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  • HNはsnow-yuki。「仕事にも着ていける服」をコンセプトに洋裁を楽しんでいます。

    カラー診断は「ピュアロマンチックタイプ」(夏タイプに相当)。

    夫婦共々運転免許を持っていませんので、旅行はいつも公共交通機関を利用しています。

    食物アレルギーがあります。パセリ、春菊、あくの強い山菜(蕗の薹など)、マンゴー、カモミール。さらに、2020年に小麦アレルギーを発症しました。少量なら大丈夫ですが、主食として小麦を大量に摂取することはできません。宿泊先選びではアレルギー対応の有無がポイントになります。

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夏の長崎・五島旅行 —お土産—

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 長崎と五島で買ったお土産を並べてみました。

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 右端の五島茶は中通島の有川港で買いました。有川港は、スペースは広くないもののお土産を売っています(青方港は何も売っていません)。無農薬で有機。五島のお茶はとてもフレッシュな味で大変気に入り、今では五島から直接、定期的に購入しています。どうもこちらのお茶は製造元から直接買うしかないようです。
 真ん中二つのブレンドティーは五島リトリートの部屋に置いてあったものが気に入って、購入しました。左のピンクは人にあげるもの。右の緑茶とレモングラスのブレンドティー、大変美味しいです。これも帰京後、再度購入しました。左端の枇杷茶は長崎で購入したもの。

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 右下の五島の紅茶、これも大のお気に入り。フレッシュで、軽くて、大変飲みやすいです。これも、定期的に取り寄せています。上は椿茶。五島リトリートでは、部屋に置いてある椿茶と食後の椿茶は別の種類で、食後に出されたものの方が気に入ったので買ってみました。
 あおさは有川港で購入しました。

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 塩は、五島リトリートでの夕食で、刺身にのっていたもの。刺身を塩で食べるとこんなに美味しいのかと感激して、ホテルの売店で同じものを買いました。でも、とてつもなく新鮮な刺身でないと、ダメだということを家で試して知りました。粒が大きいので料理にも使いにくく、持て余し気味。もっと粒が小さいものを買えば良かったです。

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 教会で買い求めた絵はがき。上の栞とキーホルダーは長崎空港で購入。

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 手前の一輪挿しは頭ヶ島で購入したもの。このほんのりとした緑が気に入っています。
 後ろの食用と化粧用の椿油は福江島で購入。食用は福江島のものですが、化粧用は上五島の製品でした。以前、大島の椿油を購入したことがありますが、なんとなく重くてリピートはありませんでした。ですが、五島の椿油は良い感じがして、なくなったあとはもっと大きな瓶で購入して使い続けています。五島特産純粋つばき油 椿油 100ml 新上五島町振興公社です。

 全体的にお茶に目覚めた旅でした。旅先でこれほどたくさんのお茶を購入したのは初めてです。今は、こちらで定期的にまとめ買いをしています。

 これで、夏の長崎・五島旅行報告は終わりです。新たな知見、新たな味覚を得られた、大変有意義な旅でした。

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夏の長崎・五島旅行 ー日本二十六聖人殉教記念碑ー

 五島にいたときは気がつきませんでしたが、中通島から長崎に戻ってきてみると、島がいかに空気がきれいだったかよく分かりました。長崎ですら空気によどみを感じます。
 この日のうちに空路で帰京となりますが、空港へ行くまでに少しだけ時間に余裕がありましたので、日本二十六聖人殉教地に行くことにしました。

 

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 1587年に豊臣秀吉は伴天連追放令を出しました。1596年、スペイン船サン・フェリペ号が台風で土佐に漂着。これをきっかけに、フランシスコ会の宣教師らの無許可の布教活動が、秀吉の耳に入りました。秀吉は見せしめのため、京都でフランシスコ会宣教師6名、フランシスコ会の教会や病院などに居合わせた日本人のイエズス会修道士13名、他に料理番や大工など一般信徒5名、計24名を捕縛しました。彼らは片耳を切り落とされ、徒歩で長崎に向かいました。約1ヶ月の道中、さらに2名が加わりました。そして1597年2月5日、26名は長崎の西坂の丘で十字架に架けられました。キリスト教信仰を理由にした日本で最初の処刑でした。処刑の跡地にはこのように祈念碑が建てられています。

 

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 1862年に26名は列聖され、それから100年目の1962年に、この日本二十六聖人殉教祈念碑が建てられました。

 

