カテゴリー「Annee-Patterns作品」の42件の記事

アネパターン: 7Tamao 衿ぐりギャザープルオーバー その2

【パターン】アネパターン、7Tamao 衿ぐりギャザープルオーバー 、38号  【制作】2017年5月 
【生地】スパンシルク100%の丸編天竺(ジャージ)生地、シルク ハセガワにて購入

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 2年ほど前、インナーが作れるシルクニットを探していた折、シルクハセガワのグレースを知りました。生地見本を見ると、シルクの艶がすばらしい滑らかで薄い生地。インナーにするのはもったいない、主役級の美しい生地です。これで7Tamaoを作ったらさぞ素敵なものができるだろうとすぐに思いました。サンプル生地付きカラーカードを購入してみたところ、色数も大変豊富。ただ、問題は価格でした。125センチ巾で1メートル6,150円。メートル単位でしか購入できませんので、7Tamaoだと2メートルになります。さすがに、これは購入をためらう価格です。
 あれから2年、一応メルマガは購読していたところ、今春、なんと週末3日間限定でこの生地の半額セールをするというお知らせが来ました。こんな機会はめったにないと注文することに。悩ましいのは色です。他にはなかなかない、そして今まで着たことがなくて私に似合いそうな色、ということでメロンを狙っていました。ところが、セール期間中このメロンだけが品切れで注文できず。仕方ないので、次点のスパブルーにしました。
 届いてみると、カラーカードよりも青みが少ない色でした。少しペールがかっていて、大丈夫かな、私に似合うかなと少々心配になりましたが、ギャザーを寄せ、陰影が出てくるとシルクの艶感と相まって氷のような表情に。昼間は若干艶感が分かりにくく、写真にもシルクの輝きは出ていませんが、夜は艶、光りがものすごいです。シルクは夜にこそ映えるのだと納得。

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 制作中もドレープの美しさにうっとりでした。袖のパフもこんな風にきれいに出ています。
 今回、気を遣ったのは切り替え布。前回は説明書通り、切り替え布で見頃裾をくるみこんで縫いました。これだと縫い代が見えずきれいな仕上がりですが、直線ミシンで縫うため、型紙の指示通り見頃裾を55センチまでギャザーで縮め、切り替え布を伸ばし付けしたら糸が切れてしまうと、見頃裾を切り替え布と同寸まで縮めて縫い合わせました。でも、これでは着心地に問題があるのは記事に書いた通り。
 そのため、今回は指示通り裾を55センチ、切り替え布を伸ばし付けしました。その代わり、伸縮に対応できるよう4本針ロックミシンを使用。相当にギャザーが寄っている生地との縫い合わせなので、念のため2周縫いました。良いのか悪いのか分かりませんが。裏の見た目は劣りますが、着心地は断然アップ。切り替え布が伸縮できるので好きな丈でぴたっと止まります。

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 横から見ると結構なボリューム。着やせ効果はありませんが、生地が上質なこともあって着心地は大変良いです。この生地の良さを生かした美しいプルオーバーができて大満足です。

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アネパターン: ル・グルース/ノースリーブシフトワンピース その1

【パターン】アネパターン、ル・グルース/ノースリーブシフトワンピース、38号  【作成】2016年4月
【生地】混率不明ツィード(生地ののみの市にて購入)、切り替え布はシルク混リネン(アザトいのうえにて購入)

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 以前、生地ののみの市で可愛い!と後先考えずに買ったツィード。買ったはいいものの、こんなモコモコ感のある生地、何に仕立てればいいのかさっぱり分からず、しかもかさばって場所をとる、ということでもてあましていました。体に当ててみると、スカートやジャケットよりも、なんとなくワンピースにするのが一番しっくりする気がしました。ただ、この生地の感じだとストンとしたデザインの方が良さそう。ということで、中~厚地推奨のル・グルースにしてみました。
 以前だったら、こういう体に沿わない、プカッとしたワンピースは避けていました。でも、最近はなんとなくそういうものにチャレンジしてみたい気持ちが沸いてきました。

