MPL: S1407 フレアースカート その1
【パターン】Mパターン研究所、S1407 フレアースカート、5号 【制作】2017. 3 【生地】シルク5%、カシミヤ10%、ウール85%(ロロピアーナ、インポート布地・fan-annexにて購入)
MPLのカタログページを見たときは、カメラのアングルのせいかそれほど心惹かれなかったスカートですが、このブラウスと合わせている写真(最後の黒のスカート)を見て素敵だなと思いました。1年ほど前から服の好みが変わってきて、今は何の変哲もない、こういうシンプルな形の服を着たい気分。
ダーツもタックもなし、前後2枚の布を縫い合わせるだけの単純なスカートなのに、たらたらと完成までに1ヶ月もかかってしまいました。3月、意外に忙しかったです。前回、セミハイウエストタイトスカートのウエストが緩かったので、こちらは縫い代を3ミリ増やし、全体で1.5センチ小さくなるようにしましたが、今度はぴったりすぎかも…誌上・パターン塾(vol.2(スカート編)) によると、ウエストのゆとりは1センチで良いらしいので、それならば数値上は余裕のはずですが。でも、ウエストのサイズって立ち方一つでいくらでも変わるのですよね。
フレアーが美しく、ウエストと裾幅の対比でスタイルアップするように思えるスカート。シンプルなので、布を変え、丈を変え、何着も縫えそうな型紙です。難点は用尺でしょうか。110cm幅でも、140cm幅でも、1.6m必要です。140cm幅だと、縦にかなり余ります。なので、いっそのことジャケットも作ってセットアップにした方が、生地に無駄が出ません。後ろスカートをセンターで接いで、差し込み裁断すれば用尺は減るようですが。
説明書ではウエストはぐるりと一周ステッチ始末になっていますが、それではカジュアルすぎて生地の雰囲気に合わないので、アネパターン式のウエスト始末にしています。ベルトとスカートの縫い代は割り、ベルト上の接ぎは裏コバステッチ、裏ベルト下はバイヤス始末して、表から落としミシンです。
「中厚地から厚地まで」となっていますが、デフォルトの丈だと布がたっぷりなので、できるだけ軽い生地を選んだ方が無難です。
多分、歩く姿が一番きれいなスカート。今回はストッキングを履いていますが、ソックスも合わせやすそうな形です。
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