MPL: S1304 ウエストゴム細タックスカート その1
【パターン】Mパターン研究所、 S1304 ウエストゴム細タックスカート、5号 【制作】2016. 9 【生地】シルク、アザトいのうえ にて購入
ファスナー開きのワンピースにするつもりで購入した生地。色はパープル。届いてみると、ファスナーを付けるのはどうかな、という質感。そして、何より色。あまりに薄いパープル。白と比べればパープルと分かりますが、単体で見ると白に少しニュアンスが入った程度。濁りはないのですが、これを一枚のワンピースにして私が着るのはどうかな、という色合いです。それよりも、上下別にした方が服として使えそうです。
ファスナーを避けるとなるとゴムスカート。では、どんなゴムスカートに?と思ったとき目に留まったのがMPLの細タックスカートでした。揺れる感じがこの生地に合いそう。
生地ですが、残念ながら、写真では色、質感が全く出ませんでした。色は、薄いながらももっときれいなパープルです。ドットのような織りになっています。生地だけで見ていたときは地味に思えたのですが、仕立てていくにつれシルクの光沢と艶がどんどん引き立ち、驚くほど輝きを放つようになりました。その光が、写真では全く表現されないのが残念。
実は、ウエスト一周ぐるっとゴムのスカートを縫うのは初めてでした。ファスナー開きよりずっと簡単にすぐに仕上がるだろうと思ったのですが、この柔らかい、手からすり抜けていくような生地のために、それほど簡単とはいえず。この生地でタック10本というのも大変だったのか、いざウエストを見返しと縫い合わせようとしたら見返しの方が大きい。タックを縫うごとに少しずつ誤差が生じていたのですね。
ウエストゴムとはいっても、いかにもゴムスカートではなく、スッキリとしたウエストです。自然とタックとタックの間に生地がたまります。これなら、トップスをインにしてウエストを見せても良い感じ。もっとも、今はゴムスカートを、ゴムを見せて履いていて、むしろそれが可愛い人をたくさん見かけます。私の印象では、若い人たちでとくに。
思った以上に丈が長くて驚きましたが、これもけっこう今の気分かも。
このスカートは静止しているより動いた方がきれいだと思うので、それが分かる写真にチャレンジしてみました。結果は完敗。この写真が一番まともなのでは…動きのある写真って難しいですね。他人に撮ってもらえば違うのでしょうか?歩いて撮ってみて上手くいかず、じゃあ、回ってみようとくるくるしたらスーフィーダンスのような写真になりました…
140センチ巾で1.8メートルも必要なスカート。生地面積が大きいので、とにかく軽くて薄い生地を使うのがポイントですね。
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