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 出来上がって着てみると、こういうプカッとしたワンピースは着こなすのが難しいことがよく分かりました。生地のモコモコ感でさらに難易度がアップしています。体が整っていて、姿勢良くシュッと立てないと、テント?てるてる坊主?になってしまいます。写真を見てまだまだ相当修行が必要なことが分かりました。それからサイトの作例を見ますと、おそらく「厚地」とはいってもこういうタイプの厚地は想定していないのでしょう。

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 後はダーツが入ってかなり絞りがあり、着やせ効果がある感じです。

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 生地のアップです。もこもこの毛、リボン、ラメの3段ツィードです。ラメの量が想像以上で、裁断は大変でした。ラメの飛び散りが尋常でなく、切るそばから掃除機をかけました。
 切り替え布なしで作ることも考えましたが、このファンシーな生地だけで全身を覆うとやりすぎかも、ということで切り替え布を使用することに。とはいっても、手持ちの生地ではあまり選択肢はなく、かといってこのためにわざわざ生地を探して新たに購入する気もせず。結局、厚み、素材感、色で一番おかしくなさそうなこの生地を使うことにしました。

 切り替え布ですが、前中心でも剥ぐ仕様になっています。そのため前中心に縫い代が密集するので、ビロビロしないためにステッチをかけておきました。

 そして、良く考えると、裏地袖に見返しを接ぎ、表地と中縫いするノースリーブのワンピースを縫うのは初めてでした(つまり「毛抜き合わせ」?)。ノースリーブだから袖付きよりも簡単だろうと、何も考えずに表地、裏地をそれぞれ仕上げ、いざファスナー部分から合体させようとしたら、袖部分は一体どう縫えばいいのかと分からなくなりました。
 ネットで調べたら、どんでん返しで縫う袖無しワンピースの縫い方動画がありました。

 これを見てますます青くなりました。全然手順が違う!しかも、もう後戻りできないところまで縫っている!
 仕方ないので、「とにかく袖がくっついて、形にさえなればいいのよ」と原始的に考えることにしました。ということで、ジャケットのどんでん返しのときに、袖口を表地と裏地の間から引き出して、付き合わせて縫うのと同じ方法でやることにしました。ただ、一度に一周することは出来ないので、前身頃、後ろ身頃に分けて。結果としてそれほど難しくなく縫うことが出来ました。次もこれで良いか、と思ったくらい。

 裏地は「服地のひでき」のベンベルグ 裏地 AKP7137 Xのベージュを使用。このベージュは表地の白をきれいに見せてくれると思います。服地のひできの裏地は質が良く、幅広、値段も良心的なので、あらかじめいろいろな色のサンプルを取り寄せ、合いそうな色だったらいつもこの裏地を利用しています。

 仕上がりの着丈を見て多分短いと判断して3センチ伸ばしましたが、実際に着て写真を撮ってみると、デフォルトの丈で良かったと思いました。

 こういう服をかっこよく着こなせるようになりたいものよ、というワンピースになりました。

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アネパターン: 286Jへちまカラー ニットジャケット その3

【パターン】アネパターン、286Jへちまカラー ニットジャケット 、38号  【作成】2016年3月
【生地】ウール100%(moncoutureにて購入)

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 このへちまカラーニットジャケットを作ろうと、こちらの生地を買ったのは2013年12月。ようやく裁断したのが2015年11月。それからなかなか縫い進めることが出来ず、4ヶ月ほど経過してようやく完成しました。本当はもっと冬服を縫うつもりでしたが、この冬に縫ったのはこの1着だけ。
 前の2着よりもずっと楽な着心地。もっと良く伸びるニット地だったということですね。また、生地に厚みがあるといいますか、これまでの2着よりは表情のある生地のためか、着用写真を見ると前作よりもサイズが大きく見える気がします。写真だと、前の作品の方がすっきりして見えるかもしれませんが、生地は今回の方が断然良いものなので、実際に着ると今までのものよりも素敵なジャケットに仕上がっていると思います。

