食物アレルギー情報のために、新カテゴリー「旅の宿」を設けました
このたび、新たに「旅の宿」というカテゴリーを設けることにしました。
私が初めて食物アレルギーに直面したのは20年ほど前です。マンゴーを口にしたとき、気管支が詰まったような感じになり、すべて吐き出さないことには治まりませんでした。ちょうど海外留学に出発する前日で、親には緊張しているのだろうと言われ、自分でもそうなのかなと思いました。それから数年ぶりにマンゴーを一口食べたら同じ症状が出て、数時間起き上がれませんでした。そのとき、自分はマンゴーアレルギーなのだと確信しました。
もう一つ、摂取すると同じように気管支が詰まったような感じになるものがありました。カモミールです。マンゴーほどひどくはないのですが、「リラックス効果あり」とされるカモミールティーが私にとっては全然リラックスではなく、匂いも嫌な感じでした。
しばらくはマンゴーとカモミールに気をつけていれば良かったのですが、徐々にアレルギーが増えていきました。ふきのとう、あくの強い山菜、みょうが、パセリ、春菊、菊の花。ふきのとうは、旅行中に宿で出た蕗味噌たっぷりの料理を食べた後に発症しました。数時間、起き上がれませんでした。パセリは、以前は自家製野菜ジュースに入れていたのですが、どうも気管支が詰まる感じがするようになり、おそらくアレルギーを発症したのだと思いました。
それから、ナッツ類も大量に摂取するとアレルギー症状が出ます。ビーガン料理は要注意です。
そして3年前に、小麦アレルギーを発症しました。今から思えば、その2年前から兆候はありました。唇の横が頻繁にヘルペスのようになり、直ったかと思ってもすぐにできて、常に荒れている状態でした。皮膚科に行ってもビタミン剤を処方されるだけで、飲んで治ったかもしれないとなっても、すぐにできます。そうこうするうちに、朝食のパンを食べた後、これまでの人生で最もひどいアレルギー症状が出ました。小麦アレルギー発症なのだと思います。それ以来、主食で小麦をとることは完全にやめました。とにかく小麦は極力避け、今はごくたまにタルトを食べる程度です。小麦を摂取しなくなったら、唇の脇が荒れることはすっかりなくなりました。
そんなわけで、旅行で宿を予約する際は、食物アレルギーに対応してくれるかどうか、尋ねる必要があります。私の場合、品目が多いので大変だろうと思います。もちろん、宿泊を断られることもあります。昨年の日光旅行でも、予約しようと思った宿に「繁忙期なので対応できない」と断られました。また、かなり前になるのですが、「食物アレルギー対応」とうたっている宿に予約しようとしたら、「うちでは対応できないので他にお泊まりください」といわれ、その宿はHPから「食物アレルギー対応」を削除しました。
予約の際に備考欄に食物アレルギーを書いておいても、システム上予約はとれても特に返事が来るわけではなく、本当に対応してくれるのか、行くまで分からない場合もあります。
そこで、今後は旅行記で宿の記事を書く際には、食物アレルギー対応についてもできるだけ詳しく書くことにしました。私のように、食物アレルギーが宿選びのネックになっている方もいらっしゃると思いますので。そして、「旅の宿」のカテゴリーを設け、宿情報にアクセスしやすくしました。私の宿泊経験がどなたかのお役に立てば幸いです。
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