ご案内


  • HNはsnow-yuki。「仕事にも着ていける服」をコンセプトに洋裁を楽しんでいます。

    カラー診断は「ピュアロマンチックタイプ」(夏タイプに相当)。

    夫婦共々運転免許を持っていませんので、旅行はいつも公共交通機関を利用しています。

    食物アレルギーがあります。パセリ、春菊、あくの強い山菜(蕗の薹など)、マンゴー、カモミール。さらに、2020年に小麦アレルギーを発症しました。少量なら大丈夫ですが、主食として小麦を大量に摂取することはできません。宿泊先選びではアレルギー対応の有無がポイントになります。

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作品一覧


  • Mパターン研究所
    【アウター】
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    J0641クロプトジャケット
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    B0100シャツ
    B0412後ろあきタンクトップ
    B0428ウエストシェイプブラウス
    B1605 セミフレアーブラウス
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    【ワンピース】
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ソニー デジタルペーパー・ケース

【パターン】なし 【制作】2017年9月 【生地】表布:BIRDLAND ネイビーMALAGA ライトブルー(cortinaにて購入)  裏布:GRES コットン(服地のひできレビュープレゼント)

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 ソニーのデジタルペーパーを購入しました。専用のカバーケースも市販されていますが、9000円もします。要は、傷つけずに持ち運べれば良いので、自分でケースを作ることにしました。
 口の仕様は、何もせずにただ開けておくか、マグネットボタンをつけるか、いろいろ考えましたが、ファスナーにすることに。付属のペン、磁石で止まっているだけで、何かの拍子に本体から外れてどこかに行ってしまいかねません。ファスナーで閉じてあれば、ケースから出てしまうことはないので安心かと。本当は、ペンは差し込むとか、物理的にしっかり固定される仕様だと良かったのですが。
 制作イメージとしてはクラッチバッグ。こちらのサイトを参考にしました。生地は、このはぎれ福袋から。足りないので、二つの柄を使用。面によって、かなり雰囲気の違うケースになりました。MALAGAの面にはエデン・ケーキのリボンをタグに見立てて付けました。裏には長財布と同じ接着芯を貼ってしっかりさせています。

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 型紙は特に作らず、製品が入っていた袋を参考に寸法を決定。一番問題だったのは口の長さですが、ペンが付いた状態でほぼ24センチ、24.5センチあれば出し入れは余裕です。ファスナーはYKK/3VS/ビスロン ファスナー/25cm (丸くて大きなスライダー)を購入。こちらのお店は無料でファスナーカットをしてくれ、メール便で送ってもらえるので便利です。5ミリカットしてもらいました。ですが、届いて自分の間違いに気がつきました。実際に開く長さは、ファスナーの長さより短いのですね。こんな当たり前のことに気がつきませんでした。すでに生地もカットしてしまって、脇の縫い代1センチの予定を0.5センチに変更してなんとかデジタルペーパーが入るようになりましたが…写真の通り、あまりにもぴったり。実際に使うときは、ペンを外してまず本体を入れ、本体を脇に寄せてからペンを付けることになりそうです。入ってしまえば、横は余裕があります。

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 内側は、昔々、服地のひできでレビュープレゼントとしていただいたはぎれを使用。GRESの大変凝った、素敵な生地なのですが、私の雰囲気には合わないので服など表のものに使用するのは難しそう。また、透ける薄い生地なので、芯地を貼って雑貨を作るというのも無理そうです。そして、こういう濃い色の生地をバッグなどの内布にすると物が見えにくくなってしまいます。でも、今回は入れる物が決まっているので、私以外誰も見ることのない内側に、贅沢にもこの生地を使うことにしました。
 ですが、表地の中に入れてみて分かりました。服地はやはり服地。中で安定しません。クラフト用の動きのない生地を使うべきでした。なんとか安定させるために、脇と底を、表地の縫い代に、できるだけ距離を長く手縫いで縫い付けました。これでようやく出し入れがしやすくなりました。