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 ヘリンボーンの織りになっています。
 
 もうウールジャケットの季節は終わろうとしていますが、使いやすい色・形なので、来シーズンから大活躍するはず。


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アネパターン: 9483 Aラインスカート その4

【パターン】アネパターン、9483 Aラインスカート(廃盤)、38号  【制作】2015年9月 
【生地】シルク混コットン(綿63%、シルク37%)(ヴァレンチノ)、moncouture 実店舗ではぎれとして購入

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 70センチのはぎれで購入した生地。手持ちの型紙で、唯一このスカートが70センチで作れました。企画書では140センチ巾90センチとなっていましたが、きちきちに配置してぎりぎり足りました。余り布は一切なし。

 縫製のときにいつもお世話になっているブログ「ヒロアミーの日記」。今回、初めてこちらのブログで紹介されている方法でコンシールファスナーを付けました(記事はこちら)。これまではMPLの説明書通りにしつけ糸で縫い付けてからミシンがけしていました。ただ、これだと縫い線通りに仕上がっていない感じがして、いつもなんとなくもやもやしていました。「ヒロアミーの日記」はすべてミシンで仕上げる付け方。途中のアイロンもありません。今までなぜ試さなかったの?というくらい、やってみたら簡単で、しかも縫い線通りに仕上がっていると思います。しつけも、アイロンもないので気が楽。これからはこのやり方でつけると思います。
 表地のファスナー付けはとても上手くできたのに、今回初めて裏地へのファスナー付けを失敗しました。途中、上手くいっていないのでは?と布を回して確認したりしているうちにどこか間違えたのか、どうも手順書通りに布が配置できなくなり、それでもつじつまを合わせて縫ったら、ファスナー止め部分の四角部分がおかしくなっていました。なぜか縫い代が表側に出ていて。そこだけ縫い直して形はどうにかなりましたが、具体的にどこで間違えたのか分からず、もやもや。

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 生地は白と茶のツィードです。ちょっとポコポコした部分もあって、表情がある生地。遠目だと白の要素が混ざって、全体的に白っぽい茶色に見えます。なかなか無い、おしゃれな色合いが気に入りました。
 裁断して、ちょっと持ち上げるだけでもどんどんほつれてくる生地。特に茶色の横糸がテープ状で、どんどん抜けていって形を留めなくなってしまうので、ウエスト部分にHBテープを貼りました。型紙に指示はありませんが、ほつれ防止として。本当は、裁断したらすぐに縫って完成させるべきでしたが。もちろん、裾には滑落防止テープを貼っています。

 茶色は私にとって難しい色ですが、これは軽やかな茶色なので良い感じに着こなせそうです。

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アネパターン: Laurent パフシルエットタックスカート その1

【パターン】アネパターン、Laurent パフシルエットタックスカート、38号  【制作】2015年9月 
【生地】シルク混ウール(ウール59%、シルク40%、ポリウレタン1%)(アルマーニ)、moncouture 実店舗ではぎれとして購入

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 ファスナー開きスカートを縫うのは昨年5月以来です。
 昨年7月末に姿勢を整えるトレーニングに通い始め、トレーニングが進んだら体型が変わって、スカートを作ってもサイズが合わなくなるのではないかと思い、スカート作りを控えていました。トレーニングに期待しすぎの感もありますが、痩せたわけでは(体重が減ったわけでは)決してないのに、ウエストのサイズが細くなりました。いえ、細くなったというよりは、以前は姿勢がおかしくてウエストのくびれがなく、「ウエストっていってもどこを測ればいいの?」だったのが、今は一応ウエストができてきたので測る場所が分かったというだけです。
 そして、おかしな姿勢に合わせて作った以前のスカート、特に腰履きタイプは履き心地が悪くなり、スカートに合わせると今度はすっと(以前よりはレベルですが)立つことが出来ない、ということで春シーズンの終わりと共に処分したりしました。
 そんなわけでスカートが足りなくなり、まだまだ道半ばながらスカートを作る必要が出てきました。

