アネパターン: Laurent パフシルエットタックスカート その1
【パターン】アネパターン、Laurent パフシルエットタックスカート、38号 【制作】2015年9月
【生地】シルク混ウール(ウール59%、シルク40%、ポリウレタン1%)(アルマーニ)、moncouture 実店舗ではぎれとして購入
ファスナー開きスカートを縫うのは昨年5月以来です。
昨年7月末に姿勢を整えるトレーニングに通い始め、トレーニングが進んだら体型が変わって、スカートを作ってもサイズが合わなくなるのではないかと思い、スカート作りを控えていました。トレーニングに期待しすぎの感もありますが、痩せたわけでは(体重が減ったわけでは)決してないのに、ウエストのサイズが細くなりました。いえ、細くなったというよりは、以前は姿勢がおかしくてウエストのくびれがなく、「ウエストっていってもどこを測ればいいの?」だったのが、今は一応ウエストができてきたので測る場所が分かったというだけです。
そして、おかしな姿勢に合わせて作った以前のスカート、特に腰履きタイプは履き心地が悪くなり、スカートに合わせると今度はすっと(以前よりはレベルですが)立つことが出来ない、ということで春シーズンの終わりと共に処分したりしました。
そんなわけでスカートが足りなくなり、まだまだ道半ばながらスカートを作る必要が出てきました。
これまで、アネパターンの型紙でスカートを作るときは、脇を全体で1-1.5センチ出していました。ですが今回のローラン、シーチングの仮縫いで特に脇を出す必要はなさそうとなり、デフォルト通りで作りました。出来上がってみると、ちょうど良いサイズ感みたいです。なんとなくスカートが下がってしまいそうとか、動いてしまいそうとか、そういうことがありません。それが当然でしょうけど…
75センチのハギレで購入したアルマーニの生地。細かい千鳥格子で、白の要素が目立つので私でも着やすい色味です。特に、夜の灯りの下だとシルクの光沢が際立って、大変美しい生地。もう少し裾部分が柔らかくなる仕上がりを想像していたのですが、思ったよりもタックのによる角張った感じが出ました。私が考えていたよりも弾力がある生地だったのだと思います。
裏地付き型紙ですが、表地も裏地もタックが同じ方向になっているようです。普通、表地と裏地のタックは互い違いにして厚みが出ないようにすると思うのですが、この型紙はわざとそうしているのでしょうか。それとも、私の裏地の型紙の解釈が間違っているのでしょうか…。
シンプルな形なので生地を変えて何着も作れそうです。今回は生地に余裕がなかったのでデフォルト通りの丈ですが、次からは少し丈を出した方がいいかな。カラータイツなどを履くなら良いですが、この丈だとヌーディーストッキングはためらわれます。