ご案内


  • HNはsnow-yuki。「仕事にも着ていける服」をコンセプトに洋裁を楽しんでいます。

    カラー診断は「ピュアロマンチックタイプ」(夏タイプに相当)。

    夫婦共々運転免許を持っていませんので、旅行はいつも公共交通機関を利用しています。

    食物アレルギーがあります。パセリ、春菊、あくの強い山菜(蕗の薹など)、マンゴー、カモミール。さらに、2020年に小麦アレルギーを発症しました。少量なら大丈夫ですが、主食として小麦を大量に摂取することはできません。宿泊先選びではアレルギー対応の有無がポイントになります。

    ご連絡はこちらから。

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    ロシア旅行の写真です。

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    2009年7月トルコ旅行写真集


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作品一覧


  • Mパターン研究所
    【アウター】
    J0000コート
    J0440フラットカラーコート
    J9902ストレッチジャケット
    J0100テーラードジャケット
    J0406ノーカラージャケット
    J0641クロプトジャケット
    【トップス】
    B0000ブラウス
    B0100シャツ
    B0412後ろあきタンクトップ
    B0428ウエストシェイプブラウス
    B1605 セミフレアーブラウス
    P1607Vネックブラウス
    C0203ラグランカットソー
    【ボトムス】
    S9900バイヤススカート
    S9901タイトスカート
    S0432プリーツスカート
    S0642ギャザースカート
    S0706センタータックスカート
    S1304ウエストゴム細タックスカート
    S1609セミハイウエストタイトスカート
    P9900ストレートパンツ
    P9903NEWカーゴパンツ
    P0100ワイドフレアーパンツ
    P0102ブーツカットパンツ
    P0315タイトフレアーパンツ
    P1601ミニマムフレアーパンツ 
    P1703オブリークタックパンツ
    【ワンピース】
    O0100シャツワンピース

  • Annee-Patterns
    【アウター】
    AラインステンカラーコートMic
    2192シャツジャケット
    259りぼんショートジャケット
    258七分袖ブラウスジャケット
    265B 七分ラッフルブラウスジャケット
    286Jへちまカラーニットジャケット
    Sophie 衿付きボレロジャケット
    【トップス】
    5022BLシャツ
    573スタンドカラータンクトップ
    706ボートネックTシャツ
    585襟ぐりギャザーブラウス
    752Karen フレンチスリーブTシャツ
    ロングカーディガン 7Ohana
    7Tamao 衿ぐりギャザープルオーバー
    【ボトムス】
    916Sバイアスフレアースカート
    9013ストレートスカート
    914sマーメイドスカート
    9483Aラインスカート
    941台形スカート
    958車飛騨フレアースカート
    955 膝丈タックスカート
    9Lois 台形セミフレアースカート
    9Cavarie ミニタイトスカート
    Laurent パフシルエットタックスカート 

    【ワンピース】
    847スクエアネックAラインワンピ
    8Hemine フレンチスリーブ ストレートミニワンピース
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ソニー デジタルペーパー・ケース

【パターン】なし 【制作】2017年9月 【生地】表布:BIRDLAND ネイビーMALAGA ライトブルー(cortinaにて購入)  裏布:GRES コットン(服地のひできレビュープレゼント)

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 ソニーのデジタルペーパーを購入しました。専用のカバーケースも市販されていますが、9000円もします。要は、傷つけずに持ち運べれば良いので、自分でケースを作ることにしました。
 口の仕様は、何もせずにただ開けておくか、マグネットボタンをつけるか、いろいろ考えましたが、ファスナーにすることに。付属のペン、磁石で止まっているだけで、何かの拍子に本体から外れてどこかに行ってしまいかねません。ファスナーで閉じてあれば、ケースから出てしまうことはないので安心かと。本当は、ペンは差し込むとか、物理的にしっかり固定される仕様だと良かったのですが。
 制作イメージとしてはクラッチバッグ。こちらのサイトを参考にしました。生地は、このはぎれ福袋から。足りないので、二つの柄を使用。面によって、かなり雰囲気の違うケースになりました。MALAGAの面にはエデン・ケーキのリボンをタグに見立てて付けました。裏には長財布と同じ接着芯を貼ってしっかりさせています。

