長財布 その3 -2014年バージョン-
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2013年は、スカート3着、ジャケット1着、バッグ一つ縫っただけでした。2014年は時間の使い方をもう少し上手くして、今少しパワフルになって、もっとたくさん服を縫えたらいいなと思っています。
それから、ミシンの時に姿勢をよくすること。ワークショップの写真を見て、自分が他の方々よりも飛び抜けて背中をまるめて縫っているのに驚きました。背筋を伸ばし、作業はてきぱきと。たまねぎ工房店主のルームシューズ制作動画を見て、その手際の良さに感銘を受けたので、私もちょっとでも近づけるように頑張りたいです。とりあえず、万国旗縫いをできるだけ取り入れるようにします。
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【パターン】たまねぎ工房主催ワークショップで使用したパターン(佐藤 なを美さん作) 【作成】2014年1月
ワークショップで作った長財布を1年半、毎日毎日使い続けたところ、さすがに表地が汚れ、パイピングは所々裂け、使用に耐えない感じになってきました。そこで、新たな年を新たな財布で迎えることにしました。誕生日も1月1日ですし。
年末に作り始め、本当なら年内に作り終えるはずだったのですが、予定外に仕事に時間が取られたため昨日の元旦に完成しました。
使用した生地は次の通り。
【表地】何年も前に衝動買いした、フランス アンジャルダンオンプリュの生地
【裏地、ポケット大】麻混綿生地(このワンピースの残り生地)
【ポケット小】コットンカットボイル(このブラウスの残り生地)
【パイピング】綿生地(このブラウスの残り生地)
私のなかでは、なぜかこの財布は「手持ちの生地で作る」がテーマになっています。なので、残った生地をあれやこれや引っ張り出し、組み合わせをどうするかいろいろ悩みました。こういう、生地の組み合わせを考えるのも、このお財布を作る楽しみの一つです。表地も候補は他にもありましたが、2.5メートルも買ってしまい、今まで一度も使っていないこのチューリップ柄にしました。
この財布作りで一番の難関はパイピングだと思います。今回は表地がクラフト用だったためか、とてもしっかりしていて、折れる部分を開いて表からミシンをかけることができず、パイピング生地はカーブ部分のみ表から、直線部分はすべて内側からミシンをかけて縫い付けました。表からの落としミシンもぐるっと一周することは無理なので、手まつりにしました。
これまでは一番外側の仕切りに硬貨を入れていましたが、深くて取り出しにくいので、今回はカードポケットを減らしてここに入れるようにしてみました。使い勝手はこれから検証します。また、財布の寸法も5ミリ高くして、紙幣を入れるのにもっとゆとりを持たせました。
なんとなく色合わせを重視して小ポケットをカットボイルにしましたが、さすがに生地が弱すぎました。使えないことはありませんが、やはりある程度目の詰まった、しっかりした生地を使うべきだったと反省。
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