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  • HNはsnow-yuki。「仕事にも着ていける服」をコンセプトに洋裁を楽しんでいます。

    カラー診断は「ピュアロマンチックタイプ」(夏タイプに相当)。

    夫婦共々運転免許を持っていませんので、旅行はいつも公共交通機関を利用しています。

    食物アレルギーがあります。パセリ、春菊、あくの強い山菜(蕗の薹など)、マンゴー、カモミール。さらに、2020年に小麦アレルギーを発症しました。少量なら大丈夫ですが、主食として小麦を大量に摂取することはできません。宿泊先選びではアレルギー対応の有無がポイントになります。

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小諸・高峰高原旅行 ー高峯山ー

高峰高原二日目。行きは新幹線を使いましたが、帰りは高速バスで帰京することにしました。小諸駅からは1日に何本もバスが出ていますが、高峰高原からは16時台の1本だけ。ただ、小諸駅に行って乗り換えても、ホテルからの直通バスでも結局は時間的にたいして差はないだろうということで、16時まで高原にいることにしました。

はじめは黒斑山に登ろうとか、それでは時間がギリギリだから水の塔山にしようとか言っていましたが、結局は1日目でショートカットのためにパスした高峯山に登ることに。究極の軟弱コース。

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登りは高峰高原ホテル側から。はじめは笹藪。朝は晴れたかと思いましたが、登山開始後すぐに遠くから雷鳴が聞こえてきました。この後もずっと断続的に雷鳴が轟いていました。遠くで雷が発生していたのでしょう。その雷がこちらに来るまでに下山しなければいけませんので、近場で楽な高峯山にしておいて良かったです。

池の平湿原への通り道にすぎない、ただの何でもない山かと思っていましたが、全く違いました。さまざまな花が咲く、箱庭のような大変楽しい登山道でした。

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虫たちの活動も活発です。

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虫食いの葉。

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山頂の高峰神社に到着。

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ここにもいろいろな花が咲いていました。

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来た道に戻り、分岐点あたりでお昼ご飯に。霧が立ちこめていて天気は良くありません。

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今度は、昨夜ちゃんとお弁当の予約をしておきました。430円のおにぎり弁当。良質なお米がぎゅっと詰まっている、田舎のおばあちゃん手作りのような良心的なおにぎり。コンビニおにぎりとは全く違います。

このあと、高峰温泉方面に下山。こちらの下山道はまさに笹藪、何でもない登山道で、登りのような楽しみはありませんでした。ただ、登りにはなかったシャクナゲの木がところどころにあるので、シャクナゲの季節にはいいと思います。
ホテルに戻る前に、すぐ近くのビジターセンターでソフトクリームを食べました。このソフトクリーム、夫が「今まで食べた中で一番美味しいかも」というくらい、ミルクの味が濃厚なソフトクリームでした。大変お勧めです。
ホテル宿泊者は、チェックアウトの日は温泉入り放題なので私たちも汗を流し、暖まることに。

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お風呂からあがるとすぐ、ポツポツと雨が降り始め、あっという間に豪雨になりました。バスまであと1時間ほどあるので、ロビーでケーキを食べながら休みました。

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バスが来るまでに雨が上がることを願っていましたが、それは適わず、ゴアテックスを上下着込んでバス停に向かいました。おかげで、ずぶ濡れでバスに3時間座り続けることは避けられました。

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小諸・高峰高原旅行 ー高峰高原ホテルー

 今晩は高峰高原ホテルに宿泊します。高峰高原に行こうと決めたとき、てっきり高峰高原の宿泊施設はこのホテルしかないと思い、すでに残室僅かだったため慌てて予約しましたが、他にもランプの宿があるのですね。湿原への通り道で見ました。

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 「ホテル」とはいっても高原のホテルなので外観はこんなものですね。スイスは山中でもまさに「ホテル」でしたが。
 チェックイン時にコーヒー無料券、売店割引券などを受け取り部屋へ。

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 眺望が良い部屋を選びましたが、この時間は靄がかかっていて眺望は望めませんでした。
 トレッキングで汗をかいたのでさっそくお風呂へ。そのあと売店でホテル自家製のケーキを買い、部屋で食べて一休み。そしてお楽しみの夕食へ。

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 予報では夕方から雷雨でしたが、夕食開始時はこのような青空でした。高原で見る雲の形は大変面白く、雲を楽しみながら夕食がスタート。途中、ホテルの方の挨拶がありましたが、このまま天気がもてば星空観測ツアーを開催できるのではないかということで、私はツアーに参加する気満々でした。

 さて、最初の料理は「温製クルミ豆腐 田楽味噌添え」。

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 なんとなくごま豆腐っぽい、和のテイストのお料理でした。
 次は「信州サーモンの自家製スモーク、カサゴのマリネ、カモのコンフィーの盛り合わせ」。

