松之山温泉と美人林 -「ひなの宿ちとせ」の食事
さて、お待ちかねの夕食。前回の吉野旅行の失敗もあり、今回はいつもより慎重に宿を選びました。

食事は「食事処」でいただきますが、個別スペースに区切られていて、落ち着いて楽しむことが出来ます。
手前の板に載っている前菜、左から「あんぼ」、「発酵豆冨」、「湯治豚」、「菜々煮」。「あんぼ」は米粉でできた雪国の伝統保存食だそうで、おやきに似た感じ。「豆冨」は豆腐を発酵味噌に1ヶ月漬け込んだもので、味はチーズのよう。酒のつまみにぴったりです。
その奥の小鉢は、左から「茶豆の酢浸し」、「松前漬け」、「きくらげの辛子和え」。左は奥の鉢が山芋の千切りのとんぶり添え。真ん中がもずくとジュンサイの酢の物。
それから、食前酒に梅酒。
まずは、席に着くとこれらのものが並んでいます。味も調理法も様々、どれも美味しく楽しくいただきました。

夫と何度も「あれはおいしかったね」と言っている鯉こく。鯉には全く臭みがありません。そして、この宿は味噌にこだわりがあるようで、味噌が美味しいのです。私は自分で味噌を作ることもあって、市販のものや外食で味噌が美味しいと思うことはほとんどないのですが、これは美味しい。多分、私がこれまでの人生で食べた中で、一二を争う美味しい鯉こく(父が作る鯉こくも美味しいです)。

さつまいも、レンコン、魚のすり身の揚げ真丈。手が込んでいて美味しいです。それからこの地方伝統の、ぜんまいとなら茸のぜんざい。

お造り。魚沼美雪マス、脂がのっていて、びっくりするほど美味しいマスでした。それから、平目と帆立。この平目と帆立、今回の夕食の中で唯一あまり美味しくないものでした。この立地で無理に海のものを出さなくても…それよりマスを三切れにして欲しかった。マス、本当に美味しかったので。

今回、私たちが選んだのは「越乃紅のしゃぶしゃぶプラン」。そういえば、この冬しゃぶしゃぶを食べるのは初めて。豚と花びら茸、サラダ菜のシンプルなしゃぶしゃぶ。この豚、特に脂が美味しかったです。タレも、ポン酢の他に人参ダレ。しゃぶしゃぶに人参ダレというのは初めてですが、これが良く合います。宿の工夫と頑張りが感じられます。
そして、これほど美味しい脂が落ちている出汁を、そのまま捨てるのは惜しいのでお玉を持ってきてもらいました。

そして、ご飯にかけておじや風にしたり。夫は、汁に塩を入れて、おいしいおいしいと何杯も飲んでいました。

ご飯をちゃんとおひつに入れて出されたのは、今回の宿が初めてだと思います。本当に、お米が一粒一粒立っていて驚きました。ちゃんとおひつに入れるとこうなるのかと。もちろん、お米そのものも美味しいです。さすがに新潟。
そして野菜の味噌汁。とても地味な絵ですが、この味噌汁も本当に美味しかったです。外でこれほど美味しい味噌汁が出てくることはめったにありません。

デザートは甘酒のババロアと果物。
ところで、私はお酒は飲まないのですが、夫は日本酒を4杯頼んでいました。その中で、私でもびっくりしたお酒が「伊乎乃」。香りが、まさに白ワインなのです。日本酒とは思えない。でも、試しに飲んでみると味は日本酒。日本酒は全く飲まない私でも、これは飲んでみようと思う香り、そして、私でも美味しいのは分かるお酒でした。

朝食。納豆に藻塩をかけるという食べ方が新鮮。藻塩、駅で売っていたので買いました。何にでも合うので重宝しています。鮭フレークは自家製。手前の漬け物、絶妙な塩加減でした。
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