MPL: P1601 ミニマムフレアーパンツ その1
【パターン】Mパターン研究所、P1601 ミニマムフレアーパンツ、5号 【制作】2016. 7
【生地】 表地:シルク混リネン(アザトいのうえ にて購入、このワンピースの切り替え布と同じ) 裏地:東レ 夏用裏地 クールビズライニング 、ピンク(ヨーロッパ服地のひできにて購入)
久々にMPLの型紙で服を作りました。ブログを確認したら、2008年のフラットカラーコート以来。そして、パンツを最後に縫ったのはいつかと思ったら、2005年のワイドフレアーパンツ。プライベートでは完全パンツ派なのですが、前立てを縫うのがおっくうに思えて、パンツは既製品ばかり履いています。
そんな私でも、横コンシールあき、ポケットなしのこのパンツなら気楽に縫えそう!と型紙が発売された翌日に注文。モデルさんの着画にビビッときたのでした。そして、ここのところ巷ではゆるっとしたパンツを履いている人ばかりで、自分もなんとなく履きたい気分になっていたのでしょう。
日記を見ると6月7日に裁断していましたが、6月から7月半ばまでは仕事が忙しかったので、合間に気分転換として少しずつ縫っていたため、スカートと手間は大して変わらないはずのこのパンツを完成させるのに1ヶ月以上かかってしまいました。縫製は、特に難しいところはありませんでした。悩んだのは丈。ちょっとくるぶしが見えるくらいの丈が軽快で今風なのでしょうけれど、このパンツはフルレングスの方がかっこいいと思ったので、丈は1.5センチだけ詰めました。生地次第ではもっと短いのも合うのかも。
正面棒立ち。丈はこんな感じです。多少柔らかさはあるけれど、ドレープ感はない生地だとこんなシルエットになります。多分、表地だけでも透けないでしょうけれど、薄い色なので念のために裏地を付けました。ガーゼのようなさらっとした夏用裏地。ピンクベージュのような色合いにしたかったので、裏地はピンクです。
一番の問題はウエストサイズでした。スカートのような横コンシールあきのこのパンツ、前あき、ベルト通しがあるパンツよりも格段にシビアにサイズが合っていないと着心地も悪く、シルエットももっさりしてしまいます。見返しを表地に次いだ時点で試着をしてみたら、ウエストがゆるすぎました。これを履いて外に行き、色々動くのはちょっと無理そう。うーん、これは…とズドーンと暗くなりましたが、折良くMPLではギャザースカンツが発売され、説明書にはサイズ調整として後ろベルトにゴムを通すやり方が記載されているとあったので、この部分だけ送ってもらえないかとお願いしてみました。送られてきた説明書を参考に、後ろベルトだけゴムを通してみました。
このように、後ろベルトはギャザーがよっています。Tシャツなどの薄手だとまだ少しゆるいのですが、裏地を付けたためか真夏というよりは春秋のパンツになったので、多分大丈夫かなと思います。
後ろゴムのおかげでキレイなシルエットになったと思います。後ろゴムはない方がエレガントですが、幸いこの生地はゴム入りでも違和感がない感じ。次回からは縫い代を増やします。
モデルさんの黒のポリエステルジョーゼットで作ったパンツのシルエットがとても素敵なので、落ち感のある、エレガントな生地でも作ってみたいです。
***
実は、ここのところ服の好みが大きく変わりつつあります。それと同時に、長いこと遠ざかっていたMPLがにわかに気になり出しました。一時期、私の好みからは離れた服ばかりが発売され続けていましたが、2年くらい前から、特にモデルさんが変わってからMPLの服の傾向が変わった気がします。ひょっとしたら、モデルさんのタイプが変わったから服も違って見えるのかもしれませんが。なにはともあれ、仕事が一段落したので、6月以降に発売された型紙を三つも買いました!まずは仮縫い。着心地が良く、私に似合うといいのですが。
« 養老渓谷 -大福山・梅ヶ瀬コース | トップページ | マーマレード、だし、梅干し »
「MPL作品」カテゴリの記事
- MPL S2130マーメイドラインスカート その1(2024.10.26)
- MPL: S1806 シャーリングAラインスカート その2(2023.05.21)
- MPL: S1806 シャーリングAラインスカート その1(2022.02.25)
- MPL: B1605 セミフレアーブラウス その2(2017.09.05)
- MPL: P1703 オブリークタックパンツ その1(2017.08.21)