MPL: S1609 セミハイウエストタイトスカート その1
【パターン】Mパターン研究所、S1609 セミハイウエストタイトスカート、5号 【制作】2016. 12 【生地】混率不明ツィード、生地ののみの市にて購入
3年ほど前にのみの市で購入したパープルのツィード。厚みと重みのある、しっかりとしたツィードです。作るとしたらシンプルな、縦長のスカートかワンピースかなと思っていました。そして今秋、MPLから発売されたタイトスカート。私がイメージしていた通りのスカート、ということでさっそく型紙を購入しました。
5号をデフォルト通りに縫っています。私が着るとモデルさんの着用よりもずいぶんと丈が長く見えます。何もいじってはいないのですが。モデルさんの方がずっと身長が高いということでしょうか。私は159.5センチです。あと、かなり存在感のある生地だからというのもあるかな。
ウエストはもう少し高めの方が良さそうです。一応、事前にシーチングで仮縫いをしたのですが、未だにサイズの見極めが出来ません。きついのを広げ判断はしやすいですが、詰めるのは難しい。実際の生地は厚みがあるし、入らなかったら心配…となってしまいます。履いてみて、気になるよう後ろにゴムを仕込みます。
この生地、買うときは気がつきませんでしたが、実は幅が狭く、本当にギリギリ、かつかつで何とか裁ちました。そして、生地を平置きしているときは全く気がつかなかったのですが、どうやら、白っぽいところとそうでないところのボーダーになっていたのですね。後ろはそのボーダーが完全にずれています。仕方ありません。生地がギリギリだったのですから。
このように長いベンツがあるので、そこから広がって、動きによっては全体的に多少Aラインっぽくなります。デフォルトの丈だとそんな印象ですが、丈を短くするとガラリとシルエットが変わりそうです。
厚地のツィードなので、見返しは別布にしました。
このスカートの特徴は前スカートの横ダーツ、後ろスカートの長いダーツですが、どちらもダーツの角度が途中で微妙に変わります。ダーツにこだわりを感じるスカートです。また、ダーツは切り開いて割る仕様になっていて、全体的に厚みが出ず、フラットになるよう配慮しています。なので、この厚い生地でもなんとかなりました。
シンプルながらもパタンナーのこだわりが感じられる、ラインがきれいなスカートで気に入りました。丈を変えて、色々作ってみたいです。
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今月、これまで着たことも買ったこともない、都会的な柄のシルク生地を購入しました。こういう雰囲気の服はこれまで試着すらしたことがなかったのですが、この生地はなぜか、一目見たときから心惹かれていました。そういう年齢になったということかしら?春夏のワンピースに仕立てる予定です。
そして、良く考えたら今年買った布はこれ一枚です。