 いろいろ反省点はありますが、おしゃれな生地のおかげで素敵なケースが出来上がったと満足しています。

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伝兵衛バッグ その2

【パターン】バッグ作りの基礎ノート バッグくらいは作ってみたい [ しかのるーむ ]、子供のために1(88-89ページ掲載) 【制作】2017年9月 

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 6年前、夫に頼まれて、着古した伝兵衛Tシャツで手提げかばんを作りました(こちら)。そしてまた同じ依頼が。
 前回のかばん、持ち手の傾きが絶妙で大変使いやすいとのことなので、同じ型紙を使うことにしました。ただ、今回は縦長に。
 前回はわざわざ生地を買いに行きましたが、今回はすべて手持ちでまかないました。本体はこのパンツの余り布。手持ちの中では、この生地が一番Tシャツのえんじ色に合いました。ただ、かばんにするには、くったり感がありすぎるシルク混麻。なので、長財布と同じ接着芯を全面に貼りました。この接着芯、購入店も品名も忘れてしまいましたが、私にしては大量に購入したみたいで、まだまだあります。

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 後ろはシンプル。夫には、「お母さんが幼稚園児に作ったかばんみたい」と言われましたが、それはすべて、夫が持ち込んだ伝兵衛のせい。後ろは幼稚園児っぽくないですよね?

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 内側は別布にするつもりで、夫に手持ちの布からいくつか案を提示したのですが、表生地と同じが一番良いということで、同じで。ただ、本当はこちらも薄い芯地を貼るべきでした。表と完全に同寸なのに、たるんで脇が中で余ってしまいました。
 内ポケットはこの北欧はぎれ福袋 borasセレクトから。MALAGAです。生地として見ても素敵だと思いましたが、仕立てると本当におしゃれ。持ち手にも使いました。クロバー持ち手接着芯を貼って、2枚を縫い合わせています。裏側は本体と同じ生地。
 それから、エデンのお土産チョコレートケーキについていたリボン。これがしっかりとした良いサテン生地で、捨てるには惜しいので持ち帰りました。タグにしてみたら、大人っぽくてかっこいい。カナダの思い出も入ったかばんになりました。

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エコバッグ -母用-

【参考パターン】バッグ作りの基礎ノート [ しかのるーむ ]エコバッグ1 【作成】2014年5月

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 正月に帰省した際、母に財布を新調してあげると言ったら、エコバッグも作ってくれないかと言われました。この大きさで、と紙袋を渡され、マチなし、肩からも掛けられるように、折りたたんで持ち運べる、というのが希望でした。生地は、この財布とお揃いで、ということなのでセットという感じ。
 あらためて渡された紙袋を計ってみると32×27センチで、エコバッグとしては小さすぎるのでは?と思いましたが、当人の指定ということでこの通りの大きさにしました。仕立ては『バッグ作りの基礎ノート [ しかのるーむ ]』のエコバッグ1を参考にしました。今回、多用したのがフューズラインテープ/FL-25。ずっと前に買って、使わずに死蔵していました。最初、母には「接着芯を貼って」と言われましたが、全面に貼ったらしっかりしすぎて「折りたたんで持ち運ぶ」という用途には向かなくなるので、見返し部分だけにこのフューズラインテープを貼ってしっかりさせました。折り返しラインにスリットがくるように。それから、持ち手もこのテープを貼ったものを4枚用意し、スリットで折り返して、2枚ずつ両端をミシンで縫い合わせました。なので、かなりしっかりした持ち手です。ただ、見返しの中に折り込む部分に厚みが出過ぎてしまったので、両端はテープを貼らない方が良かったみたいです。
 それからもう一つ大活躍したのが熱接着両面テープ 5mm。しっかりしたクラフト用の生地なので、まち針で留めると布が重なった部分がよれそうだったので、ほとんどの箇所は接着テープで固定して、まち針で留めずにミシンをかけました。