 これまで、アネパターンの型紙でスカートを作るときは、脇を全体で1-1.5センチ出していました。ですが今回のローラン、シーチングの仮縫いで特に脇を出す必要はなさそうとなり、デフォルト通りで作りました。出来上がってみると、ちょうど良いサイズ感みたいです。なんとなくスカートが下がってしまいそうとか、動いてしまいそうとか、そういうことがありません。それが当然でしょうけど…
 
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 75センチのハギレで購入したアルマーニの生地。細かい千鳥格子で、白の要素が目立つので私でも着やすい色味です。特に、夜の灯りの下だとシルクの光沢が際立って、大変美しい生地。もう少し裾部分が柔らかくなる仕上がりを想像していたのですが、思ったよりもタックのによる角張った感じが出ました。私が考えていたよりも弾力がある生地だったのだと思います。

 裏地付き型紙ですが、表地も裏地もタックが同じ方向になっているようです。普通、表地と裏地のタックは互い違いにして厚みが出ないようにすると思うのですが、この型紙はわざとそうしているのでしょうか。それとも、私の裏地の型紙の解釈が間違っているのでしょうか…。

 シンプルな形なので生地を変えて何着も作れそうです。今回は生地に余裕がなかったのでデフォルト通りの丈ですが、次からは少し丈を出した方がいいかな。カラータイツなどを履くなら良いですが、この丈だとヌーディーストッキングはためらわれます。


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アネパターン: Aラインステンカラーコート Mic その1

【パターン】アネパターン、Aラインステンカラーコート Mic、38号  【作成】2015年2月 
【生地】ダブルフェイスのウールツィード(アニオナ)、エレガンス(日暮里)にて購入

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 久々にコートを作りました。はっと気がついたら手持ちの冬コートがほとんどなく、これは緊急に必要!ということで。
 まずは型紙選び。こんなに型紙を持っているのに、処分するうちにコートの型紙は一つもない状態になっていました。ただ、コートの型紙に関しては、それほど迷いはありませんでした。中にスーツやセーターを着込めて、膝下まである、作りやすそうなシンプルなコートというのが私の条件。これに該当するのはMic。
 次は生地探し。在庫布はそれなりにあっても、冬のコート地は一枚もありません。生地は今では通販で買うことがほとんどになってしまいましたが、コート地に関しては必ず現物を見て買うべき、ということで11月下旬に久しぶりに日暮里に出かけました。とにかく、軽くて暖かいコート地、そして私に似合いそうな、できれば明るめの色が希望です。色々見て回りましたが、結局、一番心惹かれたアニオナのコート地に決めました。グレーとブラウンのダブルフェイス。ふかふかで、2重になっている割には軽い生地です。

 生地を買ったは良いものの、裁断は年末になってしまいました。年が明けてから縫製開始。

 せっかくのダブルフェイスなので上手に配色すればよりおしゃれなコートになるのでしょうけれど、このブラウン、良い色ですが私にはどうしても似合わないので、全面グレーのみ使用、ということにしました。でも、せっかくなので、裏襟にだけブラウンを使いました。襟元からちらっとブラウンが見えると素敵かな、と思って。

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 ボタンは、日暮里のエル・ミューゼで購入しました。自分ではなんとなく白のボタンが良いかな?と白のボタンを生地にあてていたら、店員さんから「白だとあまりにも普通というか、既製品みたくなってしまう。せっかく作るのだから、もっとおしゃれにした方が良い」と、店員さんお見立てのボタンをいくつも持ってきてくださいました。これが、私は自力ではセレクトできない、斜め上のセンス。でも、目が慣れると、たしかに持ってきてくださったボタンの方がおしゃれで、ちょっと面白い感じになります。迷いに迷って、地がシルバーがかっていて、金かブラウンかと微妙な色の編み目が入ったボタンを選びました。生地のどちらの面に置いてみても馴染むので、襟元の両面の要素とのつながりが良くなるだろう、と思ったので。また、Micは全体的に柔らかくてかわいらしい雰囲気というのも決め手の一つ。店員さんが見立てたボタンには、かっこいい系もありました。