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 2023年夏、私たちの、かくれ・潜伏キリシタン関連地を巡る旅はこの殉教地をもって終了です。

 搭乗まで時間があったので(飛行機が遅れていました)、長崎空港で夕食をとりました。

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 羽田空港や成田空港の食事は値段が高く、内容はイマイチですが、長崎空港はなかなかのレベル。値段、内容、共に満足でした。

 

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 離陸です。上空からの長崎の夜景。

 

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 飛行機が遅れたからか、フットレストがある快適なシートでした。
 そしていよいよ羽田空港が見えてきました。様々な経験ができた長崎・五島旅行もこれで終わりです。なかなか書く時間がとれず、執筆に1年もかかってしまいました。思いがけない長期連載となりましたが、お読みくださりありがとうございました。

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夏の長崎・五島旅行 —中通島2日目 頭ヶ島天主堂—

 中通島2日目の教会巡り。最後は一路東へ。頭ヶ島大橋を渡り、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する頭ヶ島の集落を目指します。

 

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 頭ヶ島は周囲8キロの小さな島です。1981年に中通島と頭ヶ島大橋で結ばれましたが、それまでは孤立した島でした。近世までは一時的に漁業で使用されるだけの、無人島でした。19世紀中頃の文献史料には病人の療養地だったという記録があるそうです。1858年、島の開拓を目的に中通島の有川集落から仏教徒の前田儀太夫が移住し、翌年、儀太夫が開拓のために募った数家族が、先ほど行った鯛ノ浦集落から移住してきました。この移住者が、潜伏キリシタンでした。
 今は橋を通って簡単に行けますが、それでもやはり僻地の島。その分、海がより美しい気がします。

 

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 頭ヶ島天主堂が見えてきました。
 1867年、上五島地域の潜伏キリシタンの頭目だったドミンゴ松次郎が頭ヶ島に移住し、熱心に布教活動を行いました。五島崩れの時に島民は皆脱出しましたが、その後島に戻ってきました。

Kasira

 1910年、鉄川与助の設計・施工により天主堂が着工しました。タクシーの運転手さんの話ですと、鉄川与助はレンガを使用したかったけれど、集落の信徒たちにその資金はなかったので、やむなく地元の石を使うことに。

 

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 信徒たちが石を切り出し、船で運び、一つ一つ積み上げました。

 

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 なので、間違えないようにこのように石に番号が振られていたりします。
 鉄川与助にとっては不本意だったかもしれませんが、結果として日本では珍しい石造りの教会堂が1919年に完成し、今も残って、使用されている。石造りは長く残りますね。

 

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 ルルドもあります。

 

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 天主堂を背に、門を撮影。

 天主堂の内部は、これまで見てきた鉄川与助の教会堂とは全く違いました。水色の壁にかわいらしい花の装飾が施され、中に入ると明るい気持ちになります。これを見たときに、この特別感は世界遺産に登録されるにふさわしいのかもしれない、と思いました。
 天主堂の見学には事前予約が必要です。私たちが利用した観光タクシーですと、会社側で予約をしてくれます。

 

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 海を望むところに墓地がありました。

 そして、天主堂のすぐそばには器のお店が。

 

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 頭ヶ島に移り住んだご夫婦が営んでいるようで、ご主人が器を焼いているそうです。

 

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 1000円ほどの、手頃な値段の一輪挿しもたくさんあり、私たちも一つ買い求めました。リンゴの釉薬使った、あわい緑色に発色している一輪挿しを選びました。

 

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 ここの海の青さは本当に素晴らしいです。

 このあとは有川港へ。出港まであまり時間がないので、エレナという近くのスーパーで寿司を買い、港の待合室で食べました。

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 五島に行ったら寿司屋で新鮮で大ぶりのネタの寿司を食べられるとばかり思っていました。ですが、寿司屋に行く機会には最後まで恵まれず。宿泊したホテルのレストランのウェイターさん(他県から移住)が、「エレナの寿司、その辺の寿司屋に負けないくらい美味しいですよ、ぜひ食べるといいですよ」とおっしゃっていたので、試してみることに。さすがに、五島はスーパーの寿司もレベルが高いです。
 港には一応食堂もあるのですが、私たちが行ったときは閉まっていました。お土産はそれなりに売っていて、私たちもお茶などを買いました。

 

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 そして高速船で長崎へ。台風により、翌日は欠航が決まっていました。ギリギリ予定をこなすことができました。

