パターンレーベル: フラットポーチ
【型紙】パターンレーベル、フラットポーチ、Mサイズ 【制作】2017. 10 【生地】表地:カウニステ スヌンタイ サンデー 裏地:このシャツの残反
今まで使用していた化粧ポーチのファスナーが壊れてしまい、新たなポーチが必要になりました。
先月、ソニー デジタルペーパー用ケースを作るときに何か良いファスナーはないかとネット検索をしていたときに、「パターンレーベル」という型紙ショップを見つけました。有名なショップのようですし、多分これまでにも目にしたことはあったのでしょうけれど、今まではまったく眼中にありませんでした。ですが、なぜか今回はこのショップにぐっと心を惹かれました。そこで、せっかくなので新発売の「フラットポーチ」の型紙で新たなポーチを作ることにしました。
単純な形なので、ネットとか、手持ちの手芸本で十分間に合いそうですが、「作り方レシピではファスナー端までぴったり閉まる『パタレ式の縫い方』を解説しています。」という謳い文句、こんなにシンプルなポーチなのにあえて販売されている型紙とははどんなものか?と興味津々、届くのが楽しみでした。パターンレーベルを利用するのは初めてでしたが、丁寧な包装にはびっくり。プレゼントみたいで嬉しかったです。
サイズは3通り。バッグの中の細々としたものを一つにまとめて、スッキリさせたいと思い、今までのポーチよりかなり大きめのMサイズ(15センチ×21センチ)にしました。明るく、楽しい気持ちになれて、リュックに縦に入れてもへにょっとしない、しっかりした生地が良いと思い、カウニステ スヌンタイサンデーにしました。以前購入した北欧 はぎれ 福袋 カウニステセットに入っていたものです。
裏はこんな図柄です。
裏地は2003年に制作したシャツの残反。本当に小さな残反でしたが、気に入った生地だったので14年間も保管していました。今回ですべて使い切り。ちゃんと生かせて良かった。
型紙と詳しいレシピがあるとやはり格段に楽です。サイズも絶妙で、良い具合に必要なものが全部入りました。ポケットも使いやすいです。
さて、気になるファスナー。確かに端まで閉まります。「端までぴったり閉まる」と読んだときはどういうことかよく分かりませんでしたが、なるほど、です。ただ、肝となるファスナーの三角折り、原理がよく分かっておらず、なんとなくやったためかピョコンと出てしまっています。こういうものなのか、本当はもっとスッキリしているのか。もう少し三角の折に気をつけて、折り目をきっちり付けたらここまで飛び出しはしないのかも。
ファスナーはトラベルポーチファスナーセットのブルーグレーです。フラットポーチファスナーセットも購入したのですが、黒よりはこちらの方が柔らかさが出て良さそうだったので。パターンレーベルのファスナーの利点はチャームのかわいさとか、長さがすでに調整済みというだけでなく、ファスナーの質そのものの良さもありますね。開閉するときの感覚が、手芸店のファスナーとはひと味違うのです。もっとずっと気持ちよく滑らかに開閉します。
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自作の、お気に入りの布で使ったデジタルペーパーのケース、取り出すたびに嬉しい気持ちになって、小物作りの楽しさに目覚めました。もっとも、高校までは小物ばかり作っていましたので、目覚めたというよりは思い出した、でしょうか。パターンレーベルの型紙もいくつか購入したので、もう少し小物を作って、身の回りのものを楽しく便利にするつもりです。あ、でも、冬のスカート作りにもそろそろ取りかかります。