秋の南房総小旅行 -鴨川シーワールド-
2日目は前から行きたかった鴨川シーワールドへ。これほど大がかりな水族館は生まれて初めてなので、ずっとわくわくしていましたが、行ってみたら想像を遙かに超えて楽しいところでした。
天気は下り坂なので、まずは野外で行われるパフォーマンスを優先して観ることに。
最初はアシカショー。アシカ一家の日曜日というストーリー仕立てのショーでしたが、芸の細かさにびっくり。ストーリーに沿ったあれだけ微妙な動作をどうやって教え込むのか不思議でなりません。写真はこの水族館の名物、笑うアシカ。ショーの最後にお父さん役のアシカが笑顔を見せてくれます。
次はシャチのショー。こちらはひたすらアクロバティック系です。しかも、三頭いるのに芸をしているのは一頭だけ。あとはただ餌をもらっているようにしか見えませんでした。とにもかくにも、シャチの巨大さにはびっくり。鴨川シーワールドのショーの中では、これが一番単純でストーリー性ゼロでしたが、あの大きなシャチを間近で見られるということ自体に価値があると思います。
そしてイルカショー。これはアシカショーとシャチのショーの中間という感じ。多少の物語性(歌(?)を歌うとか)と知能の披露、そしてジャンプを存分に見せるアクロバティック系。加えて、プールサイドにひょいとあがって全身を見せるという芸があるのですが、実は隣のプールでこれをずっと練習しているイルカがいて…何度もトライしているけれどどうしてもあがれないんですよね。なんだか居残り練習をさせられているみたいで、健気でかわいかった。
屋外のショーはこれで全部。その他、屋外にいる動物たち。
アシカ・アザラシの海。
餌やり中のトド。トドはずっと泳いでいるので(しかも、かなりのスピードで!)、最初は全身を見ることはできませんでしたが、餌やり中に通りがかったらばっちり見ることができました。水族館ではあちこちでフィーディングタイムがあって、そのとき動物についての説明があったり、ちょっとした芸をやったりと、常にどこかで何かが行われて、客を飽きさせない工夫がされています。
そして午後。通りがかったら爆睡中でした。
気持ちよさそうに泳ぐセイウチ。
そして食事タイム。
イルカの海ではイルカたちが、これまた結構なスピードで泳いでいて、カメラで捕らえるのは至難の業。
そしてなぜかペリカンもいます(これも水族館カテゴリ-?)。
一日に二回お散歩タイムがあります。
もちろんペンギンもいます。こちらはフンボルトペンギン。その他、皇帝ペンギンもいます。
ラッコもいました。ラッコ、本当にかわいい。二度目に見たときは二頭がじゃれ合って遊んでいて、とてもかわいかった。でも動きが速くて、上手く写真には撮れませんでした(下の写真)。
そして、もう一つのショーはベルーガ。こちらは屋内です。客席に着いたときは、どうやらずっと水槽の中にいるようなので大して期待しなかったのですが、私はパフォーマンスショーの中ではこれが一番意外性があって楽しめました!ベルーガの特性と知能を学ぶ、という感じのショーで、それがとても上手に表現されていました。ベルーガの知能にはただただ驚きました。
水族館ですからもちろん水槽も。私がこれまで行った水族館は、種類ごとに小さな水槽に展示されているものがほとんどだったのですが、このように海の様子そのものを再現するかのような水槽は見ていてとても楽しいですね。
全部で6時間近くいましたが、全く飽きることなく、あと1時間いたかった!と思えるくらい、充実した楽しい場所でした。人間以外の生き物を見るのはリフレッシュ効果大という発見も今回の旅行の収穫でした。