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 利便性を考えて吊りポケットも付けておきました。ポケットとバッグの両端はバイヤステープでくるみました。なんとなくお財布とイメージが同じになるようにブルーで。

 単純なバッグですが、使いやすいように自分なりに工夫して仕立てました。愛用してくれるといいのですが。

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 肝心のお洋服が全くアップできていませんが、1ヶ月ほど前にジャケットが完成しました。4月は洋裁の時間がとれないので、ゴールデンウィークにスカートを作ってスーツにするぞ、そしてブログにアップするぞ、と考えていました。ですが、ゴールデンウィークの予定をよく見るとほとんど家におらず、仮縫いがせいぜい。早く作らないと季節が終わってしまうので、急がないといけませんが。

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長財布 その4 -母用-

【パターン】たまねぎ工房主催ワークショップで使用したパターン(佐藤 なを美さん作) 【作成】2014年2月

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なんだか財布その3とまったく同じに見えますが、一応別物です。
昨年、母に財布を作りましたが、正月に帰省したらもう見るも無惨なほどぼろぼろになっていました。とっておきの素敵な服地はぎれを使ったのですが、凝った織りゆえに、耐久性に欠けていたようです。使用頻度が高い小物はクラフト用の生地を使うべきだと悟りました。
そこで新しく作ってあげることにしたのですが、できたてほやほやの私の財布を見て、それと同じが良いというので同じ生地を使うことにしました。このチューリップ生地、まだまだ大量にあるので。中も使用生地はほぼ同じです。カードポケットを麻混の薄緑の生地にしただけです。

実は、ちょうどこの財布を作ろうとしていたときに、なを美先生がコインポケットを試作してくださっていました。その作り方手順を教えていただき、まずは1月に作った自分用の財布に追加で付けてみました。やはり、私はあった方が便利なので、母用の財布にも付けることにしました。中央のブルーのポケットがそれです。ちょっと分かりにくいですが。同じくコインポケットを付けてお財布を作られたarunさんが、ブログでとても分かりやすい記事と写真をアップしていらっしゃいますので、そちらもご覧いただけると良いと思います(こちら)。専用のコインポケットを作ったことで一番外側のポケットが両方空いたので、私は片方に千円札と五千円札、もう片方に一万円札を入れています。少し、お金の管理がしやすくなりました。

それから、タイミングの良いことに、なを美先生がプロセス写真付きの詳細な制作手順を作ってくださいました。今回はそれを見て作りましたので、細かな違いにはなりますが、より良く作れているのではないかと思います。私が忘れてしまったのか、ワークショップで聞き逃したのか、「これは知らなかった!」という手順やコツが満載で、かゆいところに手が届く手順書をあらためて作ってくださったなを美先生には大変感謝しています。そのおかげで、絶対無理!と思っていたパイピングを表からミシンから叩く作業もできました。ただ、裏側はもっときっちり折り込んだ方が良かったなと反省。ミシンが落ちてしまうのではないかと心配し、余裕を持たせて折り込んでしまいました。

もう一つの今回の進歩はファスナー。このお財布は長い1本のテープ状のファスナーを使うのがデフォルトなのですが、それを自分で用意するのは無理と、前回の母の財布ではフラットニットファスナーを使用しました。ですが、なを美先生にお聞きしたところ、フラットニットは柔らかいので向かないとのこと。長いコイルファスナーの上下を切ってスライダーを外せば、簡単にテープファスナーを作れるそうなので、試してみることにしました。買ったのは YKK3コイルオープンファスナー 70cm。引っ越してから徒歩圏内に手芸店はなく、バスで行ける行ける一番近い店もコイルファスナーは扱っていませんでした。ということで、通販で買いました。送料がかかっても交通費よりは安いので。ただ、ネットで探しても、70センチのコイルファスナーを扱っているところはほとんどなく、唯一見つけたオカダヤで買いました。このお財布には70センチ必要です。