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夏の長崎・五島旅行 —中通島2日目 教会巡り—

 中通島ではひたすら教会巡りをしました。2日目は貸切観光タクシー 上五島を自由に観光4時間コースを利用。福江島と同じく地元のタクシードライバーから色々と説明を聞くことができました。ただ、福江島の方よりは寡黙。といいますか、福江島の方がいかに饒舌で頑張ってくださっていたのか、よく分かりました。
 運転手さんとしては、まずはホテルに近い大曾教会堂に案内するつもりでしたが、すでに昨日自分たちで行ったので、上五島地区を北上し、この地区の最北にある冷水教会に向かいました。当時27歳の鉄川与助が独立して初めて設計施工した木造教会で、1907年に献堂式が行われました。
 
 

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 奈摩湾をぐるっと回り、冷水教会の対岸にある青砂ヶ浦天主堂を訪れました。

 

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 鉄川与助が手がけた三つ目の教会堂です。レンガ造りのものとしては二つ目。1910年8月に竣工し、同年10月に献堂式が行われました。現在の建物は3代目で、2001年に国指定重要文化財になっています。ユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載が決まった「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を構成する教会の1つでしたが、その後、構成資産の見直しにより外されました。外された理由は、この青砂ヶ浦天主堂が建つ地区があまりにも現代風だからとのことです。

 

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 天主堂からの眺めです。これがまずいのですね。中通島で唯一、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に登録された頭ヶ島の集落は往時の姿が保たれている(その代わり現在住民はごくわずか)けれど、ここは近代化しすぎているとのこと。でも、それは今に至るまで集落が生き続けている証で、それこそ価値があると私は思うのですが。
 残念ながら、私たちが行ったときは天主堂の中を見ることはできませんでした。

 このあとは島の北端にある細長い新魚目地区をひたすら北上。まずは江袋教会を訪れました。

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 1882年に建立され、現役の教会としては国内最古の木造教会でしたが、2007年に火災で焼損しました。2010年に焼け残った柱や梁などを利用して修復されました。他の教会堂とは趣が異なり、いかにも古い外観です。

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 さらに北に進んで、仲知教会に着きました。

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 中通島のほぼ最北端にある仲知ですが、1810年頃に移住開拓が始まりました。1932年に主任座が先ほど見た江袋教会から仲知教会に移り、1978年に三代目となる現在の教会堂が建立されました。教会堂はその集落の信者たちが多額の拠出と労働奉仕をすることで建立されるそうですが、運転手さんの説明によると当時この地域は漁業で豊かだったそうで、内部は美しいステンドグラスで彩られています。ステンドグラスは高価なので、多くの教会堂は一見ステンドグラス風でもただの絵なのですが、ここはステンドグラス。しかも、聖書の場面が描かれる中に地区の漁師たちの姿もあるのがユニークです。


 ここからは一気に南下して、有川地区の西部、鯛ノ浦港の近くにある旧鯛ノ浦教会に行きました。

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 外海の出津の潜伏キリシタンが移住してきた地にあたり、集落は五島崩れの際に厳しい迫害を受けました。初代の教会堂が建ったのは1881年。この旧鯛ノ浦教会は1903年に建てられました。

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 1948年には鐘塔が増築され、長崎の旧浦上天主堂の被爆レンガが一部用いられています。
 ただ、潮風により老朽化が激しくなり、1979年に現在の新しい教会が建てられました。こちらは今は資料室、および教会学校の教室として利用されています。

 

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 現在使用されている教会は内部撮影禁止ですが、ここはすでに教会としては使用していませんので、中を撮影できました。

 このあとは世界遺産に登録された頭ヶ島の集落に向かいます。

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夏の長崎・五島旅行 ー中通島 ホテルアオカ上五島 夕食ー

 ホテルアオカ上五島は部屋は今ひとつということを書きました。ですが、夕食は素晴らしかったです。
 夕食はホテル内にあるレストランでいただきます。夕食は宿泊料金に含まれています。なお、このレストランは宿泊客でなくとも普通に利用できます。ディナーはコースが3種類ありますが、内容から考えますと宿泊客に提供されるのは一番高額の「五島の食材巡り」のようです。

 こちらのレストランのアレルギー対応は完璧でした。
 宿泊予約の際にアレルギー食材は伝えてありましたが、宿泊の数日前に、レストランから直接電話がありました。私のアレルギーに対応するために、通常使用している食材を他の物に置き換えようと思っているが、その食材は大丈夫かという確認でした。もう記憶が定かでないのですが、たしかパセリの代わりに何かの野菜を使うということだったと思います。わざわざ厨房から直接電話が来たのには大変驚きました。