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 型紙は特に作らず、製品が入っていた袋を参考に寸法を決定。一番問題だったのは口の長さですが、ペンが付いた状態でほぼ24センチ、24.5センチあれば出し入れは余裕です。ファスナーはYKK/3VS/ビスロン ファスナー/25cm (丸くて大きなスライダー)を購入。こちらのお店は無料でファスナーカットをしてくれ、メール便で送ってもらえるので便利です。5ミリカットしてもらいました。ですが、届いて自分の間違いに気がつきました。実際に開く長さは、ファスナーの長さより短いのですね。こんな当たり前のことに気がつきませんでした。すでに生地もカットしてしまって、脇の縫い代1センチの予定を0.5センチに変更してなんとかデジタルペーパーが入るようになりましたが…写真の通り、あまりにもぴったり。実際に使うときは、ペンを外してまず本体を入れ、本体を脇に寄せてからペンを付けることになりそうです。入ってしまえば、横は余裕があります。

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 内側は、昔々、服地のひできでレビュープレゼントとしていただいたはぎれを使用。GRESの大変凝った、素敵な生地なのですが、私の雰囲気には合わないので服など表のものに使用するのは難しそう。また、透ける薄い生地なので、芯地を貼って雑貨を作るというのも無理そうです。そして、こういう濃い色の生地をバッグなどの内布にすると物が見えにくくなってしまいます。でも、今回は入れる物が決まっているので、私以外誰も見ることのない内側に、贅沢にもこの生地を使うことにしました。
 ですが、表地の中に入れてみて分かりました。服地はやはり服地。中で安定しません。クラフト用の動きのない生地を使うべきでした。なんとか安定させるために、脇と底を、表地の縫い代に、できるだけ距離を長く手縫いで縫い付けました。これでようやく出し入れがしやすくなりました。

 いろいろ反省点はありますが、おしゃれな生地のおかげで素敵なケースが出来上がったと満足しています。

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伝兵衛バッグ その2

【パターン】バッグ作りの基礎ノート バッグくらいは作ってみたい [ しかのるーむ ]、子供のために1(88-89ページ掲載) 【制作】2017年9月 

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 6年前、夫に頼まれて、着古した伝兵衛Tシャツで手提げかばんを作りました(こちら)。そしてまた同じ依頼が。
 前回のかばん、持ち手の傾きが絶妙で大変使いやすいとのことなので、同じ型紙を使うことにしました。ただ、今回は縦長に。
 前回はわざわざ生地を買いに行きましたが、今回はすべて手持ちでまかないました。本体はこのパンツの余り布。手持ちの中では、この生地が一番Tシャツのえんじ色に合いました。ただ、かばんにするには、くったり感がありすぎるシルク混麻。なので、長財布と同じ接着芯を全面に貼りました。この接着芯、購入店も品名も忘れてしまいましたが、私にしては大量に購入したみたいで、まだまだあります。

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 後ろはシンプル。夫には、「お母さんが幼稚園児に作ったかばんみたい」と言われましたが、それはすべて、夫が持ち込んだ伝兵衛のせい。後ろは幼稚園児っぽくないですよね?

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 内側は別布にするつもりで、夫に手持ちの布からいくつか案を提示したのですが、表生地と同じが一番良いということで、同じで。ただ、本当はこちらも薄い芯地を貼るべきでした。表と完全に同寸なのに、たるんで脇が中で余ってしまいました。
 内ポケットはこの北欧はぎれ福袋 borasセレクトから。MALAGAです。生地として見ても素敵だと思いましたが、仕立てると本当におしゃれ。持ち手にも使いました。クロバー持ち手接着芯を貼って、2枚を縫い合わせています。裏側は本体と同じ生地。
 それから、エデンのお土産チョコレートケーキについていたリボン。これがしっかりとした良いサテン生地で、捨てるには惜しいので持ち帰りました。タグにしてみたら、大人っぽくてかっこいい。カナダの思い出も入ったかばんになりました。

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カナディアン・ロッキー旅行 5日目 ―夕食―

 カナダ最後の夜。本当はダウンタウンにある人気レストラン「メイプル・リーフ」でカナダ料理を食べる予定でした。予約も入れてあったのですが、レイク・オハラからホテルに戻って着替え(登山の格好で行くお店ではないそうです)、またダウンタウンに行くのはホテルの立地を考えると時間的に厳しいこと、さらに山歩きで疲れているのにまた街に繰り出すのも面倒だということで、残念ですがここは現実路線と予約をキャンセルしました。

 そして、初日に夕食をとったホテル内のレストランPrimrose Dining Roomで再び夕食をとることに。結局、外食はホテル内でしかしませんでした。ホテルに到着したらまずレストランに直行し、夜7時半に予約を入れました。

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 時間になってレストランへ行くと、すでにかなり席が埋まっていました。でも、予約を入れたおかげで私たちには窓際の席が用意されていました。
 はじめ渡されたのは英語のメニュー。ですが、日本語のメニューもあるそうなので、そちらを持ってくるようにお願いしました。