先日、ハーフサイズパースとカードケースの型紙も付いたフルセットバージョンを購入したので、また別サイズでも作ってみたいです。

***
先週、生地ののみの市に行ってきました。最終日の前日だったので生地は開始当初と比べると激減していたらしいですが、それでも「欲しい!」と思う生地はあったので、5000円近く買ってしまいました。ツイード生地3種とニット地4種。あまりの激安ぶりに舞い上がってしまい、気がついたら持ち帰れない量になっていました。私の縫いペースを考えると多すぎ…。そして、3月は洋裁の時間がとれる貴重な月なのですが、今日ミシンのメンテナンスに来ていただいたら職業用ミシンの釜にスパッと亀裂が入っていることが判明。これはメーカーに修理に出さなければいけないそうで、そのまま持ち帰っていただくことになりました。返ってくるのに2週間くらいかかるそうです。

<3月4日追記>上でリンクしたファスナーですが、これは衣料用の3コイルファスナーで、今回のお財布には向かないそうです。かばんなど向けの、しっかりしたコイルファスナーが良いとのこと。洋裁ではいつもコンシールかフラットニットしか使っていないので、ファスナーへの配慮がまだまだ足りませんでした。

<3月10日追記>ミシンですが、亀裂が入っていたのは「「糸切りカム」というプラスチック製の部品でした。私のミシンは「SPUR 98 special」ですが、この型番のミシンですと、経年劣化でこういった破損が見られることが良くあるみたいです。


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長財布 その3 -2014年バージョン-

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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2013年は、スカート3着、ジャケット1着、バッグ一つ縫っただけでした。2014年は時間の使い方をもう少し上手くして、今少しパワフルになって、もっとたくさん服を縫えたらいいなと思っています。
それから、ミシンの時に姿勢をよくすること。ワークショップの写真を見て、自分が他の方々よりも飛び抜けて背中をまるめて縫っているのに驚きました。背筋を伸ばし、作業はてきぱきと。たまねぎ工房店主のルームシューズ制作動画を見て、その手際の良さに感銘を受けたので、私もちょっとでも近づけるように頑張りたいです。とりあえず、万国旗縫いをできるだけ取り入れるようにします。

***

【パターン】たまねぎ工房主催ワークショップで使用したパターン(佐藤 なを美さん作) 【作成】2014年1月

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ワークショップで作った長財布を1年半、毎日毎日使い続けたところ、さすがに表地が汚れ、パイピングは所々裂け、使用に耐えない感じになってきました。そこで、新たな年を新たな財布で迎えることにしました。誕生日も1月1日ですし。
年末に作り始め、本当なら年内に作り終えるはずだったのですが、予定外に仕事に時間が取られたため昨日の元旦に完成しました。

使用した生地は次の通り。
【表地】何年も前に衝動買いした、フランス アンジャルダンオンプリュの生地
【裏地、ポケット大】麻混綿生地(このワンピースの残り生地)
【ポケット小】コットンカットボイル(このブラウスの残り生地)
【パイピング】綿生地(このブラウスの残り生地)

私のなかでは、なぜかこの財布は「手持ちの生地で作る」がテーマになっています。なので、残った生地をあれやこれや引っ張り出し、組み合わせをどうするかいろいろ悩みました。こういう、生地の組み合わせを考えるのも、このお財布を作る楽しみの一つです。表地も候補は他にもありましたが、2.5メートルも買ってしまい、今まで一度も使っていないこのチューリップ柄にしました。
この財布作りで一番の難関はパイピングだと思います。今回は表地がクラフト用だったためか、とてもしっかりしていて、折れる部分を開いて表からミシンをかけることができず、パイピング生地はカーブ部分のみ表から、直線部分はすべて内側からミシンをかけて縫い付けました。表からの落としミシンもぐるっと一周することは無理なので、手まつりにしました。