 夕食ではメニュー表はなかったので、具体的な料理名、食材は分かりません(覚えていません)。期待に違わず魚のオンパレードでしたが、すべて地元で水揚げされた魚とのことでした。

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 これはタコとキュウリですね。本来はこちらの料理が供されます(夫のものを撮影)。

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 私はセロリも生だとアレルギー症状が出ることがあるので、外では食べないようにしていました(ただ、昨年の秋以降、火を通したものもダメになりました)。ランチのお皿にセロリがあったので私は残したのですが、それを見た給仕の方にセロリはダメなのかと尋ねられました。もう覚えていないのですが、セロリはNG食材リストに入れていなかったかもしれません。セロリはアレルギー症状が出ることがあるので避けていると伝えたところ、うちのシェフはセロリをたくさん使うというのでびっくり。少しなら自分で取り除けば良いと思っていましたが、たくさんとなると話は別。使わないようにお願いしました。ということで、私仕様としてタコとキュウリにしてくださいました。

 

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 リゾットです。本来はパスタが出ます。私は小麦の主食はNGなのでパスタもダメなのですが、昼食の際には、代わりに野菜を麺のようにしたものを出すと言われました。つまり、いわゆる主食は無しということでびっくり。私は夕食に主食がないのは「あとでお腹がすくのではないか」と不安なので、「お米もないのですか?」と何度か尋ねました。こちらのレストランではお米は扱っていないとのことで、これはコンビニでおにぎりを調達するしかないかと夫と話していたところ、厨房から戻ってきて「朝食のごはんの残りがあるのでそれでリゾットを作ります」と言ってくださり、ほっとしました。これがそのリゾットです。これが本当においしいリゾットで、メニューにないのはもったいない!と思いました。

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 五島牛です。りっぱなステーキ。

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 このレストランはお茶にもこだわりがあります。レストランをプロデュースした奥田シェフが静岡県の「カネ松製茶」と開発した発酵茶「あるけっ茶」です。無農薬の茶葉を特許製法で発酵させたお茶です。大変美味しいお茶で、店頭で販売もしています。本当なら買って帰りたいところでしたが、今回の旅行ではすでにお茶を買いすぎていましたので諦めました。

 アレルギーもちの客に個別対応をするのが大変なことは想像に難くありません。ですので、食後にお礼と「お手数をおかけしてすみませんでした」と給仕の方に言ったところ、「いえ、シェフも色々と勉強になったと申しています」とおっしゃってくださり、大変気持ちが楽になりました。
 食事はどれも素晴らしかったです。食材の良さが引き立っていました。宿泊はしなくても、ぜひ夕食を食べに来てほしいレストランです。

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   朝食です。たしか、3種類から選べました。私が選んだのは鯛茶漬け。さすがに3日連続でコース料理を食べると胃も疲れたので丁度良かったです。


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夏の長崎・五島旅行 ー中通島 大曾教会堂ー

 あまりの酷暑に外出をとどまりましたが、せっかくなので気温が下がることが期待される夕方に、ホテルから徒歩圏内の大曾教会堂に行くことにしました。せめて近くまでバスで行ければと思っていたのですが、ホテル到着時点でもうバスは走っていませんでした。

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 少しは涼しくなるかと思ったら、そんなことはなく。相変わらずとんでもない暑さ。

 

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 少しでも日陰を歩ければと探しても、なかなか見当たらず。

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 海の水はきれいですね。

 

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 20ー30分ほど歩いたでしょうか。あまりの暑さにまさしく巡礼の気分。ようやく案内板がありました。

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 教会は階段を上がった高台にあります。船からも教会堂が見えていました。

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 大曾教会堂に到着。
 ここは外海地方の出津・黒崎・池島などから潜伏キリシタンが移住してきた地です。1879年、今の場所から少し西方に、五島に逃れて信仰を守り続けてきた信徒たちが、信仰の証として木造の教会を建てました。この旧教会は1915年に若松島の土井ノ浦に移築されました。現在の教会堂は鉄川与助の設計・施工で1916年に竣工しました。重厚なレンガ造りです。

 

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 ちょうど中ではミサが行われていました。今回の旅行では様々な教会堂を訪れましたが、実際に教会が教会として機能している場に居合わせることができたのは、大曾教会堂だけでした。暑さの中、歩いてきた甲斐がありました。