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 後ろ身頃裏にはアニオナのラベルも付けてあります。裏地は、生地のブラウン側に合わせて薄茶色にしました。他の裏地も合わせてみましたが、ブラウンの影響で案外色がきれいに出ず、結局、一番しっくり来たのが同系色でした。グレーの表地にブラウンの裏地というのは、私には思いつかない色の組み合わせですが、やってみると意外に素敵で、とても気に入りました。

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 縫製で悩んだのは縫い目利用のポケット。Micは専用の手順書がついていないので、ポケットについての説明はありません。結局、何冊か縫製本を見て、こちらのブログ記事の作り方をメインに、自分が納得した手順を寄せ集めて縫い上げました。

 Micはシンプルな形なので、縫製自体はそれほど難しくはないと思いますが、なにしろ大きいので、大きな生地を振り回すのに疲れました。ですが、今回のアニオナの生地が大変素晴らしかったので、縫っていて気持ちが良かったです。こちらの縫いたいように生地が勝手に動いてくれる感じで、懐の深さを感じました。また、ふかふかしているのでアイロンがかかりにくいのでは?と心配しましたが、そんなことはなく、ものすごくアイロンのかかりが良かったです。

 最後にちょっと悩んだのがボタン。デフォルトでは第1ボタンだけ20ミリ、その下に三つ28ミリボタン、そして一番下はスナップボタンとなっていました。第1ボタンだけなぜ小さいの?28ミリなんて大きなボタン付けて大丈夫?と心配になりましたが、ここは型紙の指示に従いました。エル・ミューゼの店員さんも、「コートに28ミリボタンは普通、今はもっと大きなボタンもつける」とおっしゃっていたので。でも、スナップボタンだけはどうしても気になりました。全部閉じて着るならば、上にボタンが集中している方が重心が上がってスタイルよく見えるかとも思いますが、前を開けたときに、下に一つだけぽつんとスナップボタンが見えるのはかっこ悪くない?と。それに、下もボタンでしっかり閉まっている方が防寒にも良いのでは?ということで、実用重視で一番下のボタンも上と同じにしました。これで、前を開けても気になりません。

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 袖は7ミリカットしましたが、それでもずいぶん長い袖です。冬コートということで防寒には適しているかもしれませんが、もう少し短くても良いかも。

 結局、生地購入から完成まで4ヶ月近くかかり、出来上がったときには冬は終わってしまいましたが、軽くて暖かく、着心地がいいコートが作れて大満足です。シンプルな中にかわいらしさがあるMicの形も気に入ったので、生地を変えてまた作りたいです。

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アネパターン: エミネ その2

【パターン】アネパターン、8Hemine、38号  【作成】2014年10月 
【生地】ポリエステル30%、アセテート70%(TISSUS MONDE PARIS)、インポート布地・fan-annexにて購入

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 このワンピースを縫い始めたのは8月末。これからの季節にぴったり、のはずだったのですが、9月はじめに右足首を捻挫してしまい、ミシンを踏むことが出来ず長らく中断していました。ようやく完成したのが10月末。もう寒くて着られません。来年の春までお預けです。

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 着用画像だと色がよく分かりませんが、このように大きな格子模様のシルバーグレー。fan-annexでデッドストック生地として売られていたものです。この色と大人っぽい雰囲気に惹かれて購入しましたが、いざ形にするとなると、この大きな格子をどう生かしたらいいのか分からず、私のもとでもさらにデッドストックされていました。スカートが無難なところでしょうけれど、私としてはなぜか上下がこの格子柄で覆われるように着たいと思い、ワンピースに仕立てることにしました。選んだのはシンプルなエミネ。柄合わせを考えるとこのあたりが無難かと。