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 鮮やかな彩りの一皿。野菜たっぷりなのが嬉しいです。
 そして、野菜のポタージュ。

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 南瓜ベースだろうけれど、他にも何か入っている複雑な味。
 メインは「信州プレミアム牛特製ローストビーフ レホールバターと温野菜添え」。

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 ローストビーフのボリュームにはビックリしました。一度にこんなにたくさんローストビーフを食べたことはありません。とても美味しいのですが、食べきれなくて少し残してしまいました。隣のテーブルの年配男性が「1枚で十分」と話しているのが聞こえてきて、私と同じ人がいる、と思いました。

 その他、自家製パンがおかわり自由です。
 最後にアップルティーとデザート。

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 どれもこれも本当に美味しくて、大満足でした。野菜が多いのもポイントが高いです。
 
 夕食時、日が落ちてしばらくすると雨が降り出し、部屋に戻る頃には土砂降りになっていました。結局、星空観測ツアーは開催されず。そのあと数時間、稲妻で空が光り続けました。
 夜は大雨が続いたので翌日が心配でしたが、朝には雨があがっていました。部屋からの景色です。

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 本当は、朝の雲海ツアーへの参加も考えていたのですが、雲海が見られそうなほどではなかったのでパスしました。

 朝食です。

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 まず、お米がビックリするほど美味しかったです。テーブルにはお米の説明書きが置いてあって、それによると地元のブランド米(名前は忘れました)使用でした。お米だけでなく、野菜など、地元の食材を使うことにこだわっているようです。鮭も身が厚くて、大変質の良いものでした。味噌汁もちゃんとした味噌を使用しています。プリンも卵の味が濃厚で美味しかったです。

 建物はレストランの天井にシミがあったりと、かなり老朽化していますが、ソフト面で大いに頑張っているホテルでした。スタッフも食事も大変良かったです。売店でお土産に購入したホテル自家製のコケモモジャムも美味しかったです。

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小諸・高峰高原旅行 ー池の平湿原②ー

お昼ご飯を済ませて出発。池の平湿原は開けた湿原を木道が通っているイメージしかありませんでしたが、実際は鬱蒼とした、苔の森もありました。少し日当たりが悪くなるだけで、風景が一変します。

 

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森を抜けると、また乾いた見晴らしの良いところに出ます。

 

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花の豊かな池の平湿原。日当たりの良いところでは、様々な可憐で美しい花が咲いています。

 

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そして再び森の中へ。

 

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森の中も大変表情豊かで、苔の競演を楽しむことが出来ます。そして「ピグミーの森」という看板が立っていました。

 

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ピグミーの森を抜けると、先ほど通った木道が眼下にありました。意外にずいぶん登っていたようです。

 

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そして「雲上の丘」。

 

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この先も様々な花を見ることが出来ましたが、同時に虫たちも活発に活動していました。

 

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湿原、ガレ場、森。花、草、木、苔、そして虫。これほど多様な自然を楽しめるとは思っていなかったので、嬉しい驚きでした。そして、まだ7月末なのに、驚くほどたくさんのトンボが飛んでいました。

 

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楽しかった池の平湿原散策も終わり、また林道を黙々と歩いて帰ったのでした。

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小諸・高峰高原旅行 ー池の平湿原①ー

小諸駅から高峰高原に行くバスは1日2本。当日トレッキングするには8時42分のバスしかありません。念のために早めに駅に到着。お昼ご飯をどこかで調達しなければいけないので、駅や周辺でおにぎりでも売っていないかと探しましたが、どこにもありませんでした。駅近くにはコンビニもありません。駅では地元の農家の方の野菜が売られていて、昨日のうちにブルーベリーを買っておきました。美味しそうな野菜はいろいろありますが、ミニトマトのように、そのまま手軽に食べられる野菜はなく、小諸駅では何も調達できませんでした。
バスに乗って30分ほどで、私たちが宿泊する高峰高原ホテルに到着。HPを熟読し、こちらのホテルでは430円の登山弁当を販売しているという情報を事前に得ていました。いざとなったらそれを買えばいい、と楽観視していたのですが…売店を見てもお弁当らしきものは見当たらず。ホテルの方に尋ねると、なんと、登山弁当は前日までに予約しておかないと買えない、とのことでした。かろうじて、ホテルで焼いているパンが置いてあったので(惣菜パンではありません!)、クロワッサンとチョコレートデニッシュを購入。本当に、この先、食事になりそうなものは一切どこにも売られていませんでした。高峰高原に来られる方は要注意です。

荷物を預け、20リットルリュックサックで身軽に出発。前夜は大雨、またビジターセンターで確認すると夕方から雷雨の可能性あり、だったので高峯山には登らず、ホテルから高峯温泉まで最短ルートを歩いて時間を短縮することにしました。

