アネパターン: 955タックスカート その2
【パターン】アネパターン、955タックスカート、38号 【作成】2013年5月
【生地】シルクサテン、イタリア製(fan-annexにて購入)
2年ほど前にfan-annexのネットショップで見たバック柄の生地。なぜだかとても気になって忘れられずにいました。翌年の2月に実店舗に行く機会があり、店頭には置いてなかったそのバック柄の生地を、奥から出して見せてもらいました。まだ冬だったせいか、軽くてふわふわ、そして鮮やかな色彩なこの生地を自分がまとう姿が想像できず、その場では結局買わずに帰ってきました。でも、その後もこの生地が頭から離れず、これほどまでに気にならば、ということで昨年の3月末にに思い切って購入してみました。
5センチ大のバック柄。そもそも柄物を着ることが少ない私、こんな大柄は初めてです。この大柄感を少し和らげるために、作るならタックスカートと店頭で実物を見た時から決めていました。なので、合わせて955タックスカートの型紙も購入。
ですが、作る機会を逸したまま1年が経過。今年の4月からとりかかって、ようやく完成させました。
とても軽くて繊細な生地。ちょっと風が吹くとこんな風にふわっとなります(ついでに袖口のラッフルもめくれています…)。よく考えてみると、10年以上洋裁をしていながら軽くてしなやかなシルクサテン生地を縫うのは初めて。縫い始めたはいいものの、縫製をどうすればいいのか途方に暮れることもあり、ちゃんと着られる服に仕上げられるのか不安でした。
特に悩んだのが裾の始末。最初はロック+二つ折りまつり縫いにしようとしたのですが、ロックをかけるとその針目から伝線が走るかのように裂け目が入るので、このやり方はボツ。この惨状をツィッターでつぶやいたら、「細三つ巻」を勧められ、そちらに変更。5ミリの三つ巻にしましたが、こちらの方が見た目が綺麗で、なんといっても丈夫。三つ巻にして良かった!アドバイスありがとうございました。
裏地は、表に響かないように縫い代がすべて内側(表地側でなく)にくるようにしました。
とても神経を使う生地でしたが、何とか形に出来て良かった!生地のテロテロ感がすべてをカバーしてくれている気がします。夏らしい爽やか色の大胆柄(私にとっては!)スカート。手持ちにはないタイプなので、着こなしに変化をつけてくれそうです。
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