 エミネには衿の開きが2種類あって、前回はデフォルトの丸あきにしました。ですが、これは開きが横に広すぎて、着ていておさまりがよくありません。そこで今回はVネック(というかハート型)にしてみました。デフォルトにこのパターンを載せてみると、肩がぐっと大きく内側に入っています。肩幅部分が広くなるので着ていて安定します。これからはいつもVネックで縫うと思います。

 着丈は3センチ追加しました。前回のは座ったときにウエストの折れで想像以上に裾があがり、着ていて落ち着かないワンピースになったので。まだ実際に着ていないので、プラス3センチで良かったのか分かりませんが。

 袖のスリットですが、額縁仕上げにしました。額縁仕上げ、なんとなく面倒なイメージがありましたが、こちらの方法で縫ったらとても効率よく、短時間で出来ました。こちらの「ヒロアミーの日記」にはいつもお世話になっています。

 このワンピース、私がこれ1枚で着ると寂しい感じですが、上着を羽織るととても良い感じです。もともと、いろいろな色の上着に合わせられるワンピースを狙っていたので満足です。

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アネパターン: 7Tamao 衿ぐりギャザープルオーバー その1

【パターン】アネパターン、7Tamao 衿ぐりギャザープルオーバー、38号  【作成】2014年6月 【生地】混率不明ニット地(生地ののみの市にて購入)

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 2年ぶりに七月でネックレスを買いました。バロックパールのネックレス。この長さのネックレスを買うのは初めてで、自分としてはちょっとした冒険(?)でしたが、届いたネックレスはサイトで見た以上にパールに輝きと照りがあり、3個の異素材の石の色と配置が絶妙。全体として華やかさと上品さを兼ね備えた素晴らしいものでした。あまりにも気に入ったので、何をおいてもこのネックレスが主役となるようなカットソーを作りたくなりました。
 そこで選んだのが「生地ののみの市」で1メートル300円という激安価格で購入したニット。激安ながら落ち感、ドレープ、艶が素晴らしい、なかなかの素材。混率は一切分かりませんが、このしなやかさを思うと多分レーヨンが入っているのではないでしょうか。色はグレー。パールの純白がひときわ映えるはず。

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 こんな感じです。一番長くするとちょうどピンクの石が衿にのります。カットソーだけだとちょっと地味なのですが、このネックレスと合わせることで完成された装いに。他の手持ちのネックレスも合わせてみたのですが、断然このネックレスが合います。

 さて、この生地ですが、お店で手にしたときからこのドレープ感を生かした形にしよう、と決めていました。そこで選んだのが7Tamao。これでもかとギャザーが入るカットソー。ギャザーではシャーリング押さえを使用しました。この押さえ、かなーり前に購入しましたが、今回初めて使用。たしかに、面白いほどギャザーが入ります。ただ、まだ加減が分からないためか、試し縫いをして縮み具合を調整したつもりでも、いざ本番布を縫うと思い通りにいかず。結局、ほどいて何度かやり直しました。もちろん、ミシンでギャザーを寄せてからも手で微調整は出来るのですが、そうすると今ひとつ均一にならず…最終的には、衿ぐり、袖口、裾、すべて切り替え布とほぼ同寸になるようにギャザーを寄せました。ですが、裾はそれではだめだと出来上がってから納得。手順書には「55センチに縫い縮め、切り替え布を伸ばし付け」となっていますが、私はほぼ同寸まで縮めたために、着用時、裾がまったく伸びないことに。裾幅は十分なのでそれでも着脱に問題はありませんが、製品としてはこれではだめだろうなと思いました。やっぱり、伸びた方が着やすいです。次からは手順書通りにします。
 だいたい形が出来上がった段階で試着してみたら、衿の開きが大きすぎる気がしました。その時は、次からは中心で1センチくらい詰めようと思いました。でも、裾切り替え布を付けて、裾が固定されると衿ぐりの開きはこれでちょうど良いように見えました。実際に着てみて、次回以降どうするか決めます。