台風は熱帯低気圧に変わったものの、まだ日本を通過中で一体どうなることかと思った天気。ですが、時間が経てば経つほど良くなり、青空もみえ出しました。

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高峯温泉から池の平湿原まではひたすら林道を歩いて行きます。

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林道は歩きにくいし、退屈ですね。車とはすれ違っても、歩く人にはまったく出会いませんでした。歩く人は別ルートで行くのかもしれません。
1時間ほどで池の平湿原入り口に到着。緩やかに下っていくと湿原が見えてきました。

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広々とした、気持ちの良い空間です。ここから3方向に道筋が分かれますが、私たちは中央のメインコースを行きます。昨夜の大雨で木道が濡れて滑るのではないかと心配でしたが、日を遮るものがないためか、木道はすっかり乾いていました。この先さまざまな花に出会いますが、アヤメを最初に目にしたのはここでした。

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景色を楽しみながら気楽に歩くうちに鏡池に到着。

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鏡池に通じる木道の脇にもアヤメをはじめ、さまざまな花が咲いています。

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池の平湿原ではこの鏡池以外に池塘らしきものは見ませんでした。乾燥した湿原のようです。
湿原をあとにし、少し登って森林を抜けると三方ヶ峰に出ました。

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このときは靄がかかっていましたが、それでも眼下には上田盆地を見ることが出来ます。そして、コマクサも群生しています。

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ここでお昼ご飯にすることにしました。ホテルで買ったパン、行動食として旅行前に用意しておいたあんパン、ブルーベリー、お菓子類。山での食事としてはこれまでになく貧弱なものになってしまいましたが、山でのブルーベリーは本当にお勧めです。あの、酸味と甘みが疲れた身体にはことに美味しく感じられます。

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小諸・高峰高原旅行 ー中棚荘ー

小諸では中棚荘に宿泊しました。明治31年創業の歴史ある温泉旅館で、島崎藤村ゆかりの宿でもあります。

 

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私たちが泊まったのは「大正館」の「浅間の間」。普段は和室がないマンション住まいですが、こういう昔ながらの和室というのはやはり落ち着きます。

 

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大正館は古い建物で、階段は急、トイレ、洗面台は共有。洗面台はこんなレトロなタイル張りです。

 

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ときおり激しく降った雨で服も濡れてしまったので、さっそく温泉に。お風呂は本館にあるので、移動で少し外を歩きます。そして、風呂場までは少々長い階段を昇っていく必要があります。お風呂場は脱衣所と浴室の間に仕切りがない、変わった造り。非日常感満載です。そして、泉質が素晴らしい。肌がつるつるとする、いかにも温泉らしいお湯です。湯量が豊富なのか、館内の蛇口からはどこからも温泉が出てきて、飲むことが出来ます。匂いも味もまさに「温泉」なので、好みは分かれるでしょうけれど。私は、うがいは設置されているサーバーの、普通の水を使用しました。

 

さて、この宿を選んだのはもちろん、料理にも力を入れているらしいから。楽しみな夕食です。
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先付けとお造り。もちろんどれも美味しいのですが、とくに感心したのはお造りに添えられた梅醤油。これが、岩魚の昆布〆と鮪のお刺身にとても良く合います。味に奥行きのある醤油。ただの醤油でないところが、プロの技だといたく感心しました。そして、ひょっとして自分でも作れやしないかと、食後にテーブルに挨拶にみえた女将さんに作り方をうかがいました。厨房に確認してきてくださり、説明を受けるとたしかに作れそうでした。今度、試してみたいです。

 

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鮎の塩焼きです。熱々。

 

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自家製完熟梅ジュースがメニューにあったので注文してみました。今年、生まれて初めて梅シロップを作ったので、「完熟」となると何が違うのか興味があったので。こちらの方がスッキリとした味に思えました。

 

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今回、一番感激した「鰻そばおこわ」。これは本当に美味しくて、自分では絶対に作れないなというプロの料理。磯辺あんのお味も絶妙です。

 

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揚げ物です。

 

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冷やし茶碗蒸し。お品書きを見て夫は「茶碗蒸しは温かい方が良い」と言いましたが…やはり温かい方が良かったです。味自体は大変良いのですが、業務用冷蔵庫に長時間入っていたのか、あまりにも冷たすぎて。おまけに、食事の部屋はかなり強く冷房が入っていたのでなおさらです。

 

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食卓について、すぐに火を入れて炊いた、釜炊きご飯。そして、もやしの味噌汁、漬物。こういう旅館で「もやし」の味噌汁というのはあまり聞かないなと、お品書きの中で突如庶民感を醸し出していましたが、味噌はちゃんとした味噌でした。ここ、手抜きする旅館がけっこうありますが。ただ、先ほどの茶碗蒸しで歯の奥まで冷え切っていて、味噌汁を飲むと歯がしみて、そちらの方が気になりました。