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これまでは一番外側の仕切りに硬貨を入れていましたが、深くて取り出しにくいので、今回はカードポケットを減らしてここに入れるようにしてみました。使い勝手はこれから検証します。また、財布の寸法も5ミリ高くして、紙幣を入れるのにもっとゆとりを持たせました。
なんとなく色合わせを重視して小ポケットをカットボイルにしましたが、さすがに生地が弱すぎました。使えないことはありませんが、やはりある程度目の詰まった、しっかりした生地を使うべきだったと反省。

新年を新しいお財布で迎えるのはとても気持ちがいいです。これからは、財布の新調を私の元旦の伝統行事にしたいです。

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畳ヘリのパスケース

【形状】パスケース(佐藤なを美先生作) 【素材】畳ヘリ 柄THV-20

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 先日参加した佐藤なを美先生主催の畳ヘリバッグ・ワークショップで、おまけとしてパスケースの作り方と材料一式をいただきました。畳ヘリは選べましたが、これは夫に作ってあげようと思い、夫の好きな肉球柄を選択。この週末に作ってみました。
 作り方は簡単です。ただ、両端のダブルステッチを縫うときに、口の部分がかなりの厚み・段差になるのでパワーのあるミシンでないと厳しいと思いました。Suica入れに使うそうなので、それに合わせて両端のステッチを入れました。内側ステッチは端からちょうど5ミリです。
 唯一心配だったのがハトメ。ハトメを打った経験はまったくなく、工具も持っていなかったのですが、たまねぎ工房のルームシューズを作ってみたいと型紙と副資材を買ったので、これを機に工具をそろえました。ハトメ打ち具#200木槌(タイコ)です。穴あけは手元にあったクロバー/N パンチを使いました。これだとちょっと穴が小さいのですが、ぎゅっと押し込めば大丈夫でした。穴が大きすぎるよりは良いでしょう。道具のおかげか、ハトメ打ちは練習なしで簡単に上手くできました。

 とてもとても軽いパスケースです。カードがすっぽり入ります(左の写真がカードが入った状態)。ハトメとチェーンが付くとずいぶん見栄えが変わりました。

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ワークショップで畳ヘリバッグを作りました

【形状】グラニーバッグMサイズ(佐藤なを美先生作) 【素材】畳ヘリ 陽THO-43

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佐藤なを美先生(ブログはこちら)のワークショップに参加して畳ヘリバッグを作りました。
正直、畳ヘリバッグは実物を見たことがなく、どのようなものかよく分かっていなかったのですが、ツイッターで話題になったり、なを美先生のブログでいろいろな作品を目にするうちに「一度作ってみたい」と思うようになりました。今回、その佐藤なを美先生が畳ヘリバッグのプライベートレッスンを開催してくださるというので、思い切って参加しました。
グラニーバッグかトートバッグ、どちらかを選ぶことができましたが、グラニーバッグの方が作りやすく、畳ヘリバッグ初心者向けというのでこちらを作ることに。トートバッグにもとてもとても心惹かれたのですが…グラニーバッグも裏地をつけることが出来るということで、ここはお勉強ということで裏地をつけることにしました。裏地用の生地とポケットは事前に指定サイズにカットして当日持参しました。
畳ヘリも、あらかじめ希望のものを選び、先生がまとめて注文してくださいました。手芸で使う畳ヘリというものを見たことがなく、サイトを見ても色や素材感、そして出来上がりがなかなか想像できませんでした。本来、グラニーバッグには柔らかさのある綿混のヘリが向いているそうですが、結局、色を優先させて「陽THO-43」にしました。

さて、ワークショップ当日。開始の10時少し前に到着すると、参加者のほとんどはもっと早くに来ていたようで、ミシンの使い方の説明を受けていました。早くもここで出遅れ。
そして、作業が始まってからも、畳ヘリバッグ作りというものをまったく「予習」してこなかったために何をどうすればよいのか、配付された説明書を見てもピンと来ず、次の段階に移るたびに先生の個別指導を待つ状態。そして、何をするのにもなかなか要領がつかめず時間がかってしまいました。