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 この生地、大変涼しいです。また、身体から離れる形なので夏にぴったりのカットソーになりました。以前チュニックが流行ったとき、一応試着してみたことがあるのですが、自分でも顔を背けたくなるくらい似合っていませんでした。ということで、私はチュニックはずっと避けていますが、これは裾にもギャザーが入っているために、シルエットとしては裾が広がらず、ある程度ストンとなるので私でも大丈夫でした。むしろ、グレーということもあって大人っぽいカットソーになりました。

 このTamaoと似たパターンとしてTamalioがあります。縫製手順書も類似品ということでTamalioのものが付いています。それを見ますと、Tamalioは衿が切り替え布で伸ばし付けです。このTamaoは全面芯貼り、見返し始末になっています。Tamaoの方が衿の形が固定されますし、布の影響も受けにくいので、縫製が簡単、仕上がりも予想が付きやすいと思います。

ところで、シャーリング押さえ。私は縫い目の大きさ(ダイヤル)で縮み具合を調整していますが、これで正しいのでしょうか?ダイヤルの数字が大きくなるとより大きく縮み、小さくすると縮み具合が減少します。

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アネパターン: Aラインスカート その3

【パターン】アネパターン、9483 Aラインスカート(廃盤)、38号  【作成】2014年5月
【生地】トゥルニエ ファンシーツイード(ポリエステル38% コットン17% アクリル27% ウール10% ビスコースレーヨン4% ナイロン4%)、アザト いのうえ にて購入

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 ジャケットは3月末に完成したので時期的にぴったりだったのですが、それに合わせるスカートに取りかかる時間がなかなかとれず、結局縫い始めたのは5月半ば、完成したときには6月になってしまっていました。もう、スーツで着るには暑いかな。

 私はスーツを作るときはいつも、ジャケットを完成させてからスカートの形を考えます。この生地は、厚みはそれほどではありませんが、折り込まれたボーダーにより生地がしっかりとしているのでタックや襞を作るのは無理な感じ。そしてなにより生地そのものが大変華やかなので、それを生かすために思い切りシンプルなスカートに仕立てることにしました。発売されたのはもう10年以上前ではないかという古いパターン、Aラインスカートです。とうの昔に廃盤です。
 前スカートにダーツ2本、後スカートにダーツ4本という、大変オーソドックスな形。これまでに2着縫ったことがありますが、そのときは大幅に補正しました(記事はこちら)。斜めになってしまう脇線がまっすぐに落ちるようにする、というのが補正ポイントでした。ですが、2000年代半ばから整体に通うようになり、私の姿勢も変わったようです。通い始めてしばらくすると、補正したAラインスカートの脇線が斜めになるようになりました。つまり、トルソーと同じ。まっすぐ落ちるようにすると、腰をものすごく反ることに。以前はこんなに無理な姿勢をしていたんだ!と驚いたものです。
 今回は補正パターンではなく、デフォルトのパターンを使用しています。脇の縫い代を各3ミリ減らし、全体で1.2センチ大きくした以外は何も直していません。でも、脇線はこのようにきちんとまっすぐ下に落ちています。

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 スカートの丈も短くするかどうか悩みましたが、結局パターン通りにしました。

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 少し長めだとは思うのですが、フォーマル感の強い生地なので、かえってこの方が全体的に雰囲気が合うのではないでしょうか。
 やはりこの生地は、上下で着た方が素敵です。頑張ってスーツに仕立てて本当に良かったです。

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アネパターン: Sophie 衿付きボレロジャケット その1

【パターン】アネパターン、Sophie 衿付きボレロジャケット、38号  【作成】2014年3月
【生地】トゥルニエ ファンシーツイード(ポリエステル38% コットン17% アクリル27% ウール10% ビスコースレーヨン4% ナイロン4%)、アザト いのうえ にて購入

