米沢・白布温泉旅行 -米沢-
我が家ですっかり恒例となった、真冬に雪を見に行く旅。今年は山形にしました。
まずは米沢駅へ。米沢は初めてです。
米沢といえば、ガイドブックを見ても米沢牛のお店ばかり。それよりも郷土料理が食べたかったので上杉伯爵邸で昼食をとることにしました。あらかじめ、HPから予約しておきました。
入って少し待つと、案内係らしき若い女性の方が来ました。ですが、「ご案内します」のひと言すらなく、無言でどんどん歩いて行きます。「本当にこの人についていって良いの?」といぶかしく思うくらい。受付の方に促されたので、間違いなくこの女性が私たちを案内するのでしょうけど。
個室希望ではありませんでしたが、客が少ないのか、個室に案内されました。そして、先ほどの女性からようやくひと言。「飲み物はどうなさいますか?」ですが、どんな飲み物があるのか分かりません。そこで夫が、「メニューを見せてください」と真っ当な切り返し。女性が持ってきたメニューには地酒らしきものが色々あったようですが、結局夫が頼んだのは、メニューを見なくても良さそうな「生ビール」。
廊下からの風景。庭園は雪にすっぽりと覆われています。
私は雪の膳を頼みました。
夫は月の膳。雪の膳に米沢牛ローストビーフ入りサラダがついて1500円プラス。
いろいろと由来・こだわりのある郷土料理のようですから、なにか説明があっても良いと思うのですが、先ほどの女性はただ料理を置いただけで、特になにかを言うこともなく。そして、もう二度と私たちの前に姿を見せることはありませんでした。
お膳に置かれていた説明を読み、「ソウル(おやつ)」に突っ込みを入れつつ、美味しくいただきました。雪の膳、とても良かったです。どれもこれも美味しい。特に干し野菜の煮物がしみじみと美味しく感じられ、「私もこういうのが美味しい年になったんだな」と感慨深かったり。夫は中でも冷や汁が気に入りました。蕎麦味噌は、まるで麦チョコのような不思議な味・食感でした。
ただ、月の膳につくローストビーフサラダは、これで1500円は高すぎると思いました。サラダは、市販の(おそらく)ドレッシングがかかった、ごく普通のもの。雪の膳だけで十分です。
食後、お茶が欲しいなと思ったら、部屋の中にお茶が入ったポットが置いてあるのに気がつきました。「こちらにお茶が入っています」とか、「こちらにお茶を置いておきます」とか、ひと言あってもいいのでは?あまりにも、あまりにも寡黙すぎる給仕。
支払いを済ませて店を出ようとすると、私たちの脱いだ靴が、まったくそのままになっていました。てっきり、お店の人がしまって、帰るときに出すと思ったのに。
料理は大変お勧めできますが、給仕に真心が感じられないお店でした。
すぐ近くの上杉神社にも行き、上杉城史苑でお土産を購入。そのあと、宿からの迎えが来る米沢駅まで歩いて行きました(循環バスは1時間1本程度で使いものにならず)。
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