【パターン】たまねぎ工房、スノードロップ(前タックスカート)、38号 【作成】2015年3月 【生地】ニット・ツイード(イタリア)コットン34% ポリエステル36% アクリル22% ナイロン8%(アザトいのうえ にて購入)
昨夏のエーデルワイスと同じ生地の色違いです。本当は夫のカーディガン用に買った生地ですが、エーデルワイスを作ってみて、ニットとはいってもほとんど伸びず、布帛感覚で使用した方が良いことが分かりました。これでカーディガンを作ってしまったら着心地が悪くて夫は着ないだろうと思い、何か私の服に仕立てることにしました。ただ、夫に合わせて買った色なので、私の顔周りにもってくるには色が暗すぎます。でも、スカートならほどよく大人っぽくキリッとなるかも、ということでこの生地に良さそうなスカートの型紙を検討していました。
ただ、所詮はニット。それなりに伸びます。また、腰がなく柔らかい生地なので、ファスナーを付けたら生地がファスナーに負けてしまうのではないかと心配でした。そんな中、たまねぎ工房から「スノードロップ」が発売。ゴムスカートなのでファスナー問題はありません。また、こういう色なので、タックかギャザー入りの、ふわっとしたかわいらしさのある形が良いだろうという、私の希望にも合っています。
前作のコートはすっかり季節に取り残されましたが、今回は季節を先取り、5月頃から着られそうなスカートができあがりました。ハリは一切ないので、それほどタックは主張せず、おとなしいスカートになると予想していたのですが、想像以上にふわっとなりました。でも、横はスッキリしたシルエットが良いと考え、後スカートのギャザーが両脇にはほとんど入らず、後に集中するようにウエスト調整してみましたが…
やりすぎたためか、後がぱっかりと二つに割れていました。写真チェックでようやく判明。履いているときはまったく気づかず。もっとギャザーを分散させなければいけませんでした。みなさんもお気をつけください…
前スカートのタック、完全に左右対称にするのが案外難しいようでした。最後に履いてみて、上の方が微妙に出方が違うのに気がつきました。タックの重なり、縫い代部分まできっちり目配りしないといけませんね。それから、タック部分は相当に布が重なり、厚みが出ます。なので、出来るだけ薄い生地を使った方が良さそうです。
私はポケットは使わないので、ポケットはなくても良いかと思いましたが、これもデザインということでデフォルト通り付けました。ただ、今回のように薄くてふわふわした生地だと、タックにポケットがまぎれ込んでタックが膨らんでしまうことがあり、履くときにポケットも整えています。こういう生地はポケットなしの方が良いのかも。
私はあまりもっていない、ふわっとした軽やかなスカートが出来て、着こなしのバリエーションが広がりそうです。これからの季節、たくさん履きたいです。