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それでもなんとか作業を進め、タックを寄せて入れ口布と縫い合わせ、バッグの形になってきたときにはたと気がつきました。「いったい、いつ裏地がつくの?」ときすでに遅し。裏地も、わざわざ注文した入れ口用のマグネットボタンも、もはや付けられない状態まで縫ってしまっていました。そういえば、先生は裏地のタックの説明をしていました…ただ、どちらにしても私が裏地を付けるのは時間的に無理でした。裏地は布きれ一枚の状態で持ってきましたが、その場で縫い上げる時間などありませんでした。でも、やはりポケットはあった方が良いと、急遽吊りポケットをたたきつけました。そんなわけで、非常にシンプルな内側です。

他の参加者が次々と作品を完成させ作業を終える中、私は遅れに遅れ、最後はヘリを折って持ち手の形にするとか、片付けなどを手伝ってもらってどうにか完成、無事、先生にカシメを打ってもらえました。極端に完成が遅れた私のせいで皆さんをお待たせすることになり、申し訳なかったです。

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持ち帰ったときは、まだしつけがついたまま、全体的にちょっと微妙な仕上がりでしたが、家でシームオープナーを使って脇の縫い代をきっちり割り、タック部分も上から8センチくらい、これもシームオープナーで表裏からぎゅっと押さえてしっかり折り目をつけ、マチもしっかり出して形を整えたら、ずいぶんと見栄えが良くなりました。爽やかで軽いバッグが出来て嬉しいです。「陽」の素材感のせいか、グラニーバッグのイメージとは少し違う、かっちりしたバッグになりました。

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長財布 その2

【パターン】たまねぎ工房主催ワークショップで使用したパターン(佐藤 なを美さん作) 【作成】2013年3月

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たまねぎ工房主催のワークショップで作った長財布。作った翌日から、毎日これだけを使い続けています。昨年、母にボレロを編んでもらったので、お礼に母にもこのお財布を作ることにしました。

使用した生地は次の通り。
【表地】ヨーロッパ服地のひできからいただいたemanuel ungaroのはぎれ
【裏地】ウールジョーゼット(このスカートの残り生地)
【ポケット大】麻混綿生地(このワンピの残り生地)
【ポケット小、パイピング】綿生地(このブラウスの残り生地)

「服地のひでき」は当初、ショップで購入した生地で作った作品を写真で送ると、生地の端布をプレゼントしてくれました。もう、10年近く前にあったサービスです。送られてくる生地はどれも本当に凝った素敵なもので、なぜかネットショップでは見かけないものばかり。今でも当時いただいた生地の多くを大切に保管していますが、今回、中でも特に気に入っていたウンガロの生地を使うことにしました。

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こんな感じの凝った生地。写真が暗くてすみません。実物はもう少しはっきりした色合いです。プレゼントなので、手に取るたびに気持ちが明るく、ちょっと華やぐものをと選びました。中も、表地のイメージをそのまま再現する感じで。全部、手持ちの生地ですけれど。

母にワークショップで作ったお財布を見せたところ、高さをもう少し出して欲しいといわれました。ということで、5ミリ高くしました。ですが、それに合わせてお札用ポケットも5ミリ高くしてしまいました。出来上がって、これは失敗したとちょっとへこみました。中にお札がすっぽり入るようになってしまったのです。デフォルトはお札の頭が見える高さで、これによりお札の出し入れがしやすくなっていたのに。そんな、パターン作者の細やかな工夫に気がついたのは、今回のサイズ違いバージョンが完成したあとでした。でも、多分母は、お財布にというよりは、適当なもの入れとして使うでしょうから、大丈夫かな、と思ったり。次回作るときは、お札ポケットの高さはデフォルトを厳守です。