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 日本語のメニューです。分かりやすい!でも、カナダで是非食べたかったサーモンはありませんでした…

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 二人ともローストアスパラガスのスープを注文。「ロースト」のアスパラガススープなんて珍しいと興味を引かれたので。本当に、ローストの風味があっておいしかったです。

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 この時間でもまだ外はこの明るさ。今日はこちらに来て初めて煙がなく、とてもクリアーに景色が見え、「ここにも山があったの?」と新たな発見も。太陽の光があたる場所が時間とともに上へ移動していき、刻々と変わる山の表情を楽しみながら食事が出来ました。

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 山歩きで疲労していたためか、さっぱりとしたものが食べたかったので、メインはオオヒラメの蒸し焼きを注文。彩りもきれいです。ヒラメは大変薄味、添えられた枝豆のリゾットは濃いめの味付けで、両方食べることで味のバランスがとれていました。
 夫は、ここまで来たならやはり食べておかねば、とアルバータ牛のステーキを注文。脂身がほとんどない、赤身だけの肉。アルバータ牛がこういうものなのか、メープル・リーフだったらもう少し違っていたのか分かりませんが、夫はこのステーキはお気に召さなかった模様。私も食べてみましたが、このレストラン、他の料理の方が断然おいしいですね。

 私たちを担当してくれたウエイターに、今日はレイク・オハラに行ったことを伝えると、「そこは、私が大好きな場所です。バスのチケットはとれましたか?良かったですね。私はとれなくて、駐車場からレイク・オハラまで歩いて、それから登って、また駐車場まで歩いて帰りました。」とのこと。あの片道3時間の林道を本当に歩く人がいるんだ!と驚いて「タフですね」と言うと、「いやいや、死にそうでしたよ。」

 本来ならデザートも注文するところですが、部屋においしいエデンケーキがあるので、レストランでの食事はこれでおしまい。カナダに来る前は街で何かお菓子を買おう!と楽しみにしていましたが、これまた結局買わず。エデンのあんなおいしいケーキがあったら、もう他に必要ありません。

 ***
 
 今回のカナダ旅行記はこれで終わりです。ユーコンのオーロラ、マドレーヌ島のアザラシの赤ちゃん、プリンス・エドワード島。カナダはまだまだ見たいものがあるので、いつか必ず再訪したいです。

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カナディアン・ロッキー旅行 5日目 ーレイク・オハラ ④ー

名残惜しいですが下山です。

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 レイク・オハラ登山では夫が何度か、ビデオを撮影していました。デジカメのビデオ機能なので、ほんの短い時間ですが。この写真を撮っている場面もビデオに撮られていました。帰国後、観るとガイドさんが「あそこで、リスがじっと見ている」と言い、「あっ!本当だ!」と私。ビデオで確認するまで、どうしてここで写真を撮ったのか思い出せませんでした。けっこう忘れているものですね。ビデオは写真よりも迫力と臨場感があって、より鮮明に当時の記憶がよみがえります。

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 ビクトリア・レイクの波紋の美しさには下山時も目を奪われました。

 しばらくすると、ガイドさんが「マーモットがいる!」と。どこどこと目をこらすと、一人の男性登山者が休憩している隣の、岩の上で寝そべっていました。ガイドさんというのは、本当に遠くから動物を見つけるものですね。私たちが近づく頃にはその登山者が岩を離れ、出発するところでした。すると、先ほどまで寝そべっていたマーモットが、まるで私たちのためかのように起き上がり、ポージングし始めました。

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 ガイドさんによれば、先ほどとは別の個体のマーモットのようです。かなりの時間ポーズをとり続け、皆、写真を撮りまくり。

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 体をひねったり、まっすぐになったり。いろいろなポーズ。

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 そして、サービスタイム終了。おっさんのような寝姿です。

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 はじめに歩いた湖畔の道が見えてきました。はじめ、あんな低いところにいたとは驚きですが、あっという間に湖まで降りてしまいました。

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 午後3時過ぎでもまだこんなにきれいに湖と山が見えています。本当に、天候に恵まれました。

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 二日間、初めてプロのガイドさんと一緒に登山をしました。アドバイスを受け、指示通り休憩・給水をし、できるだけガイドさんの足運びをまねするようにしたら、息切れすることなく普段よりもずっと楽に登ることが出来ました。そして、驚いたことに、二日とも全く筋肉痛にならなかったのです!とくにレイク・オハラはガレ場が多かったので、これは足に来そうだと思いましたが、意外なことに夫婦二人ともなんともありませんでした。適切に登山・下山すれば、足には来ないことが分かったのが大きな収穫でした。

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カナディアン・ロッキー旅行 5日目 -レイク・オハラ ③-