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 このように港を見下ろす位置に建てられています。

 それにしても暑かったです。でも、あの西日のホテルの部屋にいるよりはましだったかも。

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夏の長崎・五島旅行 ー中通島 ホテルアオカ上五島ー

 福江島から中通島までフェリーで移動している間は、青方港に着いたらまずはホテルに行って、そのあとお寿司屋さんでお昼を食べようと話していました。クーラーが効いていたので、外の様子が分かっていませんでした。
 青方港についたら、そこはまさに灼熱地獄。ちなみに、青方港とその周辺には一切お店はありませんでした。バスに5分ほど乗ってホテルの最寄りのバス停へ。バス停からホテルまでは徒歩で5分ほどのはずですが、日差しの強さが尋常ではありません。ホテルに着いたら、もはや外に出るなどとは考えられなくなりました。

 中通島ではホテルアオカ上五島に宿泊しました。ガイドブックで見つけました。他にネットで良さそうかなというところがあったのですが、電話をしてもつながらず。どうも、ネット情報と現実が一致しないようです。コロナで営業を辞めたところがあるのかも。
 今、改めてホテルのHPを見ましたが、写真の威力はすごいです。こんなに素敵な雰囲気ではありません…古い施設を中だけリノベーションしたようで、外観はかなり古いです。
 HPの部屋の写真、すべてカーテンを閉めていますね。私たちが部屋に入ったときもカーテンが閉まっていました。カーテンを開けるとこんな感じです。

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 窓の外の景色。

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 普通に、山と民家です。
 HPは雰囲気を出すためにカーテンを閉めているのでしょう。でも、現実もカーテンが閉まっているのは別の理由でした。とんでもなく日差しが強く入るのです。窓の庇が小さすぎるのか、ダイレクトに日差しが入ってくるので、それを避けるために普段はカーテンを閉めたままにしているのでしょう。エアコンはありますが、一般家庭にあるごく普通の冷房です。業務用ではありません。冷房を入れれば快適になるというわけでもありません。冷房が必要な時期の宿泊は、正直お勧めしがたい部屋です…
 それから、もう一つの問題。窓の立て付けが悪いのか、常にヒューヒュー音がしています。窓がしっかり閉まっていないときに出る、あの音。窓を閉めて鍵をかけても音がします。
 内装はリノベーションできれいと言えばきれいですが、もっと大切なところを修繕すべきだったのではないかと思わされます。

 洗面台などはこんな感じです。

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 こんなものかな、といったところ。1泊大人一人あたり19400円でした。

 このホテル、部屋は難ありでしたが、食事は素晴らしかったです。ホテル内にあるレストランで夕食をとるのですが、あまりの暑さに外に出る気がしないので、夕食と同じレストランで昼食をとりました。

 

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 ランチはセットのみ。そしてパンだけ(ライスはない)なので、私は主食を食べることができませんでした。
 すでにアレルギーの連絡をしてありましたが、昼食時に私のアレルギーを伝えたら、今晩の宿泊客だとすぐに分かったようで、夕食の説明がありました。それについては夕食の記事で書きますが、このレストランの夕食は絶品でした。ランチも悪くはありませんが、夕食の方が遙かにレベルが高いです。

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夏の長崎・五島旅行 ー福江島から中通島へー

 今回、五島列島は福江島と中通島を訪れることにしました。長崎から福江島は空路でしたが、福江島から中通島はもちろん海路。

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 利用したのは定期フェリー太古です。福江港10時10分発、青方港11時50分着。約2時間の船旅です。福江港は数件お店が入っていて、福江島の主な土産品や、弁当などの食べ物が買えます。船の中は自動販売機しかありませんので、食料が必要な場合はあらかじめ用意した方が良いです。私たちはお土産をいくつか購入しました。

 

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 コロナが心配なこともあって、個室を予約しました。大人2名1部屋で計5,920円(私たちの乗船当時)。部屋は2階にあります。各部屋にエアコンが付いていて、自分で冷房を調整できます。

 

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 窓からは外の景色が見えます。海路だと、ここが群島だということがよく分かります。次から次と地図にはない島々が見えて、飽きることがありません。

 客室を出ると、廊下はこんな感じ。

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 洋裁が趣味の者には嬉しいことに、客室の廊下がすべにマリメッコのファブリックパネルが飾られていました。色々なマリメッコ生地を直に見ることができました。

