マーマレード、だし、梅干し
この夏、はじめて作った二品。
まずはマーマレード。行きつけの八百屋さんで夏みかんが安く売られていて、これはマーマレードにすると良いよ、そのままでも食べられるけどと言われ、とりあえず二個買ってきました。はじめはそのまま食べるつもりでしたが、ふと、マーマレードを作ってみようかな?と思い立ち、ネットでレシピを調べてみました。マーマレードというと、皮を一晩水にさらして苦みを抜くやり方が一般的なようですが、それはなんだか面倒ですし、第一そんなことをしたら皮の栄養分も、味もみんな抜けて生命力のないマーマレードになりそうで気が進みません。そんな中見つけたのが、こちらのレシピ。皮を塩もみして、すぐに煮込み始めます。試してみたら、皮の苦みが美味しいマーマレードが出来ました。手軽さと美味しさがすっかり気に入り、今度は国産グレープフルーツでも作ってみました。それが写真。レシピでは氷砂糖ですが、私は甜菜を使ったので茶色い仕上がり。大学生以来お菓子作りはほとんどしておらず、たまに作ろうとするとその砂糖の量にびびっていつも減らすのですが、今回も減らして300グラムくらい。パンに合う甘味です。
今までマーマレードは作るのが大変、美味しく作るのも難しいイメージでしたが、このレシピに出会ってからは、マーマレードは自分で作るもの、と考えが変わりました。手作りマーマレードは本当に美味しいです。
そしてもう一つが、山形の郷土料理「だし」。夫が古本で「温故知新的生活」という雑誌の5号を買ってきて、それが郷土料理特集でした。山形の「だし」も取り上げられていて、レシピも2種類ありました。この冬、山形の方と話していたときに、この「だし」のことを聞いてみました。「野菜を刻んで醤油を入れて混ぜるだけですよ。ご飯にかけたり、そうめんにかけたり、冷や奴にのせたりします。二日くらいで食べきるもの。美味しいので、夏になったらぜひ作ってみてください」とのことで、夏になるのを楽しみにしていました。そして、試しに作って以来、切らすことなく作り続けています。もう、我が家の定番料理。基本的にはこんな感じで作っています。
<基本の材料>
なす 1本
きゅうり 1本
しょうが(私は新ショウガや葉しょうがを使っています) 一かけ
紫蘇 適量(ベランダで育てているのを適当に収穫しています)
醤油 大さじ2くらい
ごま<作り方>
1.なすを刻んで水にさっとさらして、ざるにあげる。
2.残りの野菜をすべて刻む。なす、醤油、ごまを入れて混ぜる。
3.一時間くらい置いておく。
これだけです。他に塩らっきょう、ズッキーニ、オクラを加えても合いました。
そして昨年、生まれて初めて挑戦した梅干し。試しに1キロ作ってみたら思ったよりもずっと簡単に美味しくできたので、今年は3キロ作ってみました。
梅干し作りというのは私の中では敷居が高くて、自分で作ることはないだろうと思っていたのですが、やってみたら一つ一つの作業は単純で、それほど大したものではありませんでした。こちらのレシピを参考にしています。
今年は梅雨明けが少し遅く、なかなか干せる日がなかったのでやきもきしていましたが、この週末ようやく土用干しができました。私は干物用のかごに入れ、物干し竿に吊して干しています。
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