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 レフロイ・レイクを過ぎ、最後の一登り。そして、ガイドさんが「皆さん、心の準備は良いですか?ここを曲がるとレイク・オエサが見えます」と言うので、「えっ?もう着いたの?」と思うと…

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 レイク・オエサが見えました!あまりの美しさに感動して写真を何度も撮ります。

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 さらに近づくと良い岩があり、その上に立つともっと良い感じで写真が撮れました。

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 「オエサ」は先住民であるストーニー人の言葉で「氷」を意味するそうです。太陽が顔を出すと、文字通り真っ青になる氷河湖。

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 ここでお昼ご飯。今日はお弁当も注文しました。一人1500円。内容は、おにぎり2個、ジュース1本、スナック2種、フルーツ。マンゴーは二人ともだめ、私はナッツ類も外して欲しい…とやりとりしていたら、なぜか私はフルーツなしということになり、代わりに野菜スティック。正直、よほどおにぎりを食べたいのでなければお弁当は注文しなくても良いかと思います。街のスーパーで、いくらでも自分の好みのものを用意できますので。なぜか夫にはマンゴージュース、私にはチョコレート味豆乳。普段豆乳は飲まないのに、その上チョコレート味。とても飲む気にはなれないのでそのまま持ち帰りました。もちろん、夫も。液体って、結構重さがあるんですよね…クッキーとスナックも、山では食べませんでした。日本に持ち帰って食べましたが、アヒルのスナックは塩味がマイルドすぎ。スナック類は、山で食べるなら日本から持って行った方が無難です。どんな味か分かっている方が安心。
 その他は自分たちで用意したもの。豚汁は日本から持ってきたインスタント。水筒、一つはお湯にしてそれで作りました。ハムとソーセージは朝食の残り。その他、奥のジッパー袋に入っているので分かりにくいですが、トマト、キュウリ、ぶどう。そして、レイク・オハラ湖畔にある売店で買ったキャロットケーキ。
 ただ、本当はお昼ご飯で一気に食べるのではなく、休憩の度に必要に応じて行動食を食べるべきでした。時間もありませんし、山では疲労のせいか一度にたくさんは食べられないのですよね。他の参加者を見ると、休憩時に結構もりもり食べていたりして、私も今度からは空腹を感じたら休憩時に食べないといけないと思いました。

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 昼食後も何枚も写真を撮りました。太陽の加減で湖面の色が変容するのです。今となっては、自分がここにいたとは信じられないくらい美しい場所。

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 湖にばかり気をとられていましたが、振り返るとこんな絶景が広がっています。

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カナディアン・ロッキー旅行 5日目 -レイク・オハラ ②-

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 ヤクネス・レイクに到着。ここで少し休憩です。


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 出発。先ほどまで足下は岩だけでしたが、少し様子が変わってきました。


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 ガレ場の中にもこのように緑の空間が出てきて、かわいらしい花も咲いています。


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 しばらくするとビクトリア滝が見えてきました。


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 そして、この滝の源になっているビクトリア・レイクに到着。
 ここで長めの休憩をしていると、ナキウサギが出てきました。ですが、大変俊敏ですぐにいなくなり、写真は撮れず。すると、今度はすぐ近くにマーモットが。「マーモットは動作が緩慢」とガイドさんが言ったとおり、のろのろした動き。

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 そしてこの、左から右へ木々の中へ入っていく道を移動し始めました。でも、途中で、ドテッと腹ばいになってそのまま動かず。遠いけど、これなら写真が撮れるかなとカメラを構えたら、動き出してしまいました。

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 一応写真を撮り、パソコンで確認したら尻尾と胴体は写っていました!


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 ビクトリア・レイクをあとにします。少し上から見ると湖面の波紋が美しい。

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 少し湿原を思わせるような場所がありました。

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 レフロイ・レイクに到着。ゴールのレイク・オエサまであと少しです。

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カナディアン・ロッキー旅行 5日目 -レイク・オハラ ①-

 カナダ最終日にして今回の旅行一番の目玉、レイク・オハラでのトレッキング

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 カナディアン・ロッキーの聖地といわれるレイク・オハラ。植生保護のためマイカー規制が設けられていて、一般車両は入ることができません。シャトルバスを利用するか、片道3時間林道を歩くか、そのどちらかでしか入山できません。
 このシャトルバスですが、国立公園局が入山数を厳しく管理しており、利用者は1日42名に制限されています。チケットの発売は3ヶ月前。入手困難なプラチナチケット。ヤムナスカでは発売開始時間5分前から、電話18台でかけ続けるそうです。しかも、販売側は二回線しかないらしく、そこに世界中から一斉にアクセスするので、つながるのは至難の業。当初、私たちはトレッキング初日にレイク・オハラを希望していましたが、「チケットがとれませんでした」と連絡が。翌日、再度チャレンジしてくださり、めでたくチケット購入に成功、レイク・オハラに行けることになった次第です。

