夏の釧路旅行 ーくしろ湿原ノロッコ号と釧路市立博物館ー
釧路で是非したかったのが「くしろ湿原ノロッコ号」の乗車。現行の車両は老朽化により2026年度で運行終了となるので、これは絶対に今年に行かなければなりません。
滞在2日目は釧路から塘路まで往復で乗り、ノロッコ号を満喫することにしました。乗車券は1ヶ月前に販売開始です。せっかく乗るなら展望客車にしたい。発売開始当日の夜に買おうとしたら、往路は湿原側の3人席窓際があと一つしかありませんでした。並びの2席を無事購入。復路は3人席の空きはなかったので、湿原とは反対側の2人席を購入しました。

釧路駅11時06分発のノロッコ号に乗車(2025年度の時刻表はこちら)。終点の塘路駅まで約50分の旅です。完全に満席状態で、私たちの周りはツアー客で固められていました。

最初の見所の岩保木水門です。1931年に新釧路川と釧路川の分岐点に作られました。完成から一度も開閉されず、現在は水門として使われていませんが、歴史的な建造物として残されているそうです。
さて、このままツアー客に囲まれ、すし詰め状態の中終点まで行くのかと思っていたら、みなさん釧路湿原駅で降りました。ここから歩いて15分ほどのところに展望台があるので、そこに行くのだと思います。いきなり空席だらけになりました。
この釧路湿原駅までも一応湿原が見られる箇所はあるのですが、ここはあくまでも湿原の入り口。景色が良くなるのはこのあとです。せっかく乗るなら、この先も乗らないともったいないです。

終点の一つ手前、細岡駅に到着しました。カヌー乗り場の最寄り駅です。

終点の塘路駅に向けて進んでいきます。途中、釧路川に最接近するところがあります。また、沼が二つあって、そこで鹿が涼んでいることがあるのですが、二つ目の沼で一頭の鹿が水につかり、顔だけ出して水草を食べていました。こんな鹿の姿を見たのは初めてです。

終点の塘路駅に着きました。

乗客がいなくなったので、車内の写真を撮ることができました。私たちはそのまま折り返しの12時17分発釧路行きのノロッコ号に乗ります。まずは乗車カードにスタンプを押し、車内の販売カウンターでステッカーと絵はがきを買いました。そして駅を出て、周囲のお店に少し入ってみて、列車に戻りました。

帰りは湿原側ではない席です。こちらはこちらで、別の景色が見られて楽しかったです。また、湿原側も立って見に行くことはできます。これは湿原側の川です。

そして、沼につかっていた鹿はもういなくなっていましたが、帰りは鹿の集団を見ることができました。
しっかり往復をしてノロッコ号を満喫することが出来ました。

昼食のあとは、釧路駅からバスで15分ほどのところにある釧路市立博物館に行きました。釧路の大地の成り立ち、湿原の動植物、釧路の歴史と産業、アイヌ文化に関する資料が展示されています。この博物館を訪れたことは、翌日からの釧路湿原散策で大いにプラスになりました。
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