やはり、一番の難関はパイピングでした。ワークショップではミシン仕上げで、もう私の財布は、とても他人様にはあげられないパイピング仕上がりでした。今回、表地にバイヤステープを縫い付け、折って縫い代をくるもうとしたところ、テープの巾が少なすぎたようでミシン目を隠すには少ししか折り込めません。特に、カーブ部分がギリギリ。これで表からミシンで叩いても縫い目を隠すのは無理ということで、手まつりに変更しました。この方が、私の場合は安全・確実。

所々、ワークショップでの注意事項やコツを忘れてしまい、「あれ?」となった部分も、サイズ変更の仕方での失敗もありましたが、全体としては、美しい色合いのお財布(ポーチ?)ができあったと満足です。使ってくれると良いな。

高校卒業まではよく小物を作っていましたが、20代は手芸から完全に遠ざかり、結婚後、洋裁を始めてからは小物はほとんど作らなくなりました。でも、このお財布は、この小さな空間の中に自分の世界をぎゅっと詰める感じがして、生地選びから楽しく作ることが出来ました。

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リメイク巾着袋

Kinchaku

結婚前に夫にプレゼントした秋冬パジャマ。あれから約14年、毎年着続けていましたが、昨年とうとう破けて捨てることに。でも、せっかくの思い出のパジャマなので記念に巾着袋を作って欲しいと頼まれ、このたびようやく縫いました。
一番痛みが少ない背中部分の生地を使うことにしました。でも、さんざん着て洗濯を繰り返したので、生地もそれなりに弱っており、一枚仕立てではすぐにだめになりそうだったので裏つきに。加えてブラウス用の接着芯を全面に貼り強度が増すようにしました。また、表よりも裏の方が色落ちが幾分ましだったので、裏側を表として使うことにしました。裏にはこのブラウスジャケットの残り布を使用。仕様・縫製は手持ちの巾着袋を参考にしました。結構かわいくできたかなと思っていますが、夫によるとかわいい度が足りないそうです。どうやら、アップリケもして欲しかった模様。

先週で今年度の仕事が一段落し、ようやく今週末から洋裁の時間がとれそうです。本当なら春物を縫うべき時期でしょうけれど、私の場合、秋冬でまとまった洋裁時間がとれるのは正月と2月中旬から3月末まで。今縫わなければ冬生地在庫はいっこうに減らせず、冬物の補充も出来ないので、やっぱり冬物を縫います。

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ワークショップで長財布作り

たまねぎ工房主催のワークショップで長財布を作りました。
募集案内はこんな感じで出ました。第1回のワークショップ記事はこちら

講師の佐藤なを美さんが作られる数々の生地違い長財布をネットで拝見し、私も自分のお気に入り生地でこんなふうにいろいろお財布を作れたらいいなと思って参加してみました。そして出来上がったのがこんなお財布。

Out

In

4種類のキットから選んで作ります。生地、ファスナー、チャームはすべて店長さんのセレクト。私はキュートフレッシュっぽいマリメッコセットを選びました。この配色センス、さすがです。

普段から作業の遅い私でも、用意周到なキットと考え抜かれた合理的な制作方法、そして佐藤なを美先生と店長さんの個人サポートにより無事完成させることができました。一番ビリでしたけどね…他の方は談笑をしながらミシンを踏む中、私は一言も話さず、最大限集中して必死に作ったのですけどね…

***

この春、ひょんなことで洋裁ブロガーの方とお会いする機会があり、それをきっかけにご近所の洋裁好きの方々ともお知り合いになりました。ブログを始めて10年近くになりますが、多分私は洋裁ブロガーの方々と直接会うことはないだろうなと思っていたので、自分でも意外で、なにかちょっと視界が開けた感じでした。そこで、ここは思い切ってワークショップにも参加してみよう!と。参加してみて本当に良かったです。長年ブログを拝読していた方々にも初めてお会いできました。共通の趣味を持つ方々とお話しするのはとても楽しいものですね!

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