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 バスに揺られること20分。着くと、目の前はすでにレイク・オハラ。水の美しさに圧倒されます。

 ガイドさんからはレイク・オエサへ行くコースと、レイク・オハラ・エリアで最大の湖レイク・マッカーサーへ行くコースの二つを提示されました。話し合いの結果(今日の参加は3組)、途中三つの湖と一つの滝を通り、様々な景観が楽しめるレイク・オエサ・コースに決定。標高差217メートル。

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 はじめは湖畔を歩きます。


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 対岸にロッジが見えてきました。


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 こちらは、一泊一人あたり10万円の高級ロッジ。ただ、ここに泊まるとしたら費用よりもコネの方が問題になりそうです。一見さんお断りなので、まずは宿泊しているセレブたちと友達にならなければいけません。


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 湖水の透明度の高さには、ただただ感激。


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 スイッチバックで高度を上げていきます。角度が変わると湖面の色も変わります。


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 このスイッチバックを登り切り、少し歩くと新たな風景が。


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 この先はしばらくガレ場を歩きます。自分だけだったら大変でしたけれど、ガイドさんの足運びを頼りに進んだらそれほど問題はありませんでした。


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 こうした岩場にはナキウサギやマーモットがいるので、そちらにも注意です。

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カナディアン・ロッキー旅行 5日目 ーキャッスル・マウンテンー

 カナダ最終日。これまでずっと山火事の煙の影響でどこか霞んだ、すっきりしない景色ばかりでしたが、この日は山火事の影響がなく、カナダに来て初めてすべてをクリアーに見ることができました。迫力が全く違います。

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 今日もトレッキング。車で向かう途中、時間があるし天気も良いからと、キャッスル・マウンテンがよく見えるところで降ろしてくれました。二日目の終日観光では車窓から見ただけのキャッスル・マウンテン。写真で一番左の、ヨーロッパの城のような形をしている山です。ひょっとしてあの山も頂上まで登れるのかとガイドさんに尋ねたところ、「登れますよ、私も二週間前にプライベートで登りました」というのでビックリ。あの頂に登るなんて。時間はかかるけれど(たしか10時間くらい)、難しくはないそうです。もちろん、プロレベルでの話ですが。

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 眼下にはバンフ市内にも流れているボウ川が見えます。

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 ハイウエイには、野生動物が行き来できるようにと、野生動物専用の回廊(コリドー)が作られています。その模型がありました。

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 この下を車が通ります。まだ作られて年月が浅いため、木が十分育っておらず、移動中の大型動物を目にすることもあるそうです。

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 煙も流れ込まず、天気も良好。山肌がはっきり見え、まさに「ロッキー」です。

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カナディアン・ロッキー旅行 4日目 ーヤムナスカ・ショルダー 後編ー

 第一展望地でゆっくりと景色を堪能したあと、再び登山道へ。

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 途中、ガイドさんがこのようなベリーを見つけました。もちろん、私たちはこれが何か分からず、ガイドさんは実を潰して匂いを嗅がせ、「これはあるお酒の香りづけに使われていますが、何のお酒だと思いますか?」と質問。お酒を嗜まない私は全く見当がつきませんでしたが、夫は「ジン」と回答。そう、これはジンの香りづけに使われるジュニパーベリーだそうです。写真の実と、もっと熟した実、両方の香りを嗅ぎ比べたりしました。

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 標高が上がると、ポプラの中にマツが混ざってきました。

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 山頂もぐっと間近に見えてきます。

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 眼下にポプラの森が広がる第二展望地に到着。ハート型の湖が見えます。
 第二展望地はリスがたくさんいると聞きましたが、私たちがいる間、一匹も出てきませんでした。

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 ですが、そのあと、ショルダーへの道中で大変人に慣れているリスに遭遇しました。明らかに餌をもらいたがっています。

 そのあとも歩を進め、最後、岩と砂利の、私から見るとかなり傾斜があるところを登りました。私だけだったら躊躇しそうなところ。ガイドさんが先を行くので、これはやるしかないと登りました。下るときはどうすればいいのだろう、と思いながら。

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  今日の目的地、ヤムナスカ・ショルダーに到着。多分、ガイドさんは私たちが「わーっ、すごい景色」と感激するのを期待したと思うのですが、夫婦そろって高いところが苦手な私たちは、あまりの高度感にしゃがみ込んだまま動けず。そして、これはしゃがみ込んだまま撮ったショルダーからの景色。

