春の道東旅行 初日【網走】
2年前の新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言以来、はじめて本格的な旅行をしました。2年ぶりとあって、思い切って「春の道東 シャチ・ヒグマ観察と世界遺産知床」というツアーに参加しました。以前から、大型野生動物を見てみたいと思っていたので。ただ、残念ながらシャチもヒグマも見られませんでした。自然、野生動物が相手なので仕方ありませんね。ですが、それ以外にも内容盛りだくさん、そしてなんといってもネイチャーガイドとしても、ツアーガイドとしてもプロフェッショナルな素晴らしいガイドさんのおかげで、充実した5日間を過ごすことが出来ました。これから少しずつ今回の旅行記を綴っていこうと思います。
ツアー初日は、北海道の女満別空港にお昼過ぎに集合。東京から当日の便でも間に合うのですが、慌ただしくなるのを避けるために、前日の夜に女満別空港に到着、網走市内に宿泊しました。
翌日、集合まで時間があるので博物館網走監獄へ。これは大変勉強になりましたし、見応えがありました。北海道開拓にこれほど囚人が関わっていたとは知りませんでした。
敷地には主に旧網走監獄から100年前の木造建築物が移築されていますが、監獄であっても一級の建造物で、意匠が施され、趣があります。写真は旧網走監獄の舎房。廊下の天窓が美しく、舎房の格子も上手く出来ていて感心しました。
旧網走刑務所の二見ヶ岡刑務支所から移築された建物には食堂もあり、網走刑務所の受刑者が食べている現在のメニューを「監獄食」として彼らの隣で食べることが出来ます。少し興味はありましたが、ここでお昼を食べていては集合に間に合いません。そして、実はこの日は天気が悪くて外も中も寒く、どちらにしてもここで食事をする気にはなれませんでした。本当はちょうど桜が咲いていて、晴れていればきれいなのですがカメラを取り出す天気ではなく。ただ、思ったよりも多くの来場者がいました。
さて、集合時間に遅れないよう早めに空港へ。お昼は空港で食べました。そしてツアースタート。この日はウトロへの移動ですが、予定ではウトロ到着後、ゴジラ岩やオロンコ岩を散策することになっていました。ですが、港は大勢の報道陣がいて観光できる状態ではないとのことでスケジュール変更。代わりにエゾリスがいるという網走の公園へ。ですが、雨が降っていたためかエゾリスはおらず、寒かったという記憶しかありません。ただ、ガイドさんは日頃から野生動物チェックに余念がないらしく、道中タンチョウがいる畑を通ったり、私たちに動物を見せようと頑張ってくれました。とはいえ、なにしろ天気が悪い。予定にあったオシンコシンの滝は翌日に回し、ホテルに到着。
この日は知床ノーブルホテルに宿泊。写真は暗いですが、部屋は広くて快適でした。
夕食はバイキング。写真から伝わるでしょうか…正直、味は学食レベル。加えてすべての料理がぬるい。夕食会場オープン直後に行ったのに、もうすべての料理が冷めています。唯一温かかったのがシュウマイ。食事にこだわる方は、食事なしで予約した方が良いホテルです。
« MPL: S1806 シャーリングAラインスカート その1 | トップページ | 春の道東旅行 二日目 知床五胡(五胡から三湖まで) »
「旅(国内)」カテゴリの記事
- 夏の長崎・五島旅行 —お土産—(2024.09.12)
- 夏の長崎・五島旅行 ー日本二十六聖人殉教記念碑ー(2024.09.07)
- 夏の長崎・五島旅行 —中通島2日目 頭ヶ島天主堂—(2024.08.23)
- 夏の長崎・五島旅行 —中通島2日目 教会巡り—(2024.08.16)
- 夏の長崎・五島旅行 ー中通島 ホテルアオカ上五島 夕食ー(2024.03.31)