。もう、これ以上は眩しすぎてカメラを向けることも、直接見ることもできません。
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