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 そして、振り返るとこのような岩山。トレイルはまだ続いていて、いくつかの急勾配を通過すると岸壁直下に到着します。そのあとはスクランブル(足だけでなく手も使って登る)で山頂に到達します。ガイドさんには、「この先、まだもう少し安全なところまで行けますよ」と言われましたが、私は即座に「いえ、もう十分です」と拒否。でも、そちらの方からも犬連れの人が来るのですよね。この滑りやすい岩場を犬と一緒に登るなんて、驚きです。

 記念写真を撮り、今日は一番展望の良いここでお昼ご飯を食べるのだなと、これも団体行動なのだから仕方ない、と私は決死の覚悟でした。ですが、「では、降りてあの辺でお昼を食べましょう」と言われ、ほっと胸をなで下ろしました。ただ、この滑りやすそうな急勾配をどうしたら降りることができるのか、私たち夫婦が戸惑っていると、ガイドさんがご自分のステッキを一本ずつ、持たせてくれました。それぞれ、私たちの身長に合わせて長さを調節して。基本は、身長からマイナス40センチですが、腕を折ったときの角度が80度になるようにします。そして、そのステッキを持って立った途端、さっきまでの恐怖がなくなりました!安定して、ちっとも怖くありません!ステッキの威力はすごい。そして、足運びの注意も受け、その通りにすると何ら怖い思いをすることなく、スムーズに降りることができました。プロのアドバイスはすごいです。もっとも、私たち以外は誰もステッキを必要としなかったのですけどね。

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 振り返ると、私たちが先ほどまでいたショルダーが。木々と岩の境、その真ん中あたりにいました。あんなところに自分がいたなんて信じられません。

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 そして、このようなワイルドな岩山を眺めながらのお昼ご飯。多分、かなり時間に余裕を持たせていたと思います。ゆっくりと食べ、休むことができました。

 そして下山。ステッキを適切に使い、足運びにも注意するとこんなにも下山が楽なのかと驚きました。第二展望地までくると、眼下の森から何か大きな声が。とうとう大型動物の出現かと思ったら、「あれは人間です」。林間学校なのか、大人二人に付き添われた子供たちの一団でした。

 写真をご覧になれば分かるかと思いますが、全体的に景色が霞んでいます。これは山火事の煙の影響です。私は、登っているとき、第二展望地あたりから煙臭を感じました。下山時にはますます煙が濃くなり、景色がますます見えなくなりました。

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 下山時もリスに遭遇。

 ヤムナスカは、カナディアン・ロッキーで一番端にある山です。カルガリーから来ると、一番最初に出迎えるカナディアンロッキーの山。そして、帰るときに一番最後に見る山。今回お願いしたツアー会社の社名も「ヤムナスカ」ですが、一番最初に出迎え、一番最後に見送る会社でありたいと、この山の名前をとったそうです。帰国時、バスの車窓からロッキーの山々を眺め、最後にヤムナスカを見たとき、あの山に登ったんだな、とジーンときました。

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カナディアン・ロッキー旅行 4日目 ーヤムナスカ・ショルダー 第一展望地までー

 カナディアン・ロッキー旅行の最終二日間は、今回の旅の目的である山歩きです。ガイドは現地で日本人が経営する山旅専門会社「ヤムナスカ」にお願いしました。初日は「日帰り特選ハイキング」。本来は、当日、ツアー参加者がそろったところでどこへ行く相談するのですが、今回は直前まで私たちしか参加者がいませんでしたので、私たちの希望で事前に決めてしまっていました(これは大変イレギュラーです)。実際は、もう一家族参加されました。

 カナダ行きにあたり、『カナディアンロッキーのハイキングガイド』を購入しましたので、自分たちが歩くところをあらかじめ読んでおきたいと思いました。そこで、ハイキングを予定している場所を尋ねたところ、レイク・ルイーズ方面かカナナスキス方面とのことでした。本を読んでみるとカナナスキスの方が観光客が少なく、自然がより手つかずの形で残っているようだったので、私たちとしてはカナナスキスを希望するとお伝えしました。そこで、この時期、眺望が素晴らしいというヤムナスカ・ショルダーに案内してくださることになりました。

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 駐車場に到着。ここは観光客が来ることはなく、ツアーが組まれることもまずないそうです。地元の人たちが楽しむ山。このように、犬連れで来て、犬と一緒に登っている人たちを多く見ました。そして、犬種はなぜかすべてレトリーバー。