 

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食後の果物はスイカ。今年初めてのスイカです。「美味しいスイカが入りましたので」とのことでしたが、こちらも冷えすぎていてあまり味が分からず。

 

いつもは夕食後しばらく休んでから再度温泉に入るのですが、先ほどの温泉から部屋に戻った頃には雨が本降りに。この雨の中、わざわざ外を歩いて温泉に入る気にはなれず、部屋でずっと本を読んで過ごしました。夜中も、翌日が心配になるほどの大雨がずっと降り続いていました。

 

朝、まだ雨は降っていましたが、方角次第では雲の中から青空が顔をのぞかせ、なんとか期待できる天気に。
さて、こちらの宿は朝食にも力を入れているのが特徴です。大変豪華で質の高い朝ご飯。

 

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名物のとろろご飯。ほどよい味付けで、ご飯が大変美味しくいただけます。カレイの西京漬けも素晴らしかったです。
そして、生まれて初めて山羊のミルクを飲みました。牛乳と比べるとずっと脂肪分が少なく、あっさりしています。

 

チェックアウトして外に出ると、宿が飼っている山羊が草を食べていました。
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小諸・高峰高原旅行 ー懐古園ー

我が家の旅行といったら温泉とトレッキング。次はどこに行こうかと考えるとき、よく参考にするのが『自然を楽しむ温泉&ウォーキング関東周辺』です。この本を買ったとき、写真を見て一番心を奪われ、行ってみたいと思ったのが高峰高原でした。今夏の旅行はその高峰高原にしました。


ただ、トレッキングをするには1泊では無理です。そこで、高峰高原行きのバスが出ている小諸駅周辺で前泊することにしました。


まずは、お昼ごはん。駅周辺の店に適当に入ればいいかと考えていましたが、行きの電車で思い直し、夫がスマホでリサーチ。おそらく地元では知られているであろう蕎麦屋を選びました。丁子庵です。



 


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リサーチしておいて良かったです。駅周辺はスナックばかりで食事をするようなお店はほとんどなし。そして、この丁子庵も駅から遠いわけではありませんが、適当にぶらぶら歩いていてはたどり着けない立地です。



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こちらのお店の看板メニューは「くるみそば」のようで、夫はそちらを注文。私は「とろろそば」にしました。とろろにつゆを入れます。こちらのお蕎麦は本当に美味しくて、久しぶりに美味しいお蕎麦をいただきました。とろろも美味しい。そして、蕎麦の量が驚くほどたっぷりで、東京だったら大盛りにあたるでしょう。私には多すぎて少し夫にあげました。天ぷらも良心的な量。もちろん、サクサクで美味しい。大満足のお店でした。


このあとは小諸で一番の観光名所、懐古園に行きました。




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7月最後の週末。宿の予約を入れたときは間違いなく梅雨明けしていて、天気の心配はないだろうと思ったのですが。梅雨明け宣言はなく、おまけに台風が接近中。不穏な空模様でしたが、三の門をくぐったときはまだ雨は降っていませんでした。



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かつての古城を忍ばせるのは石垣のみ。私が懐古園で一番目を奪われたのは随所で美しく咲いている紫陽花でした。



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そういえば、今年はあまり美しい紫陽花を見ていませんでした。最寄りの沿線は紫陽花が多く、例年、時期になるとライトアップされる区画があるのですが、今年は紫陽花の咲きが良くないということでライトアップが中止されました。もう7月も終わろうとしているのに、これほど紫陽花が生き生きと咲いているのには驚きました。今年は梅雨が長かったからでしょうか。



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本丸跡に建立された懐古神社。沿道では紫陽花が咲き乱れています。



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多種多様な紫陽花があり、大いに堪能しました。そうこうするうちに雨がぽつりぽつりと。



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木陰で境内の池を眺めていると、気がついたときには土砂降りに。雨足が弱まるのを見計らって先に進むことに。懐古園は同じ敷地内に動物園があり、そこも通ってぐるっと一周するようになっています。ということで、動物園ゾーンに行ったのですが…

動物園の開園は1926年(大正15年)、非常に歴史ある動物園といえるでしょう。当時は大変モダンな施設だったのだろうと思います。ただ、今となってはあまりにも旧式な動物園で、中に何もない檻の中、2重、3重のフェンスの向こうの狭い空間に1頭だけいる動物たちを見ると、先ほどまで紫陽花をみて喜んでいた気持ちが消えてしまいました。臭いもひどく、いくら動物園とはいっても普通ここまで臭うことはないだろう、あまり良い環境ではないのだろうと、動物たちがひたすら哀れでなりませんでした。懐古園と動物園がセットで、入場料は300円でした。このような値段では、動物たちにとって良い環境を作るのも難しいのだろうと思います。激しい雨の中、なんともいえない気持ちで懐古園をあとにしました。


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