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 以前からあこがれていたトゥルニエのファンシーツイード。白地にゴールドとシルバー、6種類のボーダー。一目惚れして(しかも1200円/m!)、まずはスカート着分を購入してみました。こういうタイプの生地を身にまとうのは生まれて初めてで、派手すぎはしないかと心配だったので、シンプルなスカートだけを作ってみるつもりでした。ですが、届いた生地はラメがたくさんで想像以上にキラキラで華やか、それでいてとても上品で、これは全身で着てみたいと、ジャケット分を追加購入しました。
 ボーダーなので、柄合わせを考えるとパネル切り替えは避けた方が良いだろうと、2面身頃のジャケットに仕立てることにしました。ボーダー生地でジャケットというのは初めて。ある程度覚悟はしていましたが、やはり柄合わせが大変でした。裁断でも相当に頭を使い、それでも動く生地なので裁断中に少しずれたのか前身頃のボーダーが合わなくなってしまい、片方を裁断し直しました。多めに生地を買っておいて良かった。
 縫製も神経を使い、なんといっても生地が動くので、寸分違わず柄合わせをするのは至難の業でした。特に後ろ身頃中心と、2枚袖のはぎは合わずに何度も縫い直しましたが、もう、ぱっと見て柄があっているという印象が持てれば良し、と見切りを付けました。

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 こう見ても少しずれているのが分かりますが…凝視しなければそれほど分かりませんよね?

 柄生地なので、胸ポケットは省略して腰ポケットのみとしました。最初は中縫いをするつもりだったのですが、ポケットが小さめなので中縫いは難易度が高そうだったのと、なんといっても中縫いで柄合わせをする自信がなかったので、上からミシンでたたきつけました。中縫いの方がふっくらとして高級感がありますが、ツイードでそれほどミシンのステッチも目立たないので良いかなと思います。

 ボタンはあこや貝。パターンでは25ミリ指定で、25ミリのあこや貝ボタンを用意したのですが、実際に縫い付けてみるとあまりにも唐突で、ジャケットの雰囲気とまったく合わないので18ミリボタンに変更しました。私は、今後もこのジャケットでは18-20ミリのボタンを使用すると思います。

 裏つきジャケットを縫うのは久しぶりすぎて、途中「ここはどうすればいいんだっけ?」と考え込むこともしばしば。亀の歩みのような縫製でした。手順書も付いてはいますが、参考程度ということで、適時変更したり、他の本などを見て手順を追加したりしています。衿は、私は先に衿の形に仕上げてしまい、それを挟み込むように縫い付けています。身頃との継ぎの縫い代は指定通り割りますが。

 生地が生地だけに、通常よりも仕立てが大変でしたが、とてもとても気に入ったジャケットが出来ました。なんといっても生地が素敵です。

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 こんな風にとても凝った生地。写真ではラメのキラキラ感が上手く出せないのが残念です。

 このジャケット、想像したほどゆとりはありませんでした。インナーが薄手の春ならばこのようにボタンを全部閉めても問題ありませんが、冬は開けて着ることになると思います。開けてもキマル形です。

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    S1304ウエストゴム細タックスカート
    S1609セミハイウエストタイトスカート
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    P9903NEWカーゴパンツ
    P0100ワイドフレアーパンツ
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    258七分袖ブラウスジャケット
    265B 七分ラッフルブラウスジャケット
    286Jへちまカラーニットジャケット
    Sophie 衿付きボレロジャケット
    【トップス】
    5022BLシャツ
    573スタンドカラータンクトップ
    706ボートネックTシャツ
    585襟ぐりギャザーブラウス
    752Karen フレンチスリーブTシャツ
    ロングカーディガン 7Ohana
    7Tamao 衿ぐりギャザープルオーバー
    【ボトムス】
    916Sバイアスフレアースカート
    9013ストレートスカート
    914sマーメイドスカート
    9483Aラインスカート
    941台形スカート
    958車飛騨フレアースカート
    955 膝丈タックスカート
    9Lois 台形セミフレアースカート
    9Cavarie ミニタイトスカート
    Laurent パフシルエットタックスカート 

    【ワンピース】
    847スクエアネックAラインワンピ
    8Hemine フレンチスリーブ ストレートミニワンピース
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