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 これから私たちが登るヤムナスカがよく見える場所へ。右側のショルダー(山の肩)、森林限界のところまで登ります。標高差480m。
 はじめに、熊に遭遇したときの注意点の説明。日本では対策としてよく熊鈴の携帯を推奨されますが、カナダではすでに熊鈴は効果がないとされているそうです。数年後には日本でも熊鈴は使われなくなるのではないかとのことでした。代わりに、ガイドさんが持ち歩いているのはサッカーの応援などで使う、大音量の鳴り物(あれ、なんて言うのでしょう?)。でなければ、100均の火薬鉄砲の方が、熊鈴よりも遙かに効果があるそうです。ちなみに、熊よけスプレーの効果は15メートルの範囲だけで、かなり熊を引きつけてから使用しないと意味がないとのこと。

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 はじめはずっと、ポプラだけの森を歩いて行きます。

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 途中様々な花に出会い、ガイドさんが説明してくれます。これは、ヤムナスカに限らずあちこちでよく見かけるヤナギラン。英語名"Fire Weed"。山火事のあと一番最初に生えてくる草だそうです。

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 インディアンペイントブラシ。

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 この花の名前は忘れました…

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 道ばたにはさまざまなベリーが生えています。熊はこのベリーを好んで食べるそうです。なので、ベリーが多い山には行かない方がいいそうです。

 私たちはゆっくり、ゆっくり登っていきましたが、ステッキを使って、結構なスピードでどんどん登っていく人たちに何度も追い越されました。そういう人たちは息が上がったりしていましたが、私たちは超スローペース登山なので、息が上がることなく楽に登ることができました。15時間の時差ぼけに私たちが対応できず、寝不足状態であることを最初に伝えたのでガイドさんが配慮してくださったというのもあります。また、こちらのツアー会社は、脇目も振らずどんどんハイペースで登るのではなく、景色や植物を堪能しながら時間が経つのを忘れてゆっくり登る方針だと事前に説明もありました。そういう登山を望む方には適したツアー会社だと思います。途中、何度も立ち止まって植物の説明がありました。
 道には馬糞も落ちていました。ここはホーストレッキングをする人もいるそうです。

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 第一展望地に到着。ヤムナスカは独立峰なのでこのような景色を見ることができるのですね。

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 このような崖の上です。

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MPL: B1605 セミフレアーブラウス その2

【パターン】Mパターン研究所、B1605 セミフレアーブラウス、5号 【制作】2017. 8  【生地】シルク、アザトいのうえ にて購入

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こちらのタックスカートの余り布で作りました。このスカートは重宝していて、思った以上によく履いています。

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 前回は2枚袖タイプでしたが、今回はフレアー袖タイプ。生地の感じからフレアー袖の方が合うでしょうし、そもそも2枚袖分は残っていませんでした。
 フレアー袖といってもこのくらい。今年は「袖コンシャス・ボリューム袖」を散々見たので、この程度だとそれほどフレアー感はありませんね。流行に関係なく着られそうな、さりげないフレアー袖。

 今回、縫製で工夫したのが裾の処理。生地の特性か、アイロンをかけた直後は良いけれど、しばらくたつと折り目が膨らんできてしまうのです。なので、裾、袖口がもっさりしていました。そこで、裾は端から1.5ミリ、袖口は端から1ミリにステッチをかけました。そしたら折れ目が安定してすっきりしました。

 シルク100%のブラウスはとても着心地が良いです。写真では表現できていませんが、シルク独特の光沢感があるブラウスです。

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カナディアン・ロッキー旅行 3日目 ーEdenでディナーー

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 滞在したリムロック・リゾートホテルにはカナダに数件しかない5ダイヤモンド(全米自動車協会による格付け、5段階評価)のレストラン「Eden」があります。せっかくなので、3日目はこちらで夕食をとることにしました。
 念のため、出発1週間まえくらいにネットで予約。窓際の席をリクエストできるのは18時30分までなので、その時間に予約。ネットからの予約なので宿泊客の私たちとはリンクされていないと思っていたのですが、ダウンタウンから戻ると、ベッドの上にEdenからの封筒とチョコレートが二つ置かれていました。封を開けるとこのレターが。どうして私たちだと分かったのか不思議ですが、こういう心遣い、テンションがあがります!