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 客室がないところはステンドグラス調になっていました。

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 天気が良いので、デッキにも出てみました。誰もいません。

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船首部分は展望室になっていて、室内から外を眺めることができます。ここも誰もいませんでした。

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 1階に降りてみます。

 

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 スタンダードの人が利用する場所です。意外にも、誰もいませんでした。

 全体的に大変きれいで、快適に過ごせる船内でした。

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夏の長崎・五島旅行 ー福江島 五島リトリート ray  朝食ー

 福江島で宿泊した五島リトリート rayの朝食です。

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 朝食も夕食と同じ場所でいただきます。こんな景色を見ながら食べられます。

 夕食と同じく、一泊目か、二泊目かで内容が決まるようです。一泊目は和食。

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 色々なおかずが少しずつあって楽しいです。朝食にもお品書きが添えられていて、内容は次の通りです。


 湯豆腐、だし巻き卵、青菜の浸し、五島三菜、焼き魚、サラダ、あおさ和風ドレッシング、生湯葉刺し、しそわかめ、浦上そぼろ、白米、味噌汁、漬物、長崎食べる味噌、フルーツ。

 とくに印象深かったのはあおさのドレッシング。大満足の朝食でした。

 2日目は洋食。チェックインのときに「2日目は洋食」と言われ、小麦アレルギーの私は少々不安に。「小麦アレルギーなのでパンは食べられませんが、大丈夫でしょうか」と尋ねたところ、「大丈夫です」と。それなりのお値段のホテルなので、小麦パンの代わりに何を用意してくれるのだろうと、ちょっとわくわくしていました。

 はじめに運ばれてきたのが青いジュース。

 

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 色々な野菜類(たしか15種類だったような…うろ覚えですが)が入っているという「ヘルシーグリーンジュース」。これは不安になりました。私はあるときからパセリもアレルギー反応が出ることがあり、特に生のパセリがそれなりの量入っているものがNG。その典型が、この手のジュースです。事前にパセリアレルギーは伝えてありました。でも、不安なのでこのジュースの素材を尋ねました。企業秘密なのか何なのか、何を使用しているのか言おうとしないので、「パセリは入っていますか」と問いかけたところ、「入っています」という返事。アレルギーがあると再度伝え、グリーンジュースは下げてもらいました。代わりに運ばれてきたのがリンゴジュース。写真の左です。右は夫の飲みかけのグリーンジュースです。

 そして運ばれてきた朝食。

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 本来ついているパンはこちら。
 

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 完全に、このパンを白米に変えただけです。典型的な洋食の朝食メニューの中での白米は、他のおかずと全然合わない…米粉パンとか、洋食になじむようにシンプルなリゾットになっているとか、そういうのを期待していたのですが。しかも、バターが添えられたまま。白米にバターは要りません。

 

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 バターは下げて、漬物に変えてもらいました。一応、品書きだと次の通り。
 

バケット、ボイルソーセージ、グリルベーコン、オムレツ、五島の燻製もの、海藻サラダ、ヨーグルト、フルーツ。

 一泊目の和食に比べて品数は少なく、ごくごく普通な感じ。これなら、私は2日とも和食朝食が良かったです。たとえ内容が同じになっても。

 大変良いホテルでしたが、2日目の朝食とアレルギー対応は惜しいホテルでした。

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夏の長崎・五島旅行 ー福江島 鐙瀬溶岩海岸ー

 福江島で宿泊したホテル「五島リトリート ray」は景勝地である鐙瀬溶岩海岸沿いに建っています。部屋からもその景色を堪能できますが、せっかくなので歩きたいところ。ですが日中はあまりに暑くて無理なので、福江島を離れる日の朝6時に少し散歩しました。

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 散歩道の入り口まではホテルから歩いて数分。こんな素敵なホテルなのですから、本当はこの海岸を端まで散策して、そのあとはホテルでのんびりする日があると良いのですが、今回の滞在はそんなゆとりはありませんでした。

 歩き始めてすぐに残念な光景が。

 

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 浜辺にかなりゴミがあるところがありました。

 朝食まであまり時間がなかったので、少しだけ遊歩道を歩きました。
 

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 ここはかつて鬼岳火山から流れ出た溶岩が冷えて形成されたものですが、近くで見るとそれがよく分かります。

 

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 今度はもっと過ごしやすい時期に来て、ゆっくり海岸を歩きたいです。途中で海を見ながらお弁当を食べたりして。


 朝早いためか、鬼岳がきれいに見えました。

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