夏の釧路旅行 ーぽん・ぽんゆ 客室と1日目夕食ー
釧路湿原国立公園内にある温泉宿ぽん・ぽんゆ(標茶町)に2泊しました。

1978年に開業し2019年から休業していた「憩の家かや沼」を大規模改修して、昨年9月に新たな宿泊施設としてグランドオープンしたばかりです。私たちがこの宿を知ったのはJRのパンフレットでした。
宿泊ではいつも食品アレルギーに対応してくれるかが一番気になる点ですが、こちらではチェックインしたら料理長が直々に対応を説明してくださり、名刺もくださって驚きました。アレルギーがらみで名刺をいただいたのは初めてです。
私たちの部屋は【東館・禁煙】洋室DXです。


建築家・隈 研吾氏が建物を設計し、デザイナーの原 研哉氏がスタイリングの宿泊施設です。すべての客室で標茶町で育ったナラの木を使っているのが特徴です。木のぬくもりがふんだんに感じられます。

広くて作業がしやすい机。ホテルとは違って夜も読書ができる明るさがあるのが良いです。

部屋の中に洗面台があるのが変わっています。ここは蛇口から出てくるお水が美味しくて、ミネラルウォーターを買う必要は全くありません。ガラスのピッチャーが置いてあって、水を入れて冷蔵庫で冷やしてお飲みくださいとなっています。…が、この水道、センサー式なのです。だから、ピッチャーにものすごく入れにくくてイライラしました。
それから、すべての家具がワンプッシュして開くタイプで、これも地味にめんどくさいです。引き出しから何からすべて。見た目はすっきりですが。
部屋で不満だったのはこの2点だけでした。こういうところが、デザイナーのスタイリングの特徴でしょうか。
到着して一休みしたら温泉に入りました。日帰り温泉施設も兼ねているので、広々とした良いお風呂でした。

お待ちかねの夕食です。夕食はコースで、5時半スタートと7時半スタートがありましたが、私たちは5時半スタート。明るいうちに食べ始めるのも気分が良いです。

夏野菜の盛り合わせ。

釧路近海夏の魚介と柑橘のアンサンブル。美しくて美味。魚介が本当にどれも新鮮です。

北海道産とうきびの冷製ポタージュ。器のあまりのかわいさにびっくり。でも、給仕の方にとっては運ぶとき倒さないようにと神経を使う器だそうです。

釧路沖鮮魚のムニエル。本当はハーブのバターソースですが、私はアレルギー対応で醤油ベースのソースです。

口直しの葡萄のジュレ。

標茶町星の黒牛フィレ肉のステーキです。もちろん、すばらしく美味しいお肉。このタイミングでライスが出てきました。本来は自家製フォカッチャですが、私は小麦アレルギーなのでライスです。他の方々はもっと早い段階でフォカッチャが出てくるのですが、料理長が「ライスに合うのはこの料理しかないので」とこのタイミングで出すことにしたそうです。

デザートです。本来はタルト(奥に写っているのがそうです)ですが、小麦アレルギーなので私は別メニューのパンナコッタと柚のアイス。それから紅茶が出てきました。
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