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 レストランに行くとちゃんと窓際の席が用意されていました。
 メニューはTasting Menuを注文。私はこんなに食べきれるか心配でしたが、夫は「いろいろ食べられた方が楽しいじゃない、どうせたいした量じゃないよ」と言うので私も。こちらのメニューは二人以上の注文が推奨なので。

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 一皿目。えのきなどの酢漬け。私には少し酸味が強いように思えました。

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 二皿目。あらかじめアレルギーのことを伝えてあり、その中にマカデミアナッツがあったのですが、二皿目の前にアレルギーはマカデミアナッツだけなのか、他のナッツにもあるのか聞かれました。正直、私は自分がどのナッツにアレルギーがあるのか、あまりよく分かっていないのです。ピーナッツ、クルミあたりなら問題ありませんが、どうやらナッツが大量に使われている料理、または特定のナッツにはアレルギーが出るらしく、とりあえずあやしいマカデミアナッツだけ挙げておきました。そこで、「どのナッツを使うのですか」と聞いたところ、アレルギー次第で全く別の調理法になるので分からない、とのことで、万全を期すためにナッツはすべてNGにしました。厨房も、むしろその方がやりやすいらしいです。
 ということで、出てきた二皿目は豆料理でした。もしかしたら、これにナッツが入る予定だったのでしょうか?でも、これはこれで大変おいしく、気に入りました。

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 ここでパンの登場。パンはレストランのレベルを図る、いい指標ですね。こちらのパン、今までの人生で最高と言っていいおいしいパンでした。特に黒パン。ライ麦の味と香りが驚くほど凝縮されていて、それでいてしっとりしています。このしっとり感、黒パンだけでなく、他のパンもそうでした。パンなのにみずみずしさを感じるのです。

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 三皿目。ロブスターです。

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 四皿目の雉。雉を食べたのは生まれて初めての気がするのですが、皮が香ばしく、大変食べやすかったです。チェリーもいいアクセント。料理で一番気に入ったのはこれでした。

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 五皿目の鴨。異なる部位を違う調理法で楽しむようになっています。左はパイ包み。給仕してくれたウエイターさんは、「これは私の一番好きな料理」と言っていました。私は鴨肉は好きですが、こちらはなんだか野性味が強くて、いつも自分が食べている味と違う気がしました。

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 ここで口直し。チェリーのシャーベットです。そしてテーブル中央にはこのシャーベットと同じ香りがするように仕掛けされたドライアイス。ちょっとした余興ですね。

 注文と一緒にメニューを下げられてしまったので、自分たちが今コースのどの辺に来てるのか分からなくなってしまいました。途中でまたメニューを持ってきてもらいましたが、なぜか私たちはこれでコースは終わりと思い(なぜそう思ったのか、今となっては謎です)、ならもっとパンを食べなくちゃと、パンを食べていると…

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 「今日のメインです」と六皿目、鹿肉が運ばれてきたときには仰天しました!メニューを見直すと、まだ終わってはいません。でも、今食べたパンですでにお腹はいっぱい。私はとても食べきれなくて、少し夫にも食べてもらいました。鹿肉はほとんど食べたことがありませんでしたが、私には少し癖があるかな。

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 フルコースのフランス料理では、メイン料理のあとにチーズが出てくるのですよね。私は、チーズが出てくるフランス料理のフルコースは今回が初めてでしたが、ただのチーズの盛り合わせかと思っていました。ですが、出てきたのは様々なチーズを組み合わせた「チーズ料理」とでもいう凝ったもの。すでにお腹はいっぱいでしたが完食。

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 とうとう最後のデザート。オレンジとラベンダーのシャーベットです。こちらは少量なのですべていただきました。

 食事も終わり出ようとしたときに「よろしかったらどうぞ」と差し出されたのが3種類の小菓子。もう、とても食べられないので持ち帰り用に包んでもらいました。後日、部屋で食べてみたら…あまりのおいしさに驚きと感動の嵐でした。オレンジの砂糖漬けは、生の果物よりも酸味が生きています。そしてチョコレート。それほど甘みはなく、おいしい。驚いたのは食べ終わった後でした。口の中がカカオの風味と香りでいっぱいになっています。食べた後に、これほどの余韻が残るチョコレートは生まれて初めて。本物のチョコレートはこれかと、目が覚める思いでした。もう一つはびっくりするほどサクサクのアーモンドクッキー。写真を撮らなかったのが悔やまれる、衝撃の三点でした。

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 そして、お土産にとチョコレートケーキを二ついただきました。表面にホワイトチョコレートのコーディングが施された、ほどよい甘みと高級感のある味わいのチョコレートケーキ。これが本当においしくて、しっかりしていて量もあるので、翌日から毎晩、楽しく食べました。そして、帰りの飛行機の中でも。エコノミーですけれど、このケーキを食べている間は「優雅な空の旅」でした。終わったあとも楽しませてくれるEden。

 まあ、ただ、ちょっと食べ過ぎました。3品、または4品を選ぶコースもありますので、女性ならこちらのコースを選ぶ方が賢明だろうと思います。

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